IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】 作:ark.knight
篠ノ之束が我が家に滞在してから1週間経ちましたが彼女は地下に専用の研究所を作りそこでいろんなことをしているそうですが私のは興味がありませんのでどうでもいいです。弟は暇さえあれば彼女の研究所に入っては遊んでるそうです。それよりも彼女に何をお願いするかを考えようにも何も出てこないのでどうしたものですかね?
「んー」
「難しい顔をしてどうかされましたかお兄様?」
「あぁクロエですか。いやなに彼女に何を願おうか考えているのですが何も思い浮かばないのでどうしようかと」
クロエは私が座っている手作りソファに座って私に近寄ってくる。何もなくただ暇してくるといつもクロエは私の隣に来るのはなぜだろう?
「いっその事しなくてもいいのではないでしょうか?今のお兄様」
「やっぱりそれでいいんですかね?」
「お兄様が考えた結果であれば束様も納得しますよ」
「それで納得していただけるのであればいいのですが。それはともかくとして少し近いと思うのですが」
「いえそんな筈はありません。これが普通です」
私からするとこの近さはあまり普通といい難いのですがどうなんでしょうか?誰か教えてくれませんかね?
「そういえば束様がお兄様と弟様に付けた名前はいかがでしたか?」
「あんまり実感が無いというのが本音ですね。私の事をクロエはお兄様と呼び、弟は兄貴と呼ぶので実質呼ぶのは束さんしかいませんので」
私達兄弟に名前が無いことを知った束さんは私に
「でも私はいい名前だと思いますよ」
「ありがとうございます。それにしても暇ですね」
「そうですね・・・ねぇお兄様はずっとここで暮らすのですか?」
「私はそのつもりです。下手に社会の輪に入ってしまうと全てを破壊しかねないので」
あの日で私の持つ力がどれほどにおかしいかが分かったつもりだ。現行で最強の兵器として君臨するISを生身で完勝できるほどの力なんて持ってしまえば下手に関わりを持つのは私のも相手にも悪影響を与えかねないのでこうしているんです
「そう・・・ですか」
「クロエは戻りたいですか?」
「いえそういうわけじゃないですがただ少し悲しいと思いまして」
「悲しいですか?」
「はい。確かにお2人から聞いた話ですが他から追随を許さないほどの力を持っているのでしょうが私はそうは思いません。だってお兄様と弟様は私と同じ人なのですから」
だとしても私は人を殺してしまった罪人であるのは確かなため外に出れないのです。そういいかけましたがクロエにはまだ早いと思いそっと自分の中にしまった
研究所で束はISについて設計を考えてるがどうも進捗は悪いようだ。さっきからずっと唸っては消して書いてまた唸ってと無限ループに陥ってる
「あー思い浮かばないよー!」
「落ち着いたらどうっすっかね?」
「これでも十分に落ち着いてる方なんだよ?言っておくけどここに来るまでの方が酷かったぐらいだよ」
これでも落ち着いてる方なのか。なら落ち着いていない時は尋常じゃないってことなのか?
「それにこの束さんにISコアを作れって強要してきたんだけど467個作って逃げ出してきたんだ。本当に嫌になっちゃうよ!」
「それで逃げた結果であんなとこで倒れてたんすか。しかも空腹で」
「うぐっ・・・」
「まぁどうしようが束の勝手だけど無茶したらいかんっすよ」
「うん。分かってるよ白君」
名付けてくれたのは嬉しいがあんまり実感がわかねぇんだよな。名前を呼ぶのはこいつぐらいだしあんま必要ないと思うんだよなー
「私はね箒ちゃんやお父さんお母さんにも謝らなきゃいけないんだ。束さんが作ったISのせいでバラバラになっちゃったから本当は一番最初に謝りたいんだ」
「なら謝って来いよ。それが束がやらなきゃいけねぇことなんだろ?」
「無理なんだよ。どこにいるか分からないし、見つけてあったところを誰かに見られたらもっと迷惑を掛けちゃうんじゃないかって」
本当はこんなところにいる奴じゃないんだなこいつは。俺としても早くここから出て行って自由になってくれるとありがたいんだがな
「・・・おちゃらけているようでちゃんと考えているんだな」
「さらっと酷いこと言うね!?そりゃ束さんだってやらなきゃいけないこと位はわかってるもん!」
「さいですか。まぁそこは何とかできそうだがな」
「どういうこと?」
「俺にしかできないウルトラCってやつ・・・であってるか?」
「たぶんいいんじゃないかな?」
俺は研究所を出て兄貴の元へ向かう。やることはただ一つだ
今回もお読みいただきありがとうございます
あと4,5話ぐらいで原作開始になるかもです