IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す 作:proto
♢織斑一夏
思出堂に居候してから、はや1ヶ月が経過した。
この頃、日課として、志摩さんが作ったリングを
俺が使うという事を続け、楽しい日々を過ごしていた。
因みに今は、店番中だ。割とこの時間帯に客は
来ないのだが・・・。ガランガランと扉の開いた音がした。
「いらっしゃいませ〜。たっ、束・・・さん!?」
そこには、ISを作った張本人、大天災、篠ノ之束が居た。
♢篠ノ之束
いっくんを探すため衛星をフルで使用し、
やっとの事でいっくんを発見した。
ちーちゃんからのお願いじゃないけど
いっくんを連れ戻しちゃおー。
「いっくん、たぁ〜ばねさんだよぉ〜」
といって、いっくんに抱きつこうとしたが
紙一重で避けられてしまった。
「酷いよ、いっくん、避けるなんて。」
「束さん、急に来られたら普通は、避けますから」
「普通なんて、気にしなぁ〜い。
それよりもいっくん!束さんと一緒に
ちーちゃんのところに帰ろう!」
そう言った時、予想と反した
返答が返ってきてしまったのだ〜〜
♢織斑一夏
「お断りします。俺は、織斑の名前を
捨てたんです。」
束さんが不思議そうな顔をしている。
「えぇ、いっくんどうして!?」
そこに運が良かったのか、悪かったのか
志摩さんが出てきてしまったのだ。
「おや、一夏くん。お客さんかい?」
「あっ、志摩さん。紹介します。
こちら、IS開発者の篠ノ之束さんです。」
「ヘェ〜IS開発者の。」
「ねぇ、いっくん、このおっさん、誰?」
「あぁ、こちらこの思出堂、店主にして、
俺の親代わりをしてくださっている
志摩法羽さんです。」
「ヘェ〜、まあどうでもいいけど。
まぁ、今回に限っては、束さんの
都合上、強引に連れて帰っちゃうよ。
やっちゃえ!ゴーレム君試作機!」
「志摩さん奥の部屋へ!」
志摩さんは奥の部屋へ避難してもらったが
商品を護りながらだと戦いにくい。
「クッ、仕方ない束さん、外に出ましょう。」
「ん?なんで?」
「なんでもです。」
俺とゴーレム君とやらは、
外に出た。そして俺は、
初めての対IS戦を開始するはめになった。
「全く、面倒い。」
俺は、右手にドライバーオンリングを装着し、
ベルトにかざす。
『ドライバーオン プリーズ』
「見せてあげますよ、魔法の力。」
俺は、左手に黄色の魔宝石が埋まった
ランドウィザードリングを装着した。
俺はハンドオーサーを操作し左手側にする。
その次の瞬間
『シャバドゥビタッチヘンシーン、シャバドゥビタッチヘンシーン』
陽気な変身待機音が鳴り始める。
「変身!」
俺はリングのバイザーを下ろし、
ベルトにかざす。
『ランド プリーズ
ド・ド・ド・ド・ド・ドン・ドゥン・ド・ド・ドン!』
俺の足元から、黄色い魔法陣が出現し、
ウィザード ランドスタイルへと変身する。
俺は左手を顔の高さまで上げ
「さぁ、ショータイムだ!」
決め台詞を言い、戦いの火蓋が切って落とされた。
俺は、右手のリングを交換、ハンドオーサーを
逆にして、リングをベルトにかざす。
『コネクト プリーズ』
俺の横に魔法陣が現れ、俺は中から、
ウィザーソードガンを取り出す。
ガンモードのウィザーソードガンを
ゴーレムに向かい放つが、
全弾避けられた、
「仕方ない、ならこうだ!」
右手のリングを交換し、ハンドオーサー
を一度元に戻し、再び右手に右手側にし、ベルトにかざす。
『バインド プリーズ』
ゴーレムの周りに黄色い魔法陣が出現し、
そこから土の鎖がゴーレムを
抑えつける。
「よし、フィナーレだ」
俺は再びリングを交換し、
先程と同じ動作をする。
『ルパッチ マジック タッチ ゴー! ルパッチ マジック タッチ ゴー!
チョーイイネ、キックストライク!サイコー!』
俺はゴーレム目指し渾身の蹴りを食らわせる。
技が完璧に決まり、ゴーレムは、爆散する
「ふぃ〜。束さん、これで、終わりです。」
♢篠ノ之束
私の作ったISをいっくんが粉々に
してしまった。まぁ、いっくんだから
許すけど・・・正直束さん、ショックを
感じている。だって、この大天災の束さんが
作ったISが粉々にされたのだから。
現存する兵器など、足元にも及ばない、
ISが・・・
「さて、千冬姉の差し金か、何かですか?
残念ですけど、ISは、俺に通用しませんよ。
なんたって俺は、最後の希望、ウィザード
ですから」
納得した訳では無いが、あんなISある訳ない。
「いやー、流石いっくん。束さんの
IS粉々にするなんて。」
「束さん、すみません。」
「いいの、いいの、いっくんの
戦いを見れたなら安いもんだよ。」
「ところで束さん、お願いが、あるんですが
いいですか?」
「うん、いっくんの頼みごとならなんでも。」
「俺の戸籍の抹消、及び新規戸籍の製作。
これに関しては志摩さんにも聞いておいて欲しい
ので中で話すのは、どうですか?」
「いいよぉ〜。」
そう言って束さんと俺は店内に戻った。
「それで、どうするの。」
「戸籍上の、織斑一夏を消して、
新しい名前をこうしてください。」
俺はたっぷり間を開けこういった。
「操真 晴人って、いう名前にして、
年齢を17歳にしといてください。」
「はいはーい、この束さんに
任せなさい!」
そう言って束さんは、帰って行った。
いやー、戦闘シーンは、難しい。
大丈夫かな、この先。
まぁ、さて、初めの変身でしたが、
いかがたったでしょうか。
もうそろそろIS学園に入学させたいですが
多分まだまだかかります。
でも、刀奈さんは、そろそろ出したいです。