新約、とある提督の幻想殺し(本編完結) 作:榛猫(筆休め中)
前回までの新訳、とある提督幻想殺しは……。
金城大将の経営するお店『BarAdmilal』にて料理をご馳走になった司令官達。
店を出た所で、謎の猫吊るしと呼ばれた妖精さんに強制送還されて戻ってくるでしたわ……。
side上条
「とまあ、こんなわけだったんすよ…」
「マァ、ソレハ大変デシタネ…」
そう話すのは中枢さん。
その顔には苦笑と心配が見てとれる。
そう、俺は今、再び深海棲艦達の街へと来ている。
あの猫吊るしとか言う自称神の御遣いの妖怪?妖精?に無理矢理帰らされたあの日から早くも数ヶ月の月日が経っていた。
あん時は死にかけたよなぁ……。
主に加賀姉や他の艦娘達に攻撃で……。
俺の不在は深海にも届いてたらしくある時、またあの時と同様呼ばれてここまで出向いたって感じだ。
「ソレニシテモ…マダ私達ガ力ヲ持ッテイルダナンテ、ソンナ世界モアッタノデスネ…」
「あぁ、超能力者なんてものも居なかったですしね。まだ艦娘しか対抗手段がない感じでしたから、案外、前のこっちと良く似た環境だったりしたのかもしれないっす」
『ナルホド…』と納得した様子の中枢さん。
その後も少し今までの出来事を話し、少しした後、中枢さんとは別れた。
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次に向かったのはあの姉妹のところだった。
「オッス~来たぜ、ホッポ、飛行場姫さん港湾さん」
「トウマ兄!!」
「アラ、ヨウヤク来タノネ」
「中枢サマ杜ノオ話シハ終ワッタノデスカ?」
それぞれが違う反応を見せる。
嬉しそうに駆け寄って来たホッポを左手で撫でてやる。
「おぉ、そしたらアンタ達が呼んでたって聞いたからきてみたんすよ」
「ナルホド、ソウダッタノデスネ」
「ネエネエットウマ兄!そんなことよりアソボッ」
「ん?おう、そうだな!何するか」
と、しばらく北方棲姫や飛行場姫達と戯れてから俺はまた別の場所へと向かった。
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「……どうしてこうなるの…」
現在俺は二人の鬼と姫捕まっている。
「数年間モ挨拶モナシ消エタノダカラ当然ダロウ」
そう話すのは俺の師匠の一人であるリコリス棲姫。
「我々ニ心配ヲ掛ケタンダ、コノクライハ受ケテモラワントナ」
などと、抜かす師匠達。
俺はいったいどうなってしまうのでせうか……?
「い…いったい何させるつもりでせう?」
「ナニ、対シタコトハナイ…タダソノ数年デ鈍リニ鈍ッタソノ身体ヲ、話ヲ聞クツイデニ鍛エ直シテヤロウト思ッテナ」
リコリス師匠が不敵に微笑みながら言う。
俺はその師匠にとんでもなく不安を覚える。
「マア、トリアエズ話シテミロ、オマエガ行ッテイタ場所ノコトヲナ」
「はぁ、じゃあ少しだけな……」
俺は向こうで戦った金城提督や、そこの艦娘達のことを話すことにした。
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「ホウ、棲艦鬼拳ヲ喰ラッテピンピンシテル奴ガイルトハナ…」
「艦娘ナラトモカク、不思議ナ奴モイタモノダナ」
俺の話を聞いて戦艦水鬼とリコリス棲姫が驚きの表情を浮かべている。
「まあ、それもあんま覚えてないんだけどな…」
実はあの時の事は結構記憶が曖昧なんだよな……。
「ソウカ、コレハヤハリ鍛エ方ヲ厳シクシテヤラナクテハナ」
「アァ、ナラバ私ハ棲艦鬼拳の奥義ヲ伝承サセテヤロウ」
えっと…?どうしてそんな近づいてくるのでせうか二人とも。
「いや、えっと…なんでそんなに近づいてくるので…うやめろ!来るなぁぁぁ!!不幸だああぁぁぁああっ!!」
その日、深海の街に俺の絶叫が響き渡ったと言う
これにて新訳、とある
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では、また別の作品でお会いしましょう