別にテストがあったわけではなく、第8話が全然書く気になれない、書いてもなぜか変なテンションになっていたので、しばらく時間を空けてました。
問題の話は次なのでもうしばらくお待ちください。
火を消しに来た消防士達の間をくぐり抜け、部屋に帰るともうすでに倒れていた人物もステイルも当麻もいなくなっていた。おそらく倒れていた人物は当麻が連れて行ったんだろうけど、ステイルはどこへ……? 当麻が連れて行ける時間があるくらいだから、気絶くらいはしていると思うんだが……。まあいいか、とりあえず部屋に戻るか。
ところでなぜあんなに高温の炎が出ていたのにドア等の金属が溶けてないんだろうか……。これもまた魔術の力……?
部屋に戻った俺はひとまず当麻に連絡を取った。あいつならきっと今回の事件にも関わってるだろうし、倒れていた人物を回収したのもおそらく当麻だろう。そう思って携帯に連絡したが、なぜか出ない。なら後回しにするか。
次に電話したのは
『もしもし?』
うん? うしろの方でピコピコ音が鳴ってるのは気のせいか?
「
『あと少しでこの面終わるから待ってくれ! あと少しだから!』
やっぱりゲームしてたんかい! っていうかゲームしながら電話ってなかなか器用なんだな、
『で、聞きたいことって何?』
数分後、その面が終わったのか
「ついさっきステイルとかいう魔術師と戦ったんだけど、魔術って何なんだ? お前は名前からしてどんなものなのか知ってるだろ?」
『ああ、知ってるよ。そうだね、これからこっちの世界に踏み込むことになるんなら知っておいた方がいいだろう。魔術っていうのは――――
――――っていうものなんだ』
うん、説明が長い。まあ要するに俺は魔術使えないってことだな。
『……いや、でもあの力があれば科学と魔術の共存も……』
「なんか言ったか?」
『いや、なんでも……』
何て言ったんだ? まあいいか。とりあえず魔術について知ることができたし。
『ところで依頼の件は?』
「そっちは順調だ。ただ、気になる点もあるけどな……」
『気になる点?』
そう、今回の依頼は偶然にしてはあまりにも不自然な点がありすぎる。まずインデックスやステイルが学園都市に来たのはおそらくつい最近だろう。それをここまでピンポイントでこちらに知らせてくるのはおかしい。そして、同じように
「いや、何でもない」
だが、あいつの裏をかくにしても今のままでは到底できない。だからここはまだだまっておくにこしたことはないだろう。
「まあ引き続き調査するから気長に待っててくれ」
『わかった。よろしく頼むよ』
そして俺は電話を切った。
次の日、初春から
とりあえず今回の事件の全貌が明かされるまでは報告を見送ろう。そのためにも俺もこれについて調べていこう。まあ初春達は専門家と一緒に解決を目指しているらしいから初春の方が早く結論に辿り着くだろうけど。
……ところで当麻は一体どこに行ったんだろうな? 携帯に連絡入れても出ないし、家にも帰ってこないし。そしてステイルも「魔術を見られたからにはお前を消すしかない」的展開で俺を襲いに来るかな、と思っていたがまったく来る素ぶりも見せない。まあそっちの方が俺は助かるが。
いろいろと
ここまで調べてもほとんど情報がつかめていない。今日もまた何も見つけられないのかよ……とこれから先捜査方法を考えるべきか真剣に悩み始めたとき、携帯が鳴りだした。画面を見ると相手は白井だった。
『黄泉先輩! 今どちらにいますか!?』
「どちらって……自分の家だけど?」
何やら相当慌てているが、何かあったのか?
『ああもう! 夏休みでも
「す、すみません……」
中学一年生に叱られる高校一年生って一体……。
『そんなことよりも、初春が今木山春見に人質として連れていかれてるんですの! 至急黄泉先輩も初春の救出に向かってください!』
「……何だって?」
初春が人質? それに木山って誰?
「なるほど、結局
俺は
ちなみに現場へは『HsSSV-00』というバイクを使って行っている。これは
『ええ、ですが黄泉先輩は木山と戦わずに初春の救出をしてください。木山の方はお姉様が抑えていると思いますので』
「おいおい、一般人を俺達の仕事に巻き込んでもいいのかよ……。まあそっちの方が簡単に救出できるけどな」
『お願いします。わたくしもそちらへ向かってはいるもののかなり距離がありますので、到着までに少し時間がかかるかと。……黄泉先輩は一体どこでその
「はっはっは、それは企業秘密だ」
暗部に話がからんでくるし。俺はあまり俺の知り合いに闇にかかわってほしくないと思ってるから、この手の話は誰にも言っていない。もちろん、当麻にも。
そうこう言っているうちに事件現場の少し手前に到着した。この機体は裏の取引で手に入れたものなので、あまり他人には見せられないのだ。まあ迷彩機能を付けたのでそう簡単に見つからないと思うけど。
「よし、到着したから救出に行ってくる」
『はい、お気おつけてください』
そう言って白井との通話を切った。
ところで初春は無事だろうか? こういう人質って何かを相手に――――今回はおそらく学園都市だと思われる――――強要させるために扱われるっていうのが常だと俺は考えているから、最悪木山と
まあ何にせよ俺のすることは変わらない。
「よし、行くか」
……あ、
これは自分の体の動きを助けてはくれるけど、自分が自分でなくなるようなあの感覚が俺はあまり好きじゃないんだよな。やっぱり戦闘は自身の感覚でやっていかないと。それに機械に頼っていると、最悪次の行動を予測される可能性があるしな……。
展開を早くするとかいいながらまさかの次話への繋ぎ回となってしまいました(笑)
次話はもうしこし投稿します……たぶん。
それでは次回予告を
~次回予告~
果たしてLevel0だからといって何の能力を持っていないと決まっているだろうか?
小萌先生はLevel6に繋がるカギはLevel0だと考えているようだし、何より上条当麻は十分な能力は持っているがLevel0という存在の一例である。
そもそも、Level0でも少なからず能力は使える。
つまり何が言いたいのかというと、俺も能力を持っているということだ。
次回 とある暗部のLevel0(仮)『一万の脳とLevel0』
※次回予告の内容とは変わる可能性があります
誰か、感想をくれ……。
追記 6月23日 「おきおつけて」→「お気おつけて」