IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す   作:proto

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第103話 賢者の石の持ち主

晴人君がこの空間と切り離されてから

すぐのことだった。一人の女性が私たちの

前に現れた。彼女は右手に指輪をはめていた。

顔色を伺うと、あまり体調が良いようには見受けられない。

すると、急に膝をついて倒れてしまった。

私は罠の可能性を考えずに、彼女に近づいた。

「あの、大丈夫ですか?」

「はい、すみません。あのお名前をお伺いしても?」

「はぁ、更識刀奈と言います。」

「刀奈さん。良いお名前ですね。」

「あのところであなたは?」

「私は笛木 麻央(まお)と申します。」

「笛木・・・って、まさか?」

「はい、主人がご迷惑をおかけして。」

私はこの時、そばに駆け寄った時には

頭になかった事を考えていた。

罠・・・なのではないか、と。

「御安心下さい。私はもう、長くはないのです。」

「それは、つまり・・・。」

「私は賢者の石と彼の魔力で寿命を引き延ばし

ている。言わば人形と変わりありません。」

「そ、そんな。強制的に生かされてる、

ってことですか?」

「はい、そう捉えてもらって構いません。」

なんということだ、これじゃあかわいそう

・・・だけど、愛する人を失いたく無い

って気持ちは解らなくもない。こんな時、

私はどう行動すればいいのだろうか。

私は一度、愛する人を失いかけた。

だけど、彼は・・・晴人君は戻ってきた。

私を一人にしないと言ってくれた。

絶対に守るって、ずっと側に居るって言ってくれた。

だから私は、彼を愛している。彼の側に居る。

みんなの希望である筈の彼が、私だけの

希望になってくれる事もある。

でも・・・彼女は・・・。

「あの、麻央さん。」

「は、はい!」

「あなたはどうしたいんですか?」

「え?どうしたいって。」

「このまま、賢者の石で生きて行くのか、

それとも自分の運命を受け入れるのか。」

「わ、わたしは・・・。

このままでは居たくないです。」

「それは、つまり・・・。」

「わたしの体内にある賢者の石を取り出してください。」

「わかりました。やってみます。」

私は賢者の石を取り出そうとした。

だけど、そこで思わぬ乱入者が出てきた。

「そうはさせません。」

「か、簪ちゃん!?どうしたの?」

「賢者の石は白い魔法使いが必要としている物。

そう安々とは、渡せません。」

『ドライバーオン セット オープン

L I O N LION!』

『シャバドゥビタッチヘンシーン!

シャバドゥビタッチヘンシーン!

チェンジ ナウ』

晴人君のドライバーと同じ、だけど

無機質な音に聞こえる音程の違う音に

すこしだけ感情が無いような顔に恐怖している。

「似藤君まで?操られてるのかしら?」

『メロンエナジー ロックオン

ソーダ メロンエナジーアームズ』

私も変身し、臨戦態勢をとった。




はい、protoです。
青鬼って難しいですよね?攻略動画見てても
出現ポイントがランダムで出てくるやつも
居ますもんね。さて、原作ではコヨミちゃんが
持って居た賢者の石。本作では笛木の妻が
持って居ます!
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