バカとテストと守りたい物   作:まーぴん

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あー、ホントに久しぶりです。
受験生って大変です、どうもup主です。

待っててくれた人ありがとー!
では、始めます!








バカはケリをつける

 

 

不思議と目が離せないのは俺だけではなかった。

 

明久は…いつだって誰かのために自分を犠牲にしている

でも、明久は犠牲だなんて思っていない。それが彼の一番の幸せで生きる尊厳でもあるような、そんな感じ…

でも、でもね、たまに今にも消えちゃいそうな、そんな瞳をするときがあって…、

 

いつしか木下姉が言っていたことだ。

 

いつか自分のためだけに戦えるような、そんな日が来ればいいのだけれどね、そしたら、本当の意味で彼にとっての幸せが訪れるような、そんな気がするのよ。

 

「なあ明久、お前さ…」

 

不意に出た言葉はあいつには聞こえていなかった。

 

「あー…」

 

この戦いが終わったら全てを話そう、話してくれ。

だから、俺はそれまで待つことにした。

その時にはきっとあいつは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学園長、これはそういうことですか?」

 

「…ああ、そういうこととしか言えないよ」

 

俺は鬼と呼ばれている元々は人間であった遺体から確かな情報を得ることができた。

 

「この仮面を被ると対面した対象者の個人情報が写し出されていた、…これで探していたんだな」

 

俺はこれを試しに被り秀吉と康太を見たあとあいつを見た。そしたら予想通り、この仮面にはcapture target(捕獲対象者)というコマンド見たいのが写し出された。

 

「どうせ、捕獲後は殺されるであろうが、この鬼ごっこで吉井の立場上では生け捕りということ、そして吉井を発見して生き残った鬼がいるのならどうすると思う?」

 

「きっと、何らかの報酬目当てで横取りされないように明久がいることは黙秘にするだろう、じゃなきゃ2度目の鬼ごっこで既に俺らは灰になってただろうな」

 

「ふー…」

 

次の作戦を考えるべく学園長室を後にし、Aクラスにと戻ることにした。

 

「あいつらはうまくやってるか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「開けなさい!失礼よこんなの!」

「横暴です!吉井君はこんなことしてはダメです!」

 

Aクラスから少し端にある資料室のようなところの入口の外に僕、吉井明久はいる。

 

「さて、どうしようかのう」

「縛り首…」

 

雄二曰く、あの鬼の仮面を被って直ぐにお前を探してくるとのことで、これを好機とした雄二の作戦のもと秀吉康太の姫路島田捕獲作戦が行われた。

 

作戦は至って簡単で仮面を被って此方に向かってきた彼女等を秀吉の演技、僕の声をだし誘導し、資料室に入ってきたところで康太が捕獲するという。言うまでもなく完璧に成功したのである。

 

「明久が庇う以上第三者が口出しするもんではないと思っていたが、今回ばかりは殺されて欲しかった」

「な、何を言うの土屋!」

「そうです!何て酷いことを、」

「多分、お前達がやらかしたことによって無意味な殺生があったことを口羽さんでも聞く耳も持たないだろう、ましてはそれさえも明久のせいにすると思う」

「お主らは口を揃えて明久が悪いと、もう、聞きなれたことじゃ」

「だから、もう決めた…お前らはここで縛られて、ただ鬼が来るのを待つだけ、死を待つだけにする」

「な、なんですって!!」

「酷すぎます!!最低です土屋君!」

「だが…それをきっと快く思わない明久のためにだ」

「明久のため?」

「何よそれ!アキのため!なんだっていうの!」

 

 

 

それ以上彼女等は何も話すことは出来なかった。

 

 

科学室から用意した物を使い二人を眠らせたのであろう康太と秀吉が二人を背負って出てきた。

 

 

「この二人は外に捨てておく」

「明久、それでいいかのう?」

 

正直言うと僕は納得できていない。雄二がこの作戦を決行するのにも抵抗があった。が、もう、大事なもの、本当に守りたいものが何で、何を選ばなくてはいけないかもわかる。わかっている。

 

「運が良かったら助かるさ」

「この二人の能力はある意味鬼以上じゃからのう」

 

 

 

 

 

 

今までありがとう…

 

そして…さようなら

 

 

あの頃の友達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会ったときの彼女は少し病弱であった。

「吉井君、本当にありがとうございます!」

 

会ったときの彼女は日本にはまだ不馴れで

「よ、吉井、よ、よろしくね!そしてありがと!」

 

 

 

 

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