幼馴染がママチャリでハイウェイを駆け抜けていたら、いつものオッサンに捕まった。 作:Vergil
「Ha-ha!! おっさん、捕まえれるものなら捕まえてみな。」
「待てや!!! クソガキ」
俺は嫌だね! っと後ろを向いてほざいた俺はパトカーで追いかけてくる時空管理局のおっさんから逃げる。
そんな甘い運転走法で俺に追いつこうなんて100年以上早いぞオッサン。この俺の素晴らしいブレーキングドリフトにコーナーの立ち上がりの
スピード、そして減速したとしてもボディーの軽さと薄さによる加速力。まさしく史上最高峰の……チャリだぜ。
彼ら二人はパトカーとチャリで高速道路でのドックファイト繰り広げていた。
流石だぜ最近のミッドチルダ製のママチャリは、パトカーと良い勝負出来るんだからな。最高だぜ。
チャリはチャリでも彼はママチャリに乗っていた。
俺は風になるぜオッサンイェイ!!
「イヤッホウホウホウホウホォォォォォオウウ!!!」
「シャラップ!!」
こんな高速の中、よく俺の声が聞こえるなオッサン。それでこそ俺が認めたライバル、まだまだ飛ばすぜ!! ついて来いよオッサン。
そして俺は……。
……捕まった。Shit!! ミスったぜ。まさかママチャリの前輪と後輪が吹っ飛ぶなんて、計算外だったぜ。やっと手に入れたママチャリが逝っちまったぜ。
そいで今俺は、オッサンが務めている部隊の事情聴衆部屋らしき所でオッサンと二人っきり、オッサンの目がヤバイ!! 犯されるぅぅぅぅう!!
「うるせぇぞ。つうか、襲うかバカたれ。」
何と、声に出していたか。
「いや~スマン。声に出ていた。」
オッサンの額に雷さんマークが沢山。Oh,crazy。
「はぁ~。」
「禿るぞオッサン。」
「誰のせいだ誰の!!」
「誰のせいだ!!」
「お前じゃバカたれが!!」
拳骨が繰り出された。ふん、そんな鈍い拳骨に当たるものか。
「ひでぶ!!」
まさか、拳骨がフェイントで顔面蹴りが本命だったとは……くっそ痛い。shit!!
「これに懲りたらもう、止めろ。週に5回もお前を見るのは勘弁だ。」
「じゃあ、捕まえんなよ。俺も週に5回もオッサンと密室で二人っきりになりたくない。」
「だから、誰のせいだと思っとるんじゃ!!」
「オッサン、煮干食え。それか牛乳飲んでカルシウムとれ、禿るぞ。」
ブチンッと太い線が切れる音が聞こえた。ブチン? 何か嫌な予感が。
頭をガってされた。
「痛い痛い痛い痛い痛い!! 頭割れる。脳漿飛び散る!!!!」
アイアンクロー痛い! さっきから頭がメキメキ言ってるぅぅぅうう。
「少しは反省しやがれぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」
ぐしゃッ!!! 聞こえちゃいけない音が密室の中でハッキリと聞こえた。
オッサンの足元には言葉に出来ないほどのグロテスクの者が捨てられていた。俺死んだ……俺乙。
「おいオッサン。俺じゃ無かったら死んでるぞ。一応俺にはギャグ補正がかかっているから良いものの。」
「そんな事は分りきっているし、お前以外にはやらん。」
キッパリと言い切るオッサン……それ、酷くね。
「それにもう帰れ、お前の相手をするのはしんどい。」
「そうさせてもらうわ。」
俺は椅子から立ち上がりオッサンの後ろまで行き、オッサンに向けて中指を立てた。ファックディス!!
「そうだ、言い忘れていたがお前さんの連れを呼ばしてもらったから。」
what!? このオッサン今何て言った。俺の連れを呼んだだと!! なんて事しやがる! 来てしまうではないか、あの悪魔が!! 魔王様が!!
「何て事しやがるんだオッサン」
「Hahahahahahahaha!!!!!」
「hahahahaじゃねえ!」
突然、肩をガってされた。嫌な予感? 脳内アラート! アラート! ゆっくり後ろを振りぬくと、悪魔が居た。高町なのはという人間の皮を被った
白い悪魔が……笑顔で俺の方を見ている。
俺死んだ。
「OSHIOKIね♪」
そんな満面の笑みで言わんでください。なのはさん。
さようなら俺の人生。
さようならミッドチルダ。
俺は旅立つ。
good-by俺。
「ギャーーーーーーーーーーース!!!!!」
その夜、男の断末魔が響いた。