IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】 作:ark.knight
あれから2年が経過して私達には兄弟が増えました、20人ほど。ですが楽しい日々が続いていてたまに喧嘩が起きたりしましたがそれもいい日々です。毎度リアさんが喧嘩するたびに泣きだし私が慰めみんなが生暖かい目で見てくるまでがテンプレですけどね。だけどここ最近ISという宇宙進出用のパワードスーツが開発されたと小耳に挟み世の中が大変なことになっているそうです。そのISが兵器運用され世界のパワーバランスが崩壊しつつあるそうで私たちが訓練をしてる間も白衣を着た人たちが慌ただしくしているのが分かるくらいに。だけど今の私達には関係はありません。ただただいつか来る戦争のために鍛えろとのことだそうです。それで今私たちが何をしているかと言いますと
「ここだ!」
「甘いですよ」
格闘訓練をしています。私はS-0039との格闘をしています。私の戦闘方法は脚、要は蹴りや踏みつけを主体にしています
「くそぅやっぱ兄さんは堅いな」
「兄として負けるわけにいきませんのでね。それに踏み込みが甘いのでまだ私には届きませんよ」
「アドバイスありがとさん!」
彼は私の助言通りに踏み込みを強くして正拳突きを放つが挙動が正確すぎてわかりやすく比較的点攻撃になっていますので最低限の動きでそれを避け腕を掴み足を掛けて地面に倒す
「うおぉ!?」
「はい、終いですよ」
倒れた彼の首に足を置き降伏するようにいうと両手を上げ降参した
「なんで当たんないんだよ?」
「あなたの攻撃は点でしかないので避けやすいのですよ」
「点?なんだそれ?」
「点攻撃はさっきの正拳突きみたいに1点集中の攻撃で当てた際の威力は十分ですが避けられた際の隙が大きい攻撃です」
現にその攻撃のせいで私に負けたのですからね
「だからって俺の攻撃がここまで読まれるのはおかしいと思うけど?」
「あなたはちゃんと自分の攻撃を当てられる環境を作らないので避けられるんですよ」
私は彼の首から足を退けると立ち上がる
「例えばどうやるんだよ?」
「そうですね、では見本を見せましょう避けてみてくださいね」
私は半身になり左手を前に出し右手を腰で構えると彼へ駆け出す。すると彼は私から見て右に避けようとしたところを彼の服を掴み強引に拳を突き出し腹に寸止めした
「こんな感じで強引にでも確実に当てることができますよ」
「ふむふむ・・・そういう手があったか」
「さてみなさん一時休憩にしますよ!ちゃんと休憩をしてくださいね」
それぞれ休憩に入るとリアがやってくる
「お疲れ様はいこれどうぞ!」
リアはいつも格闘訓練の時に私たちにタオルや水分を運んできてくれる。あまり動きたくないときもあるので非常に助かります
「ありがとうございますリアさん」
最近は弟がかなり増えたので彼女との時間が減ってしまったので少しモヤモヤとした何かを感じるようになりましたがこれは異常なのでしょうかね?リアは私の隣に座り話すのだが私はいつしか彼女の笑顔が恋しくなっていた
「ねぇこの訓練はどう?」
「どうといわれましても普通に楽しいとは思いますよ」
「へーそうなんだね、私にはわからないかな?」
「あなたの場合ですと戦いそのものが出来そうにありませんしね。虫も殺せなさそうです」
いつも喧嘩が始まると私たちの目の前で大泣きするあなたがそんなことができるはずがないと私は素直にそう思いますよ
「む、虫が出たらよろしくね?私虫苦手なの」
「なんとなくですが知っていました。でもそんなことってあるんですか?」
「ここも少し古くなってきたからあるかも・・・」
どこかで虫が飛ぶ音が聞こえてくるとリアの顔が青くなっていた。どうやらリアが虫嫌いなのはそうみたいだ
「ね、ねぇいま虫がぁ!?」
リアと私の目の前を1匹の虫が飛ぶのが見えるとリアは私に抱き着いてきた。・・・豊満なナニが当たるのはいいとして周りからの視線が辛いので放していただけるとありがたいのですが。なんか口笛とか吹かれてますし
「と、とりあえず落ち着きましょう?」
「お、落ち着けるわけないよ!ひぃぃ!まだ聞こえる!」
すみませんが運ぶとしましょう。訓練の為にもそして私の為にも運ぶとしましょう
「あーすみませんがV‐0096に後の訓練を任せます。私はリアさんをどうにか落ち着かせなければいけないので」
私は彼女が泣き始めたので急いでこの部屋から出ていくが後ろから弟たちの声が聞こえてくる
「兄貴ー頑張れよー!」
「ヤっちゃうんですかぁー!」
するわけないでしょうに!さて面倒になる前に部屋を出ますか。私はいつも寝ている私たちの部屋にリアを運ぶと1番近くのベッドにリアを降ろすが一向に泣き止む気配はない
「さてどうしたものやら」
私は虫が苦手。昔からそうだったいつも虫がいると私は泣き出してしまう、そう今日だってそうだ変わらず私は泣いてしまった。気になっている彼の目の前で。彼は遺伝子強化試験体で私はその研究者で決して実ることが無い恋なのは知っているがダメ。いつの日から私は彼が好きだと分かってしまったの。そんな彼は今も私の頭をぎこちない笑顔で撫でて慰めようとしてくれてる
「もう虫はいないですので大丈夫ですよ」
そうじゃない。私があなたの目の前で弱いところを見せたくなかったの
「私の
え・・・今彼はなんて言ったの?今好きって・・・
「ほら大丈夫ですよ」
彼は私の頭を自分の胸元に抱き寄せる。あぁ君の臭いが温かみが伝わってくる
「もう安心ですよリアさん」
「うん・・・ありがとう」
自分でもわかる。顔がとても熱いのがわかるよ・・・でもこの気持ちは閉まっておこう私にもどうしようもないものがあるから
私はリアを抱きしめていると寝息が聞こえてくる。彼女は私の胸の中で寝てしまったのでそのままベッドで寝かせてあげると後方から私の知っている視線を感じた
「覗いてないで訓練でもしていたらどうですか?それとも今度はよりきつい訓練でもしてあげましょうか?」
そういうと視線を感じなくなりこの部屋にリアさんと私だけになった
「我ながらクサイ台詞をしてしまいましたかね。でも伝わってくれるといいんですけどね」
改めて言おう私は彼女、リア・ノーツが堪らなく好きなのだ
今回もお読みいただきありがとうございます
クロエちゃんごめんね・・・こんな展開にしかできない非力なうぷ主を許してくれ