09e16のお蔵入り・短編集   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし…

さて…なんだかんだいって今回までは短いです。
…今回まではね?


REPORT.02【英雄の弟/Brother of the hero】

前回から一週間後

ドイツのとある空港にて…

 

カラカラカラ…

 

キャリーケースを引きながらひとりの少年が歩いていく…

「えっと…

このあたりにいるはずって聞いたんだけどなあ…」

 

そうつぶやきながら周囲を見渡す少年…

学生服を着こんでいる彼の名前は【織斑 一夏】

そう…

この日姉から招待された彼は

ドイツで行われる第2次モンド・グロッソの観戦のために

はるばる日本からやってきていた。

 

そんな彼に…

 

「あー…Mr.織斑?」

 

紫色の髪をした青年が話しかけてきた。

 

「あ、

…はい俺が織斑です。

えっと…

護衛をしてくれるっていう…」

 

「ああ…私が護衛役のギリアムだ。」

 

+++

回想…

前回ラストから数十分後

 

「私が日本からくる来賓の警護ですか…

他に誰がついてくれるんですか?

さすがにただの私立探偵に一人でやれとは…

言いませんよねえ?」

 

そう今回の警備責任者に問いかける(軽く脅す)ギリアム…

責任者である彼はその脅し(問いかけ)に対して

のけぞりながらも何とか返答する。

 

「いや来賓といっても選手の弟さんで

一応つけておくだけですから!!

さすがに国家元首とかじゃないんで大丈夫ですから!!」

 

そういう彼の顔は…

少しだけ青ざめていた。

それもそうだろう、

…彼から見たギリアムは

口元だけが笑って目は一切笑っていないうえに

なぜか室内なのに逆光を背負い

黒いオーラが背中からあふれ出していたのだから…

 

(ヒィィィィ…)

彼が…

ハンス・ヴィーパーが怖がってもしょうがないのだ。

 

+++

時間軸は戻り…

 

「えっと…

確かこの後はホテルに行って…

明日から始まるもんど・ぐろっそでしたっけ?

それの会場に行く以外では出ちゃだめなんですよね?」

 

そういう一夏にギリアムは申し訳なさそうに答えた…

 

「ああ…

さすがに警備につくのが俺だけだと

そうしないと危険だからね。

…すまんな、

観光はまたいつかにしてくれ。」

 

そしてホテルへと向かう二人だが…

 

『ターゲットの到着を確認…

これより監視を開始する』

 

物陰から彼らを見つめる黒い影があった。

 

この後一夏とギリアムはモンド・グロッソ期間中に

まるで実の兄弟のように

なんだかんだ言っても仲良くなっていく。

ただ…

その後一夏のみ

この期間の記憶があやふやになってしまうのだが。

 

そう…

読者諸兄もよく御存じであろう…

あの事件によって。

 

しかし今は…

 

「…」

(しかし…

前回優勝者の弟を俺一人だけで警備させるか?

…気を付けていた方がいいか。)

 

(すっげえ物調面…

なんか俺悪いことしたのかな?)

 

今後のことを考えているギリアムに

一夏は存在しない壁を感じていたが。

 

GO TO NEXT REPORT…

 

次回予告

モンド・グロッソ最終日

それまで異常がなかったことで

安心しきっていたギリアムたちに

試練が襲いかかる…

 

次回

REPORT03【英雄再臨/Hero Second Coming】

目覚めよ…黒き亡霊よ




REPORT02…いかがでした?

さて…前説はこれで終了だ。
次回からあの事件に入る…
さあ覚悟はいいかい?
…俺はできている。

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。
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