蒼鬼「タイムリミットは後....カップラーメンか」
明久(ゼロ)「できるだけ、鬼を消さなくちゃね」
鬼をできるだけ倒しながら皆のいるFクラスへと向かっている
三分後か五分後かはわからないが
もとの世界に帰ってしまうようだ
明久「......ハァ...ハァ..」
蒼鬼「おい、早くしないと麺が伸びてしまうぜ」
明久(ゼロ)「電撃をフィードバックで受けたら....まあ、さすがに堪えるよね」
雄二や康太に担いでもらって移動している
はっきりいって今の自分は迷惑しかかけていない
自分の手で守ると決意したのに..
足を引っ張るばかりだ
僕はどうしたら....
鬼×10「................」ダダダダダッ
蒼鬼「おほっ!また来たまた来た!」
明久(ゼロ)「10人?...10体?...まあ、どちらでもいいや」
蒼&明ゼ「「ぶっ飛ばす!!」」
彼らは戦場と一体化
この事態を自分達の力に呑み込ませていた
僕は無能
なにもできない
また、誰も守れない
皆を救えな『キショイよ!』
明久(ゼロ)「こっちの自分を見てると本当に情けないよ...すぐに落ち込む...すぐに悩む
腹がたって仕方がないよ...」
明久「............」
明久(ゼロ)「言い返す気力もないの?....本当にダメだなこりゃ....」
逃げたい
逃げだしたい
全てを捨てて逃げ出したい
明久(ゼロ)「ねえ、君には何があるの?何ができるの?」
皆を守ること....
明久(ゼロ)「君には力もないよ。無力だよ。仲間なんていないよ。家族だっていない。」
明久「.....やめろ」
明久(ゼロ)「皆が死ぬのを眺めてればいいんじゃない?」
明久「やめろ!」
明久(ゼロ)「だって、君には誰も守れないんだから!」
明久「やめろっていってんだろ!!」バガッ
僕はおもいっきりもう一人の自分を殴り飛ばした
明久(ゼロ)「.........いて...」
明久「ハァ..ハァ..ハァ..ハァ......あれ?」
気がついたら僕は真っ白い空間にいた
寒くもない、暑くもない、空気がない、なにも感じない
明久「こ、ここは...どこ?」
誰もいない
雄二たちは?鬼はどこにいるんだ?
明久(ゼロ)「たく、少しは手加減してよね...」
ただ一人、もう一人の僕がいた
明久(ゼロ)「で、どうだった?」
明久「な、なにがだよ」
明久(ゼロ)「さっき君にいったことだよ?」
明久「...........ここはどこだよ」
明久(ゼロ)「ん?...ああ、ここねここ!ここはあれだよあれ!閉鎖空間ってやつ!」
閉鎖空間??
明久(ゼロ)「まあ、僕と君しか入れない特別な空間だけどね...あ、でも、他の明久も入れると思うよ!」
明久「....そうなんだ」
明久(ゼロ)「ありゃりゃ?あっさりとしてるね。もうちょっと驚いてもいいのに...」
明久「.............」
明久(ゼロ)「ハァ~…またこの繰り返しなのかな?
ねえ、君は自分の答えをちゃんと見つけてるの?」
明久「わからない」
明久(ゼロ)「『わからない』か、まあ、君には色々あったようだし僕にはわからないのかもしれないもんね。だけど、一つ言わせてもらうとだね
このままだと、みんな死ぬよ?」
明久「....何をいってるんだ?」
明久(ゼロ)「言葉の意味通りだよ。全滅するってこと」
明久「だから、何をいってるんだよ!」
明久(ゼロ)「信じるか信じないかは君しだいなんだけどさ
僕って未来が見えるんだよね」
本当にこいつは何をいってるんだ!?
明久(ゼロ)「うん。忠告はしといたからしっかりとしてね」
明久「ま、待てよ...」
明久(ゼロ)「ん?」
明久「お、お前はさっきからなにいってるんだよ!答え?全滅?未来?意味わかんねえよ」
明久(ゼロ)「意味ねぇ~...まあ、どうだっていいけど、この場において意味なんて関係ないんじゃないの?この空間にだって疑問がありありでしょ?」
明久「.....なんなんだよクソッ。」
明久(ゼロ)「僕が言いたいのはね、君の覚悟がそのままだったら仲間は死ぬ
また、君は誰も守れないってことだよ
一回、悩むのも考えるのもやめて認めたらどうだい?」
明久「認めろっていったって....」
明久(ゼロ)「最初に言ったけど、君には何も守れないよ。
それは未来を見たからだけじゃない。君の心の中がまだ、そう思ってるんだよ」
明久「............」
明久(ゼロ)「本当は気づいてるんでしょ?あの声が僕の声ではなく自分の声だったって」
そうだ。最初に僕を苦しめたあの声は僕自信の心の声だった
それは非常に小さく、心の奥底に閉じ込めてあったようだ
認めたくないのだろう、あの時のことを
家族が死んだこと
自分のどこかで何かが制御している、そんな気がする
だから、わかっているのだ
また、自分はなにもできないと
誰も助けられないと
そして、助けられてしまうことも
全部わかっているのだ
だから怖い
だから認めたくない
だから自分は弱いのだ
どうすればいいのかわからないのだ
明久(ゼロ)「君は強いさ、それは誰にもかなわない力だよ」
明久「.........」
明久(ゼロ)「もうそろそろいいんじゃないの
自分を認めても!」
明久「.....うん」
明久(ゼロ)「君は僕とは違う。過去や未来なんて言葉に縛られない自由な人間だ
もう、飛びたてるよ、自分を信じれば」
それはとても長くて温かい時間だった
厳しく、優しかった
彼はいったい?
雄二「おい!起きろ明久!」
明久「..........うう..」
康太「.........起きたか」
気がつけば僕は倒れていた
明久「こ、ここは...」
雄二「なに寝ぼけてんだ?早く逃げるぞ」
明久「み、皆は!?蒼鬼にもう一人の僕は!?」
康太「........大丈夫か明久?」
雄二「疲れて変な夢みてんじゃねえぞ!ほら!立てるか!」
康太「......早くFクラスに行こう。皆、待ってる」
とても、不思議で、おかしなコラボは幕を閉じた
明久「.......ありがとう」
蒼&明ゼ「「おう!」」
と、聞こえたような気がした
コラボありがとうございました!!
イヤー今回は展開が早くてすみませんでした!!
蒼鬼「疲れたー!」
明久ゼロ「まったくだー!」
(^o^ゞ