IS-インフィニット・ストラトス……俺はやりたいことをやる!!   作:ヘッケラー

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みなさん、こんにちは。ヘッケラーです。
また、第三話と同様に時間が空いてしまいました。
申し訳ありません。
毎日、もしくは1週間に1回投稿したいとは常日頃から思っているのですが出来ていません。
少しずつではありますが、更新スピードを上げていきたいと感じています。
では、第4話です。予告していた通り、時間がまた飛びました。次の話は、できるだけ時間を飛ばさないようにしたいです。


4話  渡米、そして夢への道

4話  渡米、そして夢への道

 俺がアメリカに渡って、8年の月日が経過した。

……時間がかなり飛んだが、気にしないで欲しい。

 

 

父親の仕事の都合と言うベターな理由で、渡米した俺は、まず勉強を始めた。自分の目標であるMTGをやるため、親が安心出来る程度の成績が必要だと思ったからだ。また、遊戯王のような立体映像(ソリッドビジョン)をMTGでも創ってみたいという思いもあった。

 

 

 体を鍛えながら勉強に励んだ結果、13歳で大学を卒業することが出来た。もちろん、嫌がらせ、いじめはあった。例えば、

「ヘイ!!ジャップ!!」

と急に呼び止められ、暴力を振るわれる。また、陰口を叩かれるなどはあった。しかし、俺は学校のパソコンからハッキングし、そいつらの機密情報を学校内のパソコンにばら撒いた。すると、俺への嫌がらせが少しずつ無くなっていった。そんな、トラブルもあったが無事に卒業することができた。 

 

 体を鍛えた俺は、神様から貰った能力のほとんどを使えるようになった。しかし、小宇宙(コスモ)だけはどうしても使うことが出来ずにいた。どうしたら使えるようになる?やっぱり、漫画みたいなセリフを叫ぶ必要があるのか。

「俺の小宇宙(コスモ)!!燃え上がれ!!」とか

「ペガサス流星拳!!」とか……違うだろうな。

 

 

 また、俺はMTGを思う存分にやることが出来た。大会などでは、まだ入賞できていないが、自分が少しずつ上手くなっていく実感があった。また、立体映像(ソリッドビジョン)の研究も進んだ。と言っても基礎異論が完成した段階であるが、これから研究を続けていく予定だ。

 

 

 さて、8年前に発表されたISだがやはり、本来の用途である宇宙開発ではなく、兵器として使用されている。IS学園も原作通りに建設されたようだ。俺個人の意見としては、ISは必要ない。元々宇宙開発のためのものだが、まだ、未完成だと思う。酸素を生み出す装置や、生命を維持する装置がなくて、何が宇宙開発だ。まあ、俺は原作には、一切関わるつもりはないから関係ないか。

 

 

 さあ、今日のトレーニングも終わったから、ISのことは忘れて家に帰ろう。家で両親が待っている。本当に良い両親だな。9歳で大学に入学出来ると言ったら二人とも自分のことのように喜んでくれた。二人には感謝してもしきれない。そんなことを思いながら、俺は家に帰った。

「ただいま」

俺はそう言いながら玄関を開けた。しかし、いつもは帰ってくる母親の返事がない。それに、

「この匂いは……」

鉄分の匂い……血の匂いだった。俺は念の為、警察に通報し家の中に入った。

 

 

 

 

 俺は家の中に入ったが、何者がいるか分からないので、じりじりと暗い廊下を進んでいた。

この先がリビング、ダイニング、そしてキッチンだ。

 

 俺はゆっくりとリビングに繋がる扉を開いた。そこに広がっていた光景は、まさに地獄であった。血塗れで倒れている両親。リビングに置かれた家具や小物類をズタズタに切り裂かれていた。

 俺は倒れている両親に近づいた。もしかしたら、まだ息があるかも知れない。

「父さん!!母さん!!」

俺は大声で何度も呼びかけたが反応はなかった。さらに、

「てめぇ……誰だ?」

大声で呼びかけたせいか、犯人まで呼んでしまったようだ。白人で髪はなく、身長は2m位あるだろう。太い筋肉が体を覆っている。服装は迷彩服の上下を身に着けていた。軍人だろうか。

「おまえが父さんと母さんを殺ったのか?」

「こいつらのガキか」

「殺したのかと聞いている」

「ああ、殺したよ」

「なぜだ」

「憂さ晴らしだろうな」

「憂さ晴らしで、俺の家族を奪ったのか!!」

「まあ、落ち着け」

「これが落ち着いていられるか!!!」

「そうそう、言い忘れたよ」

「何だ!!!」

「こいつらを殺したのは俺だけじゃない。もう一人いる」

「え……」

ガシッ!!

俺は、背後から迫ってきた男に羽交い絞めにされた。

「離せ!!」

「嫌だね。おまえもパパやママの所へ送ってやるよ。」

そういうと、俺の口に布を噛ませ、喋られないようにした。

「まあ、待てよ」

「何だよ。とっとと殺って、ずらかるぞ」

「このガキは、さっき俺に暴言をはいた。こいつはいたぶらないと気が済まないぜ。」

何とも身勝手なクソ野郎だ。

「ハイハイ……」

「しっかりとそのガキを掴んどけよ」

そういうと、迷彩服の男は、刃渡り15㎝程のナイフを取り出した。その刃先は、俺の両親の血に染まっていた。

「さあ、始めるか」

グチャッ……グリッ……

「!!……!!?」

まず、眼球が潰された。次に鼻が削がれた。その次は、耳が切り落とされた。

その想像を絶する痛みに俺は声が出せなかった。五感がなくなっていく感覚は、何とも言えなかった。

「ギャハハハハ!!!どうだ?苦しいだろう?」

理不尽な暴力と親を殺された怒りがあるのに、何もできない自分が歯痒かった。何も見えない、何も聞こえない、何も感じない、これではどうすることも出来なかった。

「おいボブ、そろそろ、始末しないとサツが来るぞ」

「分かった。もう少し、いたぶりたかったが仕方ないな。……よかったな、もうすぐパパとママに会えるぞ」

迷彩服の男(ボブ?)がナイフを俺の心臓に向けた。どうやら、止めを刺すようだ。

「じゃあな、小僧。恨むのなら、ISを恨んでくれ」

ボブがナイフを振り下ろした。だが、それは、俺に届くことはなかった。

 

 

 俺の心で、何かが激しく燃えた。そして、そのエネルギーがまるで、盾のように俺を守った。

「これが、小宇宙(コスモ)か」

どうやら、五感をほとんど失ったおかげで、第七感(セブンセンシズ)が目覚め、そこから小宇宙(コスモ)が発生したようだ。……順番逆だよな。

 

「……何だ!!その力は?」

ボブが何か言っているが答えてやる義務はない。それよりも、こいつらを殺すことが優先だ。

……いや、殺すよりもこいつらには、聞いておきたいことがあるな。

 

「うおああああ!!!」

大声を出しながら、ボブとその仲間が襲ってくる。しかし、今の俺には通じない。

「鳳翼天翔!!!」

二人が発生した烈風に吹き飛ばされた。俺は、今出来る最大限の技を撃った。といっても、人を吹き飛ばすには十分な技だ。

 

「さあて、質問タイムと行こう」

宇宙(コスモ)で、何とか二人の居場所を探すことが出来た。

「何で、俺の両親が殺されなければならなかったのか、教えてもらおうか」

「「お前のようなガキに教えられるか!!」」

この場におよんで、まだ抵抗を続けようとするな……よし

「分かった。喋らなくてもいい」

「「!!!」」

二人は明らかに嬉しそうな表情をこちらに向けた。助かったと思っているのか?

「永遠に苦しみ続けろ」

「え……」

「鳳凰幻魔拳!!」

バタッ……二人の殺人鬼は倒れた。

精神を崩壊させた。二度と正気に戻ることはないだろう。

フラッ

気力で支えていた体が限界のようだ。

「また、これで人生が終わってしまうのかな」

そう思いながら、俺の意識を闇へ落ちて行った。

 

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