IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】 作:ark.knight
兄貴から説明を受けて早くも1週間が経過したが兄貴はいつまで経ってもリアの事を引きずってるしいい加減持ち直してほしいところだが好きになった人が死ぬのは辛いもんなのかね?俺は何もすることがなくなって3人しか使わなくなった集団寝室のベッドの上で寝っ転がっていた。ある程度施設の中は綺麗にした、さすがに死体や血が付着した廊下とかクロエに歩かせるわけにはいかねぇしな
「なぁ兄貴話があるんだが、ちといいか?」
「なんでしょう?」
「流石にずっとここに居られない。今はまだいいんだがそのうち食料も尽きちまう・・・そこで提案なんだがもう少ししたらここを出ようぜ?」
この施設を完全に探索したがある程度の食料と大量の金、銃器そしてなぜかISコアが3つあった。最後のやつを除けば使えばなくなる消耗品だ。街に買いに行こうにもどこにあるのか知らない、狩りをしようにも銃なんて使えば俺たちの存在がバレるかもしれないと考えるとここを離れてどこかに家を作って暮らしていた方が十分に建設的だ
「・・・もう少しだけ時間をください」
「わかってるよ。さて俺はいつでもここを発てるように準備しておくから早めに決心しておいてくれよ?」
「いつも迷惑を掛けますね」
「ならさっさと立ち直ってくれ。なんで俺が頑張らなくちゃならねぇんだか」
俺は言う時はちゃんと言うが基本的には適当なタイプだからあんまり頑張りたくねぇんだっつーの。さっさとその女々しいのを直してくれねぇと俺の調子も狂うんだよ
「あ、あの・・・私はどうしたら・・・」
「クロエも一緒に来てくれるとありがたいんだが。如何せん俺らは外があんまり分かんねぇんだ」
「は、はい!」
後は兄貴か・・・もし来ないなんてほざいたら殺しはしないがどんな手を使ってでも連れ出してやんよ。さて準備でもしておくか
・・・私はどうしたらいいのでしょう。私怨で人を殺し、好きだった人さえも失ってしまった私には何も残されていない。それならいっそのこと弟とクロエから離れた方がいいのではないでしょうか?
「あの・・・私からも少しお話してもいいでしょうか?」
「ん?ああ、いいですよ」
「助けていただいてありがとうございました。私は親からいらないと言われ捨てられてここに連れてこられました。そんな時あなたが私を助けてくれて本当に嬉しかったです」
クロエは涙を浮かべ私にそう伝えてきた・・・そんな目で私を見ないでください。逃げようとしてたことが悪いことだと思えてしまうじゃないですか
「その・・・できれば一緒に行きませんか?」
「・・・弟にも言いましたがもう少し時間をください。そうしたらきちんと答えを出しますので」
これは私怨で人を殺した罰なんだ。そう思わないとたぶん私は決意できない・・・いったいどうしたらよかったのでしょう
「それじゃあ私はあなたと一緒に行きます。たとえいつまでも悩んでいようと私は一緒にいます」
なんでリアさんと同じことを言えるんだこの子は・・・こんな人殺しな奴と一緒にいない方が彼女も幸せだと私は思う
「なんでそこまでしようとするのですか?」
「え?・・・そうですね・・・助けて貰ったからじゃダメですか?」
「いまいち説得に欠けますね」
助けたのだって敵ではなかったからでもし敵だったら殺していたのにどうして彼女はそこまでしようとするのかは私にはわからない
「でもあなたの理由は聞きました・・・答えが出るまで待っていていただけませんか?」
「そのつもりです」
ねぇリアさん・・・私はどうしたらいいのでしょうか。私はクロエを集団寝室に置いて外に出た
今回もお読みいただきありがとうございます
リメイクをしてからも話が思い浮かばないうぷ主です