魅了チートで始まるハーレム生活   作:絶対豆腐主義

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7話

『キャァァァァアアア!!』

 

耳を劈く歓声は和斗を襲った。

何故、和斗は歓声を浴びているかと言うと。

 

ここは親衛隊が各国から脅して、否、お願いして無人島を改造して国にした場所だ。

その国は親衛隊の天才科学者が作り上げた謎の兵器により地球上全ての状況を把握している。更に、宇宙に打ち上げた宇宙兵器により地球上全ての場所へレーザーを撃てる。

その国の名は『アヴァロン』

 

 

そんなアヴァロンに到着した和斗は、大型船からの景色を楽しんでいた。

海からの潮風が撫でる様に通る。

潮の香りを楽しみつつ、和斗は呟いた。

 

「ちょっと待て。何故俺は船に居る」

 

尤もだ。話は三日前に戻る。和斗は妹との運動会をした後、ベッドで寝ていた。そして起きたら船の中。甲板に出ると、船員が30人は働いていた。和斗に気付くと水を打ったような静けさを放ち時折「和斗様素敵…」などと聞こえる事から親衛隊が船員だと言える。

そんな状況になり、仕方無く黄昏ていた。

 

そんな和斗に近づいたのが、左目に眼帯を付けて軍服を着た大柄な女性だ。

女性は2mはありそうな身長だ。

和斗は自然と見上げる視線になる。

そんな女性が頬を染めながら

「あ、あの…6年前に人身売買の事件から救って貰った親衛隊7番隊改中級隊員のレティアです…あの時はありがとうございました!」

レティアは瞳に涙を溜めながら頭を下げた。

そんなレティアの頭に手を置いたのは和斗だった。レティアはその行動に驚いたのか、顔を上げた。すると、そこには優しい笑顔を浮かべた和斗だった。

「あの時、俺に警戒してた子だよね。一生懸命皆を守ろうとしてた君がこんなに成長してたなんて…前までこんなだったのに」

和斗は何かを摘むように豆粒程の大きさと表現するかの様に指を動かした。

レティアは、思わず反論するも和斗は揶揄うように言って来る。

そして最後に和斗は

「皆は元気にしてる?」

レティアは知っていた。

和斗が恐ろしい額を出して、色々な所に頭を下げて自分達孤児に暖かい家庭をくれた事を。それを偽善者と言うのは簡単だが、果たして和斗が自分に行った事を出来る人間はどれくらい居るか。

そして、養子になった全員が親衛隊になった。中には男も居たが、和斗を慕う者に男女関係無しだ。

(魅了チートの反動効果で、同性からの好感度は上がりにくい。その事から男の隊員は少ない。親衛隊全体で300人程である。だが、300人全員が和斗を恋愛対象に見ていた。頑張れ和斗)

 

「はい。元気です。皆親衛隊に入って和斗様の為に働く事に幸せを感じてます。」

そう笑顔で言う彼女は、幸せを体現した様な笑顔を浮かべていた。

 

 

ドンッ

 

重厚な砲撃音が海に響いた。

レティアは右手を和斗の後ろへ突き出すと、掌から光が漏れ出した。

「No.126580レティア変身」

そう呟くと光がレティアを包み形を変えた。レティアは軍服からフリフリのドレスになった。黒のフリフリドレスを着たレティアは苦虫を噛み潰した様な顔をすると呟いた。

「上級妖怪一匹か」

そこには両肩に砲台を載せた黒い何かだった。和斗はその黒い何かを知っていた。

「上級妖怪ガムラ」

ガムラは、砲台を発射した。

重厚な砲撃音を聞いたレティアは右手に光を溜めて刀を作り出した。

レティアは横に一閃、砲弾と一緒に黒い何かは断末魔を上げて消滅した。

その直後に黒い何かが居た所の空間が歪んだ。

 

「やはり、上級妖怪じゃ無理か」

出てきたのは、目玉だった。

「闇の昼幹部のモレリア…何故ここに」

レティアは驚愕を隠せなかった様子、

目玉は和斗らの方を向くと光った。

レティアは危ないと思ったのか動こうとしたが、何かがレティアを縛っていた。

 

 

そして、レティアに光による光線が当たる直前で何かに当たって消えた。

 

「おい。目玉…なに頭おかしい事してんだ…俺の前で攻撃するとかいい度胸だな」

 

 

ーーーー説明マンーーーー

モレリア

闇の昼幹部で、妖怪を生み出す能力と相手を縛る能力と光線を放つ能力を使う。

ちなみに、親衛隊が本気を出せば闇の昼は一日で壊滅する。だが、それは周りの被害を考えない場合だ。和斗が、世界の破壊を望んでいない為に闇の昼は戦力が大きくなる度に潰している。そんな事を知らない闇の昼は、相手が本気で潰しに来てると思ってる。

 

レティア(19)

和斗の前だと甘々だが、他では鬼教官として怖れられている。大学では美女な彼女に惚れて告白する男女が多数。だが、男は彼女が和斗に惚れてるのを分かっているのか和斗を下に見る発言をするのだが、彼女は親の仇を見る様な視線で見て「くだらん男だ」と翌日から存在を認識されなくなる。

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