IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

11 / 125
第9話 Perfect Finale

♢操真晴人

 

俺が思った通り、織斑千冬が話しかけて来た。

(まぁ、迎えに来るとは思わなかったが)

だが、俺は、もう織斑一夏では、無い。

俺は、魔法使い、最後の希望ウィザードだ。

なので、織斑千冬に向けて、

「あの、取り敢えず、教室へ案内して

いただけませんかね?織斑先生。」

「ん?あ、あぁ、そうだな。ん?あれは?

生徒会長の更識か。何をしてるんだ。」

そう、楯無さんに質問していた、すると、

「いや、は・・・操真君が本日からIS学園に

通うと聞いていたので迎えにでもと・・・」

「お前ら、知り合いだったのか?」

その質問には、俺が答えた。

「えぇ、何か問題でも?」

「いや、なんとなく気になっただけだった。

さて、教室へ案内しよう。更識も

早く自分の教室へ戻れ。」

「はい、それじゃあ晴人君。また後でね。」

「あぁ、またな。楯無さん。」

 

俺は織斑先生に案内され、1年1組へと到着した。

「おはよう、諸君。早速だが転入生を紹介する。

操真入れ。そして、自己紹介しろ。」

「はい。初めまして。操真晴人です。

えっと、特技は、家事全般。

それから、魔法使いです。

これからよろしくお願いします。」

俺はまぁ、俗に言う営業スマイルをした。

そうすると、周りから

「キャーーーー!!」「男子よ、男子!」

「しかも、かなりのイケメンと来たわぁ!」

と、うるさくなったのだ織斑先生が

「こら!静かに出来んのか!」

そう言うと教室内が一気に静かになった。

「操真、お前は、そこ、ボーデヴィッヒの

後ろの席に座れ。」

「はい。」

俺はそう、素っ気なく返すのだった。

 

今日の授業が、全て終わり先生に

呼ばれた。えーと、名前は・・・

確かぁ・・・山田真耶先生だったかな?

「山田先生、何か御用でしょうか?」

「えーと、操真君の部屋が決まりました。

2015号室です。鍵は失くさないように。

万が一、紛失してしまった場合、すぐに

報告してください。鍵を取り替えますので。

後、残念ですが大浴場は、使えません。」

「ですよね。わかってます。

鍵、ありがとございました。」

 

そう言うと俺は鍵を受け取り、部屋へ

向かおうとした。

「操真、ちょっといいか?」

駄菓子かし、おっと、だがしかし、織斑先生に

呼び止められた。

「何か御用でしょうか?」

最大級の苦笑いをかまし、返答した。

「いや、ちょっと、あまり周りに

聞かれたく無い内容でな、こっちの

部屋へ来い。」

そう言われ、俺は渋々、付いていた。

 

♢織斑千冬

 

よし、なんとか操真を呼び出す事に成功した。

が、どの様に聞き出すか。ストレートに聞くか!

「なぁ、操真。お前、織斑一夏じゃ無いのか?」

「なんです、いきなり?それは今朝も答えましたよね?

俺は、操真晴人です。」

「いや、お前は一夏だ!この写真の人物を

よく見ろ。これはお前だろ!」

 

♢操真晴人

 

しつこい。いい加減にしてほしい。

正直に言ってしまうか。いや、まだだ。

「なぁ、聞いているのか?お前は私の弟、

織斑一夏そうだろう?」

仕方ない、面倒くさいから、やるか。

「あぁ、そうだよ。俺は()織斑一夏だ。

だか、もうその名は捨てた。俺は、織斑一夏じゃない!

俺は、最後の希望、魔法使いウィザードの操真晴人だ!」

織斑千冬(もくひょう)完全に沈黙。

織斑は、完全に絶望した。だか、ゲートじゃなかった

から、別に良かった。はぁ、部屋に行くか。

 

その頃部屋では・・・

「晴人君、まだかなぁ〜〜」

と、更識楯無が首を長くして、

待っているのだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。