IS<インフィニット・ストラトス>-造られた双子-【リメイク版】 作:ark.knight
あの施設を去って早くも3年の月日が経過していた。私達は誰も近づかない山奥にひっそりと家を建て3人で暮らしていた。あの施設での経験は今でも夢に出て魘されてますが忘れてはならないという暗示だと感じています。あれ以来人との関りを捨てた私達はあるかどうかすらわからない寿命をただひたすら待つことにしたがそれを2人は納得してくれました
「んじゃ俺は外に出てくんぜ」
「ええ、よろしくおねがいしますよ」
「行ってらっしゃいませ弟様」
弟はかごを背負い外に食料を探しに行く。弟が食料を探しに行き私が調理する、そしてクロエは掃除や洗濯といった雑務と私達兄弟の手伝いという構成でやっています。ちなみにクロエは私達の事をお兄様、弟様と呼ぶようになりました
「お兄様はこれでよかったのですか?」
「なにがですか?」
「こんな山奥でひっそりと暮らすことにですよ。お兄様でしたらもっとすごいことができたはずですのに」
「これで良いんですよ。弟たちやあの人を守ることができなかった私にはこれでいいんですよ。それに今はクロエや弟を守ることに専念したいですし」
今では2人を守ることに専念したいですしそれにあまり人との関りを持ってあの時と同じ経験をしたくないですのでこうして逃げることにしたんです。弱い私にはふさわしい末路ですよ。それに合わせてくれた2人には申し訳ないですが
「お兄様が良いのでしたらクロエはそれについていきます。お兄様に助けて貰った御恩を報いたいのです」
「・・・ありがとうございます」
軽蔑される覚悟はありましたが礼を言われるだけのことはしたことは無いのですがね
「いいんですよ。私の生き方は私が決めることですので。さて掃除を始めるので手伝っていただけませんか?」
「良いですよ」
私達は家の掃除に取り掛かることにした。こんな時間が永遠に続けばいいのにと思ってしまうのがやっぱり私が弱い証拠なんでしょうね
あーどうすっかねー山菜やキノコを採ってっけど肉が食いてぇなー。よし今日は久しぶりにやる気出すか。地面についた動物の足跡を探り狩る為に探すことにしたが中々見つけることができなかった
「いねーなー。どうすっかね?」
更に家から遠ざかり奥の方に向かうと紫色の長髪の奇抜な服を着た女が倒れていた。一応生死確認してみると生きているみたいだった。生きている人間を放っておくわけにはいかず肩に担ぎ家にお持ち帰りすることにした。おーナニがとは言わんけど柔らけー。家に戻ると兄貴とクロエは俺の方を見て驚いていた
「女性を連れてきてどうしたんですか弟様!?」
「適当に獣でも狩ろうかと思ってたら倒れてたんで持ち帰っただけだが」
「はぁ・・・とりあえずあなたのベッドに寝かしておきなさい。死んでないから連れて来たのでしょう?」
「おうよ」
俺の部屋に女を担いだまま入りそっとベッドで寝かせてやった。まぁしばらくしたら起きるだろう。俺は2人の元に戻り大量に採ってきた山菜やキノコが入ったかごを置いて適当に寛ぎ始める
「ふぃー疲れたぜ。それにしてもこんな山に何しに来たんだかな?」
「意外と逃亡中なのかもしれませんよ。お疲れ様です弟様」
クロエはココアを淹れて俺に渡してくる。温かいんじゃー
「そりゃ無いと思うけどな。そんな奴だったら普通にどこかでくたばってんじゃねぇの?」
「それこそ分からないでしょう。彼女にどんな理由があってこんなところに逃げてきたのかは彼女のみ知る真実なのですからね」
兄貴は毒があるものそうでないものを仕分けながらそう言った。いやそれはわかってっけど
「それに関してはあの人が起きてから聞けばいいでしょう。その後はあの人次第なわけで私自身はあんまりいい顔はできませんが」
「辛辣やな。まぁ仕方ねぇか」
あんなことがあった後だしこうなるのは普通だと思うわ。さてしばらくはゆったりとしてますか
今回もお読みいただきありがとうございます
投稿が遅れたのに内容が飛躍し過ぎでぺらっぺらな件についてはお許しください