IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】   作:ark.knight

19 / 22
投稿遅くなってすみませんでした。両親が体調不良とかで家の事をして遅れました


女尊

 

 

職員室で書類仕事をしているのですが教師からの視線が痛いです。なぜこの神聖な場所に男がいるのだ、と感じさせるような視線でした。別に気にするなと言われたらそこでおしまいなのですが、仕事の邪魔になるのでやめていただきたいものです

 

「えっと黒さん、大丈夫ですか?その、視線とか」

 

「大丈夫ですよ。これくらい、どうということはありませんよ」

 

隣の席の真耶さんは小さな声でそう言ってくる。嫌味ではないのですが気にしている暇があったら仕事をしている方が効率的です。私はPCで書類制作を継続する

 

「この程度はもう慣れましたし問題はありません。前の雇い主というより同居人の方が大変でした」

 

「た、大変だったんですね」

 

「色々とハチャメチャな人だったんでね。それよりも真耶さんの方は仕事大丈夫ですか?少々溜まっているようにも感じますが」

 

「正直、大丈夫じゃないです・・・それが終わったら手伝ってもらえませんか?」

 

「わかりました。こっちに回せる物は分けておいてください」

 

真耶さんも大変なのでしょう。今年から私達男3人(異例)が出てしまったのだから仕事量も増えてしまったのでしょう。すみません、束さんが余計なことをしてしまったのが原因でこうなってしまったみたいです。私たち兄弟は原因不明らしいですが、一夏君は故意でやったらしいです。入試会場の変更や誘導等全てが自作自演らしいです。触れたのは一夏君の失敗ですが

 

「今年は本当に大変ですよ。仕事が増えに増えちゃって皆さんがこんなことになっているんですから。去年はこんなことなかったのに」

 

「あはは・・・今頃一夏君も大変でしょう。針の筵と言いますか、注目度的に」

 

生徒として男性はただ一人、年齢的にも立場的にも近いのは一夏君ですから注目されやすいでしょうね。私達兄弟はいろんな意味で注目度は高いですよ

 

「そ、そうですね。白さんも教室で頑張っていますでしょうし、私も頑張りますよ」

 

「頑張ってください真耶さん」

 

弟はどうしてるんでしょうね。割と適当に生徒をあしらったりしてそうですが、頑張っていることを祈りましょう

 

 

 

暇。千冬に駆り出され教室の後方で授業を立って見学させられていた。ISの内容を授業にしてんだけどぶっちゃけあんな量を覚えるとか鬼畜の極みでしかねぇだろ。後ろから見ているが寝ている奴や内職をしている奴もいねぇし、みんな優等生すぎねぇか?

 

「そういえばクラス代表を決めるのを忘れてたな、この時間で決めようと思う。クラス代表者は、対抗戦等の代表選手になる他、生徒会の開く会議や委員会への出席。また、私達教師の補佐もする事がある。要は学級委員だな。再来週のクラス対抗戦は現時点でのクラスの実力を測るものだ。現時点では大して実力差は出ないだろうが、そう言ったイベントは競争力を生み全体の向上心に繋がる。特別な事情でもない限り、一年間は務めてもらうからそのつもりでいろ。ちなみに自薦他薦は問わんからな」

 

要は試験基準だ。千冬はああいう風に言ってっけど、比較対象を選抜しろってことだ。まぁ誰もやらなくても1人は強制的に決定する。だいたいの場合は実力者かリーダー格がなるはずだが今回はそうはならないと思う。なにせ異例である男性IS操縦者の一夏がいるからだ。次々に一夏に推薦していく

 

「では織斑でいいか?」

 

「俺ぇ!?」

 

「驚いているところ悪いが他薦だから拒否権は無いぞ」

 

「納得いきませんわ!なぜこの代表候補生であるこのわたくしセシリア・オルコットが選出されないのですか!そもそもこのような選出、認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ!この貴族であるわたくしに一年間屈辱を味わえと言いますの!?」

 

そう、賛成する奴もいればこうやって反対する奴もいる。しかしこれは言い過ぎだ、やりすぎれば疎まれる。今後の生活に支障をきたす場合がある

 

「実力から考えればわたくしこそがクラス代表に相応しいのです!それを珍しいからと言って無能な極東の猿にされては、たまったものではありませんわ!」

 

とうとう越えちゃいけないラインを越えちまった。このIS学園は生徒の半数以上が日本人だ。現にこのクラスの7割は日本人、担任、副担任でさえ日本人だ。それを一纏めに無能、猿と言ってしまった。日本人の生徒はこぞってイラついているのが分かる。千冬に至っては額に青筋を立てちまってるし一夏は今にも立ち上がって何か言おうとしてるな

 

「そこまでにしとけや、セシリア・オルコット」

 

「なんですの?年上だからって口を挟まないでいただけます?」

 

「いや~おこがましいのは知ってる、ごめんな。でも言っちゃいけないことを言ったのはわかるか?」

 

「なんのことですの?」

 

悪意無しで言ったようだ、とぼける様子も無くただこちらを見てそういうのだからそうなのだろう。やれやれ、困ったものだ

 

「まずはこの教室の生徒並びに教師を見てみろ。お前さんが思っていたことを言ったのは良いが、あれではダメだ。こうやって反感を買うだけだ」

 

「双葉弟の言う通りだオルコット。貴様は自分の立場を理解していない、代表候補生でもその発言は国の発言と捉えられるぞ」

 

「・・・申し訳ありません。皆様もすみませんでした」

 

「オルコットは代表候補生だ。言い方は最悪だったがクラス代表になりたいのは分かった。候補が2人になったからISで戦って決めてもらうことになる。話は以上だ、授業に戻るぞ」

 

千冬は授業に戻る前にハンドサインで助かったと送ってきた。何を基準として助かったなのかは知らんがやれることは出来たと思う。後で兄貴にも報告しとくかね

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

このSSの終着点はリメイク前と同じですがオーバータイムとして話を継続させようとは思います
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。