IS<インフィニット・ストラトス> 魔法使いは、何度も死す 作:proto
♢更識簪
先輩から、話があると
言われ、先輩とお姉ちゃんの
部屋を訪れることになった。
「し、失礼します。」
綺麗な部屋だった。
とてもじゃないが、お姉ちゃん
の部屋とは思えない。
何を隠そう、お姉ちゃんは、
整理整頓が苦手なのだ。
部屋を観察していると、先輩が
「はい、紅茶でも飲みながら話そうか。」
「ありがとうございます、先輩。」
「ねぇねぇ、さっきから、
ちょっと気になってたんだけど。」
「お姉ちゃん、私の顔に何かついてるの?」
さっきから、ジーーーーッとこちらを
見つめているので、少し気になっていたんだよね。
「どうして、晴人君のことを“先輩”って
呼ぶのかなと思ってさ。」
「先輩は、人間です。」
「「ん?どゆこと?」」
「あ、先輩は、力の正しい使い方を、
正しい在り方を知っている、私の
身の回りの人よりも人間らしい人です。」
「えーと、簪ちゃん?もしかして、この
スマホゲーム、F○Oに影響された?」
そう言うと、簪にスマホの画面を見せる。
「え?なんでそれを・・・あ!」
図星の様だな。
「そ、それより!」
話を晒らせなければ。
「昨日の夜。ここの廊下で、
ひ、卑猥な音が響いていた
って、聞いたんだけども。
まさか・・・お姉ちゃん?」
「そ、それは違うの!
べ、別に卑猥な行為を
していた訳では無いのよ!
ねぇ、晴人君!!」
「あぁ、刀奈が、甘えてきてな。
それで、約2時間くらいかな?
息が止まるくらいの、
甘い口づけをしたぐらいだよ。」
「そうですか。先輩がそうおっしゃる
のでしたら、信じます。」
「結局、先輩のままなのね。」
「先輩は、先輩だからね。」
「まぁ、そろそろ本題に入ろうか。」
「そうね。簪ちゃん。」
「「俺(私)たち、正式に
婚約することにしました。」」
「先輩、お姉ちゃん。おめでとう。」
「それで、お父さんの遺書にね
更識の苗字をどうするか。
簪ちゃんも一緒に相談しろって
書いてあってさ。」
「先輩は、苗字についての、考えは?」
「ん?俺は、偽名だからな。」
確か、お姉ちゃんに聞いた話によると、
尊敬する人の名前を借りているとか。
「それに、例の件であの人の名前を汚してしまったからな。
さらに、名乗るとしても・・・簪。君に
黙ったまま、名乗るのは、気が引けるというか。」
「な、なるほど。でも、他の人なら
ともかく、先輩なら、家族になっても、
・・・いい・・・かな。」
「ありがとう、簪。」
簪に、家族になる事を認めて
もらったのは、良かったな。
「さて、やっぱり簪にも、
一緒にいて、聞いてもらおっか。」
「そうね。簪ちゃん。」
「何?お姉ちゃん。」
「これは、晴人君と決めようと
思ったけど、楯無の名を晴人君に、
継いでもらおうと思うのよ。」
「え?でも、それって・・・。」
「お父さんが、遺書でね。
晴人君さえ、迷惑じゃなければ、
楯無の名を譲っていいって。」
「で、先輩。そのことに関しては?」
「これも、更識の皆さんに、確認して、
俺が楯無になっても、迷惑じゃないか。
それを聞いてみないことにはなぁ。」
「じゃ、次の休み。屋敷に更識関係者
全員で、戻って従者やら何やらに、
挨拶しましょ!」
「そうだな。簪は、大丈夫か?」
「私は、大丈夫です。」
次の休み、屋敷に帰ることになりました。
はい、protoデス!
晴人君、楯無に!?
操真晴人の名を汚して
しまったと思っている様ですね。
さて、前話で誤解してしまった皆様。
申し訳ありません。そういう行為に
関しましては、R-18版を、作りますので
(そのうちですので。)そちらで乞うご期待!
因みに、当人の声は・・・
晴人「まだ、責任は、取れないからな。
常識ある行動をしないと。」