Monsters Life 作:究極極彩色ナメクジ
▶ガノトトスの、亜空間タックル!!
ギャァァァァ!!!
ガノトトスの滑空攻撃、MHXXで復活しますかねぇ~・・・・無理ですね。
なんなら水中戦の復活も・・・・無理ですね。
ガノトトス研究の第一人者の手記より・・・・・
長年にわたる研究の末、我、ガノトトスの産卵地域を発見せり。
否、産卵域という表現は正しくない。この目でガノトトスの胎卵生を確認した。
ガノトトスは腹の中で卵が孵り、いち早く孵った個体が他の個体及び卵を食べつくし、生き残った一つの個体のみ母体から出るという繁殖方法をとるらしい。これはサメなどにも同じ生態が見られるが・・・。ガノトトスは魚か竜か、より謎深まる。
産卵域は淡水、水源地に近い湖であり、ガノトトスの雌は繁殖期になると川の激流を遡りこの地を目指すようである。と言ってもガノトトスにとっては川の激流を遡ることなど造作もないのでかなりの割合でこの地につくらしい。
これより、この地にて生まれたガノトトスの稚魚を観察する。
我、この手記をガノトトス冒険記と名付ける。
一日目。本日は晴天なり。
ガノトトスの幼体を捕獲。特殊な印をつけて観察を開始した。体長約三十センチ、体重約千二百グラム。牙や鰭にはまだ催眠毒は確認されない。
ガノトトスの幼体、ここでは「ガノティー」と呼ぶことにするが、生まれたばかりから旺盛な食欲を示し、動くものであればオタマジャクシや小エビや魚などを盛んに襲っている。
二日目。本日は快晴なり。
ガノティーについて新たな情報を取得。この頃は聴覚よりも視覚や嗅覚の方が優れているようだ。考えられる理由としては、まだ体の小さいガノティーは、水を飲みに来た草食動物や、巨大なキングロブスタ、ましてや十メートルを優に超すジャングルガビアルなどの音を出す生物を襲えるはずもないため、音を出さずに身を潜める小エビや小魚などを主に捕食しているからだと思われる。
三日目。本日は曇天なり。
ガノティーが眠魚を捕食している場面を確認。催眠毒はここで得ているのだろうか?
実験として水中に生肉を投げ込んだら食らいついた。この頃は死肉も食料としているようである。・・・・・昼食用の生肉を投げ込んでしまった・・・・・・。
四日目。本日は雨天なり。
ここにもじき雨季が来る。今日はまだ本降りではないが、僅かに雨が降っただけで水かさが増した。雨季になったらどうなることやら・・・・・。
ガノティーに目立った動きなし。
五日目。本日は豪雨なり。
湖の水が増水し、川があふれ出した。今回の観察に至ってある人物に強制的に持たせられ、仕方なくガノティーに取りつけた「発信機」なるものの五十メートル圏内に近ずくと音が鳴る面妖な箱のようなものに反応なし。ガノティーは濁流に飲まれて川の下流に流されたと思われる。
これより追跡を開始する。
六日目。本日も豪雨なり。
収穫なし。明日は明朝からさらに下流を調べるとしよう。
七日目。本日も豪雨なり。
一瞬反応有。近辺を調査するも成果なし。
八日目。本日は快晴なり。
河口近海にてガノティーを発見。港町で物資を確保して船を借りる。明日からは海上の調査になりそうだ。
追記。発信機に反応して音を出す箱について、つまみを回すと範囲を20メートル程から300メートル程まで調節することができるという事実が判明。そうならそうと渡す時に言ってほしかったものである。
九日目。本日は曇り時々雨なり。
ガノティーを追跡。現在推定体長一メートル弱。水中の魚に襲い掛かる場面あり。
既にルドロスよりも水中機動力はありそうである。
十日目。本日は雨天なり。
かなり遠洋に移動。観察していると小さな岩の島にいる海鳥を捕食する瞬間を確認。陸上にいる獲物にも興味を示すようになったようである。
十一日目。本日嵐天。
我、嵐に遭遇せり。上空、白い影が一瞬見えり。
二十三日目。本日は快晴なり。
船が遭難し、日記に滞りが生じてしまった。
十日前、何とか大嵐に耐えきるも進路を見失い、放浪。食糧庫の物資が底を尽きたころに、ここ、チコ村を発見せり。アイルーのみで形成された村のようだが人間も偶に訪れる模様。村人一同「我らの団」なるキャラバンに強い恩義を感じているようだが、詳細は不明。ガノティーの情報もなし。
二十四日目。本日は晴天なり。
この村の位置を太陽の動きで確認したところ、最後にガノティーを見た所からかなり離れてしまっているようだ。
発見は絶望的と言えるだろう。
二十五日目。本日は曇天なり。
例の箱、一瞬反応して音が鳴ったが、周辺調査するも反応なし。誤作動だと思われる。
二十六日目。本日は晴れ時々泡ブレスなり。
チコ村に盾蟹・ダイミョウザザミが到来。しかしチコ村のヒーローと呼ばれるアイルーにより無事撃退。このヒーロー、昔はとても臆病だったようである。今の猪突猛進ぶりからするとにわかには信じがたいが・・・・・・
二十七日目。本日は快晴なり。
ここの村にも世話になってしまった。今日挨拶回りをして荷物をまとめたら、明日帰るとしよう。ガノティー依然見つからず。
二十八日目。本日も快晴なり。
帰りの船に乗った瞬間、例の箱に反応あり。周辺を捜索すると、奇跡的にガノティーを発見。まだこの村に滞在することになりそうである。
二十九日目。本日は曇天なり。
ガノティーの正確な計量に成功。現在体長三メートル二十七センチ。体重三百三十二キログラム。キングロブスタも捕食するぐらい立派に育っている。
三十日目。本日は豪雨なり。
熱帯低気圧の接近に伴い一日中豪雨続く。高波対策のため臨時の堤防を建設。ちょっとガノティーの様子を見てくると告げたら、アイルーたちに「フラグをぶち上げて海辺に行こうとするんじゃないニャ!!」と怒られた。
三十一日目。以前豪雨続く。
アイルーたちの話によると普通はこんなに雨の降る季節ではないようである。とするとこの雨はいったい・・・・?ガノティーに異常なし。
三十二日目。なおも豪雨続く。
チコ村浸水の危機迫る。仕方なく奥の「原生林」の高台に避難を決める。
三十三日目。水量盛んにして、豪雨未だ止まず。
雨と共に次第に風も強くなっていっている。仮設テントでは心もとないので影蜘蛛・ネルスキュラの巣と、各地にある巨大竜骨で頑丈な住居を建設。
三十四日目。災害本格到来。
風速三十五メートルを突破。我、これを古龍、アマツマガツチによる天津風と断定。
例の箱に反応あり。ガノティーは上陸しているようである。
四十日目。災厄、去る。
手記またも滞る。チコ村、崩壊するも、村民の活気消えず。
なお、今回の大嵐はアマツマガツチ本体の通過に伴うものと言うよりも、アマツマガツチが近くを通ったことにより掻き乱された低気圧によるものと推察。
ガノティーの生存確認。調査を続行する。
四十一日目。本日は快晴なり。
祖国はもう冬だろうか。この島は常夏なので季節が分かりづらい。
祖国より帰ってこいの手紙が十枚を突破したところである。ガノティー、僅かに村より離れた海域に移動。今後も動向に注意するので帰る気など更々無い。
四十二日目。本日は曇天なり。
チコ村の窮地を聞きつけてか「我らの団」この地に到来。さっき思い出したが「我らの団」のハンターはパンツ一丁で豪山龍の上に乗って大砂漠を駆け巡るともっぱらの噂のまつ毛ばさばさハンターだと聞く。・・・・・・あれは話に尾ひれがつきまくった結果だったらしい。丁度本人に確認をとった所である。
追記。「我らの団」の団長が、我の所属している組織でもある王立学術院の次席書記官によく似ているのだが・・・・そんな人物がこんな所にいるはずもないからおそらく人違いだろう。
四十三日目。本日は晴天なり。
ガノティーが孤島地方に向けて進み始めた。我らの団に船を一隻借りて後を追うことにする。チコ村よ、さらば。
四十四日目。本日も晴天なり。
ガノティーは少し見ない間に巨大化している。既に五メートル強もある。こんな大きさになるとこちらも危ないので観察は遠くから執り行うことになりそうである。
四十五日目。本日は晴れ、時々ナバルデウスなり。
・・・・・・我、無人島に漂流せり。
日記形式・・・・・・
ナメクジ頭には千年早かった気がしてなりません。
表現がね・・・・こう・・・・し辛いのよ・・・・。
泣き事言ってても始まりません。今後も誠心誠意、精進させていただく所存に御座います。