新約、とある提督の幻想殺し(本編完結) 作:榛猫(筆休め中)
前回は提督の過去?を再現するために呉の艦娘達が再現VTRを作ったのですよね...。
ふふっ...。提督もおかしな過去を持っているのだなと動画を見ていて笑ってしまいました。
上条「お願い赤城姉!頼むから見ないでくれぇ!!」
それでは本編始まります...。
上条「不幸だぁぁぁぁぁっ!!」
side上条
「ぁー...あづい...」
あまりの暑さに部屋の中で伸びていた...。
時期にして六月下旬、梅雨も明け、これから夏本番に差し掛かろうとしている時期である。
部屋に冷房機器があるにはあるのだが、右手の影響からかリモコンを踏み砕いてしまうという大失態を犯し今に至る...。
「とにかく明石に直してもらわねえと...このままじゃ干からびちまう...」
そう呟くも、それに返事を返すものはこの場には居ない。
今は秘書である加賀も
ため息を一つ吐くと、俺はフラフラと執務室を後にした。
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工廠に向かう道中をフラフラと歩いていると遠くから...。
【ドゴォンッ!!】
という爆音が聞こえてきた。
「あー、そういや今日は演習の予定が入ってたっけか...」
大分前の事だからよく覚えてねえけど...。
そこで俺はふと、あることを思い出した。
「そういえば
まあ、江ノ島にいた頃は龍田の演習弾の流れ弾に被弾して大変なことになったけど...。
でも、どんなことをしてるのかすごく気になる...。
「......見に行ってみるか」
また被弾喰らいかねないけどさ......
今度は避けられる自信もあるしな!
「よーし!そんじゃ見にくか!」
俺は意気揚々と当初の目的を忘れ、演習場へと向かうのであった。
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「さーて、どんな様子か...な?」
演習場に着いた俺はそこまで言って俺は固まった...。
それも当然だと言えるだろう、なにせ今俺の目の前では艦娘達が...。
「はあぁぁぁっ!!」
【ドゴオッ!!】
「イヤアァァァッ!!」
【バシィッ!!】
「だあぁぁぁぁっ!!」
【バキィッ!!】
と、盛大な掛け声と共に超スピードの
「えっと...これって現実か?(グイッ)」
自身の頬を抓ってみる、痛い...。
はぁっ!?どういうことだこれ!なんでこいつら艤装の撃ち合いじゃなくて素手で殴り合ってんの!?
そもそも艦隊戦どころか敵味方入り乱れての大乱闘になっちまってるし...。
俺の目の前で繰り広げられる某龍玉並みの格闘試合...。
その中でも一際目立っていたのは大鳳と如月だった。
大鳳は空母という艦種にもかかわらず某金髪人〇人間並みの実力を見せつけ...。
対する如月も某青肌宇〇海賊並みの実力を見せ、互角に渡り合っていた...。
周りの艦娘達の戦闘も相当なものだが、この二人だけは抜きんでていた。
二人がぶつかるたびに衝撃の余波で周りの艦娘達が吹っ飛んでいく...。
「これ...本当に演習なのか?」
と呆けてその様子を見守っていた時だった。
「ええっ!?て、提督避けて――!!」
ふと横の方から声がするとそこには猛スピードで飛
んでくる雷の姿が......
「んなっ!?ちょっ!ギャアァァァァァッッ!!」
吸い込まれるように俺の腹に突っ込んでくる雷の頭...。
【ドゴォッッ!!】
「グフゥッ...ッ!!」
俺は体をくの字に曲げられながら飛んでいき海へと落下した。
「
それを最後に俺の意識は闇の中へと沈んでいくのだった...。
次に目が覚めた場所は自室のベットの上で雷や文月が何度も申し訳なさそうに謝りに来るのを病み上がり傍からやらされることとなった...。
元帥からの連絡で謎の現象が起きたらしい...。
なんでも大阪湾の港の方で未確認の巨大な建造物が突如として現れたのだとか...
俺達はその調査のために関西へと向かう事となるのだが......
次回、新約、とある提督の幻想殺し
未確認建造物
幻想殺しと艦娘が交差する時、物語は始まる...。