IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す 作:proto
♢織斑千冬
私は、織斑千冬・・・の筈だ。
私は、モンド・グロッソと呼ばれる
ISの国際大会で二連覇を果たした。
だが、それは、第一回モンド・グロッソ
終了後にドイツに行っていなければ、
成し得なかっただろう。
あの時、第一回モンド・グロッソ終了後、
ドイツから、新設されたIS部隊の教官をして、
欲しいとの依頼が来たが、最初は、断った。
だが、その後一夏に行ってきたらどうだろうか?
と言われたので、私は、ドイツへと向かった。
そして、そこで私は、奴にあった。
ラウラ・ボーデヴィッヒに・・・
♢ラウラ・ボーデヴィッヒ
私は、ドイツ軍のIS部隊の隊長を務めている
ラウラ・ボーデヴィッヒだ。
現在はドイツのIS部隊の皆と別れ、
IS学園に来ている。この学園には、
教官もいるのだが、恐らく、この学園の生徒は、
ISをファッションや、アクセサリーだと
勘違いをしている。そんな連中に、
教官が、教鞭を振る意味があるのだろうか?
答えは、否だ。おっと、そんな事を考えていたら、
教官を、見つけた。見つけたのだが、
なんだろう、いつもの教官の覇気が
感じられない。私は教官に話しかける事にした。
「教官、どうしたのですか?
その様な覇気の無い雰囲気を漂わせて?」
「ボーデヴィッヒか、学園内では、
織斑先生と・・・、まぁ、どうでもいいや。」
「どうしたのですか、教官!?」
「いや、何。ちょっとな。」
「私でよければ話を聞きますが。」
「操真晴人が、いるだろう?」
「えっ、ええ。あの魔法使いとか言っている。」
「操真晴人は、私の弟の織斑一夏だった。
だが、一夏は、織斑の名を。一夏の名を捨てていた
はぁ、私は一体どうすれば・・・」
「教官!ならば私が、その操真晴人を
元の織斑一夏に戻してみせます。」
「そうか、期待しているぞ。」
「ハッ!」教官に、期待してると、
言われた。これは全力で任務を遂行せねば!
♢織斑千冬
私は、教え子に弟を、元に戻す事を期待してしまった。
教師失格・・・かな?というか、そもそもなんで、
私は、第二回モンド・グロッソの前の年には・・・
いや、第二回モンド・グロッソから、考えると一昨年
にIS学園の教師として、就任したんだったかな。
確か、IS学園から、教師として、やってくれないか?
と言われたんだったな。条件として、第二回の
モンド・グロッソへの、参加を許可する事。
その条件で、教師として、IS学園に赴任したんだったな。
♢操真晴人
俺は、織斑先生に呼び出された後、急いで、部屋へと向かった。
すると、そこには、彼女が、楯無さんが居た。
「あれ?楯無さんが、俺のルームメイトなんですか?」
「晴人君、うん。そうだよ。」彼女は、すごく
明るい声でそう言った。
「でも、どうやって。」
「私は、この学園の生徒会長だよ。ある程度の事なら
できちゃうんだよ。」
「そ、そうなんですね。」
ルームメイトになった。でも、それで終わりたく無い。
俺は、恐らくは人生の中で、一大決心をした。
「楯無さん。大事な話があります。」
「はい。なんでしょう。」
俺の鼓動が速くなるのを感じる。
「楯無さん、俺と・・・」