IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】   作:ark.knight

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投稿先を間違えるという始末に加え、約1か月ぶりの投稿・・・弁明の余地なしですね


仕事

授業も終わり1日の生活を締めくくるクラスのSHRに出ず、ひたすら書類仕事をしていた。私や弟、一夏君という男性IS操縦者(イレギュラー)のせいで前年度よりも、こなす仕事量が激増したらしい。たかが男がISを動かしたという異常事態に仕事を増やされては堪ったものでない。世界中では波乱を呼んでいることだろう。喉から手が出るほどのモルモット(人材)だろうが、1人は世界最強こと第1,2回モンド・グロッソ総合部門覇者の弟。私達は他人にはそう易々と捕まらないでしょう。過去の経験上、生身で現存する兵器の中で最強と謳われるISを撃墜することができるからだ。捕まるとかそういう以前でしたね

 

「それにしても、さっきから書類の数が減りませんねぇ」

 

書類のチェックや制作、整理としているのですが何一つ減る気配がありません。それどころか増えています。他の教員の方が嫌がらせかどうか知りませんが私のところに回しているのは知っています。これも終わらせるしかありませんか。私はただひたすら、仕事をこなす。役割を与えられ淡々と解消していく

 

「おすおす兄貴、随分とたんまりと残ってんじゃねぇかよ」

 

「すぐに終わる量だったんですけどね。やれやれです」

 

SHRが終わったようで弟や千冬さんが戻ってきた。真耶さんの姿が見えませんが一夏君の寮の部屋の鍵を渡すんでしたね

 

「俺は一夏に呼ばれてるんで行ってくるわ」

 

「何をするのかは知りませんが頑張ってきなさい」

 

山積みにされている書類に一切、手を着けず職員室から出ていく弟。話には聞いている来週の代表を決める戦いとやらに向けて教えに行くのでしょう。ある程度は手伝ってあげましょうか

 

「そんなに書類があったのか、黒?」

 

「さぁて、どうなんでしょうね。もっと少なかったような気がしますし、もともとこのぐらいあったような気がしますよ」

 

「随分と曖昧だな。だが私にはみるみる消化されているように見えるが」

 

「・・・効率を求めた結果です」

 

出来ている物を訂正したり添削を行っているだけですので今は良いんです。制作だけはもう少し時間が掛かりそうなんでね。積まれた書類を消化していく際に、ふと隣の真耶さんの机に1025とタグが付いている鍵が置いてあった。もしかしたら、忘れていったのでしょうかね?

 

「千冬さん、一夏君の寮の部屋って1025でしたっけ?」

 

「ん?その通りだがどうした?」

 

「いえ、忘れ物があったので届けようかと」

 

「そうか、ならあいつの荷物も届けてやってくれないか?」

 

「わかりました」

 

千冬さんから少し大きめのリュックを渡されましたがこれで足りるのでしょうか?まぁ、その時はその時で考えましょう。私は鍵を持ち、リュックを片手に職員室を出た。多少の気分転換を含め、外に出るのですがすれ違う生徒には、まるで動物園の檻の中にいる動物のように見られもしましたよ

 

「あ、黒さん!ちょっとこっちに来て!」

 

一夏君に呼ばれついていくと泣き崩れている真耶さんがいた

 

「何があったんですか?」

 

「俺の寮の鍵を渡そうと声を掛けられたんだけど、その鍵を無くしたって」

 

注意不足なのでなんとも言い難いですね

 

「大丈夫ですよ真耶さん。無くしたのではなく忘れていったんですよ」

 

「ふぇ?」

 

「貴方の机の上に置いてありましたよ。ですので泣き止んでください」

 

私は持っていた鍵を一旦、真耶さんに渡した。これは真耶さんに課せられた仕事。ならば、渡すのは私ではなく彼女でしょう。私は千冬さんからこの荷物がありますからね

 

「ありがとうございます、黒さん」

 

「いえいえ、こちらこそありがとうございました。こちらが寮の鍵です」

 

「はい」

 

「あと千冬さんからの預かり、要はあなたの私物だそうです」

 

「・・・まぁ多分大丈夫だと思います。ありがとうございます黒さんに山田先生。俺は白兄貴にいろいろと教えて貰いに行ってくるんで」

 

「ええ、怪我だけはしない、させないように言っておいてください。もしもの場合は弟に強く言っておきますから」

 

「ようはいつも通りに、だよな。大丈夫ですよ。行ってきます!」

 

本当は大丈夫ではないんですが、加減はできているみたいですね。でも対人はやめておいた方がいいんですよ。加減しなくては人なんて脆いのですから

 

「あの~黒さん。さっきはありがとうございました」

 

「別に構いませんよ。書類が多くて一旦休憩を挟もうとしてたところなんで」

 

「ならご一緒してもいいですか?」

 

「ええ」

 

校舎の外にある自販機まで向かった。眠気覚ましに缶コーヒーを3本買い、1本は千冬さんの為に後の2本は私と真耶さんの分

 

「どうぞ」

 

「いいんですか?」

 

「いいんですよ。この後、手を借りるかもしれませんし」

 

流石にあの量を終わらせるのは1人ではたぶん無理だ。なので手伝ってもらうつもりでいる。その為のものだ

 

「はい、分かりました!」

 

校庭で部活動をしている生徒が目に映るが1番遠くで弟と一夏君が組手をしているのが見える

 

「分かってましたけど随分と手を抜いてますね。まぁあれぐらいがちょうどいいのかもしれませんが」

 

「何のことですか?」

 

「弟の事ですよ。一番奥で一夏と組手をしていますよ」

 

「んー。黒さんって目が良いんですね。眼鏡掛けてもぼんやりとしか見えませんね」

 

「そうでしたか。まぁ、あの調子で出来ているならオルコット嬢とも渡り歩けるんじゃないでしょうかね。さて戻りましょうか」

 

私達は職員室に戻り、書類制作に追われることになった。終わったのはだいたい夜の10時頃になったのは仕方ありませんよね。最後に残ったのは私と遅れてやってきた弟、千冬さんに真耶さんぐらいでしたがね。嫌がらせと思われるかもしれませんが終わったものは先に帰ってしまった先生方の机に置いておきましたよ。先にやったのはそちらなんですから




今回もお読みいただきありがとうございます

どうしようもないうぷ主ですみませんでした
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