炎の金属器保持者の第四次聖杯戦争 作:ポッキー派かトッポ派か
side 三人称
アインツベルン城で、一人の男が嘆いていた。
「まさか、直前になって触媒を変えて召喚しろとは、アハト翁も無茶を言う。」
この男は、衛宮切嗣、今回の聖杯戦争でアインツベルンが用意したマスターである。
本来なら彼の騎士王の聖遺物である鞘を使って英霊を召喚しようとしていたが、その鞘が見つからなかった為、急遽スペアの聖遺物で、召喚しようとしているのだ。
「でも、その聖遺物は、ペルシャのものという事以l外分かっていないのでしょう。本当に大丈夫なの?。」
そう言って、切嗣に近ずいて行くのは、妻のアイリスフィール・フォン・アインツベルンである。
彼女は、人間ではなくアインツベルンが作った今回の聖杯戦争の小聖杯である。
「あぁ……僕の方でも調べて見たんだが本当にペルシャ時代ぐらいの年代の短剣という事以外分からなかったんだ。唯一のヒントとして、この八芒星に何かあると思うんだが…」
そう言って思案顔をする切嗣
「分からなかった事を今更考えた所で何も変わらないわよ。それよりも、こんな魔法陣で本当に英霊を召喚出来るの?」
それを見て話しを戻すアイリスフィール
「それなら大丈夫さ。召喚自体は、聖杯がやってくれるから僕等は、英霊の現界を維持する魔力を供給するだけでいい。」
そう言って切嗣は、祭壇の上に聖遺物である短剣を置いて英霊を召喚する詠唱を開始する。これから召喚する英霊に微塵も期待を抱かずに……
『英雄と言ったって所詮、多くの死体の上に立ってその行いを正当化している殺戮者だ。』
「素に銀と鉄、楚に石と契約と大公。降り立つ壁には風を、四方の門は閉じ王国に至る三叉路は循環せよ。」
『だからこそ、僕は、そんな存在に期待なんかしない』
「
「Anfang」
「告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
『英霊なんてただの駒だ。せいぜい、利用し尽くして使い潰してやる。』
「誓いを此処に。 我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
膨大な魔力の本流、そして、自分の中の魔力が、ごっそり抜けて行く感覚と共に魔法陣に渦巻いていた魔力が弾ける。
中心には少し癖っ毛な金髪のアラビアン風の衣装をまとったおおよそ少年と言える男が立っていた。でも、その少年の纏う圧倒的な覇気は、正しく英雄と言えるものだった。
そして、その少年は、口を開きこの戦争における自分のクラスを高らかに宣言した。
「よぉ、マスター、サーヴァントセイバー召喚に応じて参上したぜ。さぁ一緒に聖杯を掴もうじゃないか。」
そう言って少年…いや、真名アリババ・サルージャの聖杯戦争参加が決まった。
勢いで書いた処女作ですが楽しんでくれたら幸いです。
もし機会があればアリババのステータスとかを載せて行こうと思います