IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】 作:ark.knight
えー、私は今、束さんと一緒に日本に来ています。ちなみに弟とクロエは私達とは別で届けなければいけない物があるそうで織斑家に行っているそうです
「ここでいいんですか?」
「うん・・・作戦はわかってるね?」
まるで海外のお金持ちを想像させるお屋敷の前に立っていますが本当にここは日本ですか?
「束さんがハッキングしている隙に全員気絶させる・・・なんとまぁ無茶な作戦ですね」
「きっと黒君ならできるさ!そのための光学迷彩スーツだし」
他人から見たら私は誰にも見えてないんでしょうね。とんだものを発明しましたね
「さて黒君、準備はいいかい?」
「束さんの方こそ私に合わせられるのですか?」
「ふふーん・・・」
私は何も聞かずそのまま走り出す。元々、他者からは見られないが身体能力をフルに活用し駆け出す。事前にここに何人の護衛がいるかを聞いていた。外には5人、中には16人と数は多いが私にとっては少ないと感じた。すんなりと中に入ることができた
(さてこの屋敷の2階の1番奥にいるはずです。さっさと行って手紙を渡しましょう)
目的の部屋の前に行くが扉の前には警備をしている男が2人立っている。とりあえずしばらく眠っていただきましょう。首に強烈な手刀を当て気絶させ適当な部屋に投げ入れた。さて目的を果たすとしましょう。部屋の中に入ると中には束さんのご両親らしき人物がいた。ただ人も無しに勝手に空いたので大変驚いていた
「おやすみません。あなた方が篠ノ之ご夫妻でよかったでしょうか?」
「誰だ貴様は!?」
私は迷彩機能を停止させ姿を現すがこのやり方では相手方を怖がらせるだけだったようだ
「私は黒と申します。今回はあなた方の娘の束さんから手紙を預かっています」
「束からの手紙だと?」
懐から手紙を出し渡す。読み始める篠ノ之ご夫妻
「端的に言いますと、束さんがあなた方に謝りたいとおっしゃっています」
「そうか・・・だがここから抜け出すわけにはいかない。だから言伝を頼まれてはくれないか?」
「なんでしょう?」
「馬鹿娘が親の心配するもんじゃない、とな」
何処かご夫妻は嬉しそうに言っていた。たとえ被害を受けた側にも関わらずだ
「分かりました。では帰るとします」
「ありがとう。どうか娘を頼む」
「それは弟の領分です。まぁ伝えておきます」
元来た道を帰るわけにもいか、迷彩機能を再起動させこの部屋の窓から出ていく。何事もなかったように騒ぎも起きずにことを無事済ませることができた。さて後は束さんに伝えるだけか
さてあっちは今頃うまくやっているだろうな。なんせ俺の兄貴が頑張ってんだからよ。俺は俺で頑張らせてもらうぜ。織斑家に到着するなりインターホンを押した
『はい?』
「お届け物でーす」
インターホンから聞こえてきたのは男性の声で、家の中から慌ただしく走る音が聞こえてくる。
「いいんですか?詐欺紛いな発言でしたが」
「何も間違っちゃいねぇさ。実際お届け物で合ってるだろ」
手紙と白いガントレット。迷惑な品かとは思うがこれも仕事だ。中から如何にもイケメンという感じの男の子が出てくる
「はーい、君が一夏君であってるかな?」
「なんで知ってるんだよ?」
扉を閉めようとするが足を挟み閉じ無くした
「不審者だろ!?」
「本当にお届け物だってばよ!他ならぬ篠ノ之束からな」
そういうと扉を閉めようとしていた力が緩んだ。どうやら不審者と認識はされなくなったようだ
「束さん?」
「そうそう、あの束さん。ISの開発者のな」
「千冬姉ー!!助けて!!」
「ふぁ!?」
窓を開けてこちらに飛び膝蹴りをかましてくる長髪の女性だが俺の横にはクロエがいるためまともに受けることはできない。なら受け止めるまでさ!
「ふんっ!」
「見えてるっすよ」
ズボンを履いていてある場所のチャックが開いていようと何がとは言わない・・・あ、これ本当は攻撃が見えてるって意味だからね?クロエ、後ろから蹴らないで!
「貴様、私の一夏に何をするつもりだ」
「いや何もしないっすよ?ただ篠ノ之束からお届け物があるんで届けに来ただけっすよ」
クロエに持たせていた紙袋を渡し中身を確認させた。すると千冬の顔が青ざめていく
「えっと、そのなんだ。すまない!」
「んまぁこっちにも非があるんで何とも言えないんで。とりま、中で話だけでもさせてくれると助かるんすけど?」
「わかった」
まぁここからは一夏君には、まだ早い話だから聞かせてやれねぇけどな!
「そうだ、一夏君は席を外させてもらうんでいいっすか?」
「なぜだ?」
「世の中的にはまだ知らない方がいい話なんで」
「・・・いいだろう」
さて中に入ってゆっくりと話そうじゃありませんかね
今回もお読みいただきありがとうございます
またしても投稿が遅くなってしまいました。申し訳ございませんでした