クロノトリガー~時空を越えた魔法騎士~   作:ユキユキさん

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書きたくなったから書いた、後悔はたぶんしない。


~旅立ち!夢見る千年祭~
第1話 ~もう一人送ります!


・・・あれ?なんだこの白い空間は。このフワフワとした浮遊感、激しく身に覚えがあるんですが。いや、そもそも俺は海賊掃討戦の依頼を終わらせて、新しい仲間と共にトラキアへと戻ってきた筈だ。何事も問題なく、これからのことを考えて行動していた筈なのだ。うぉぉぉぉぉ・・・っ!分からん、何故にこんな所へ・・・!身に覚えがあるのも解せん!

 

『・・・久しぶりだね、○○○○くん。・・・いや、今はエシャルという名だったね?』

 

ウンウン唸っていると、何処かで聞き覚えのある厳かな声が耳に入った。しかも、○○○○とかって俺の前世での名前じゃね?と思いつつも、声のした方へ視線を向けると、

 

「・・・ハイジのお爺さんがいる?・・・このくだりにも身に覚えが!」

 

ハイジのお爺さんが、後光を背負って浮いていた。・・・あれ?この人を何処かで?え~と・・・。

 

誰だったっけ?

 

『君とは一度出会っている。君の前世で私の部下がやらかしてね、君が死んだ時に出会ったよ。そして今の君・・・、エシャルとして生きる為の新たな命を与えた者、・・・そう言えば思い出すかな?』

 

・・・前世でやらかした?死んで新たな命?・・・そこから思い出されることといえば、・・・あっ!

 

「あの時の神様じゃないですか!?」

 

思い出した!あの時の神様だよ、今の俺があるのもこの方のお陰だよ!・・・また、会えるとは思わなかったよ!

 

『・・・思い出してくれたようだね?』

 

いやぁ、あの時の神様との再会とかって・・・、人生何があるか分からないね!

 

・・・・・・えぇ!?神様との再会は凄いことだけど、不吉じゃね?・・・まさか、俺ってば死んだの!?・・・まだやることがたくさんあったのに!・・・トラバント、ガンドルフの兄貴、ディアドラ、・・・みんな、・・・すまない!

 

『安心するといい、・・・ここは君の夢の中。死んではいないさ・・・。』

 

・・・みんな、・・・俺は死んでないみたいだ。・・・・・・死んでないの!?・・・やだなぁ神様、脅かすのは無しですぜ?というか、死んでないのに神様との再会とかって・・・、何か用でもあるんですかね?

 

『・・・あぁ、その通りだ。・・・君には別の世界へと行ってもらいたくてね、こうして夢の中へと現れたのさ。』

 

えっ?・・・別世界?・・・あの、神様?俺にはまだまだやりたいことがあるんですが・・・。

 

『・・・それは分かっているよ、君は実に面白い。今の世界を別の道にへと誘っている、・・・素晴らしい。故に、その手腕を別世界でも振るってほしい。・・・因みに、君に拒否権というものはない。何故なら、私は神だからね。多少の理不尽はまかり通る。』

 

うわぁぁぁぁぁん!トラバント、ガンドルフの兄貴、ディアドラァ!!俺はやっぱり駄目だ!もう会えない!!

 

『そういうわけだから、ちょっと失礼するよ?・・・それ!』

 

いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁっ!?

 

 

 

 

 

・・・・・・あれ?俺の体には何も起きていない?眩い光に視界を塗り潰されたから、てっきり・・・。

 

『・・・そんなことはしないさ、あの世界に送ったのは私だからね。君の紡ぐ物語を最後まで見ると決めている、まだまだやりたいことがあるのだろう?』

 

神様も人が悪い!本当に驚かせないでくださいよ、マジでビビったっすよ!

 

・・・で、俺に何をしたんです?俺を別世界ってーのはホントなんでしょ?

 

『・・・君のコピーを作らせてもらったのさ、君であって君では無い者。・・・別世界に適合したもう一人のエシャル、まんま君なんだけどね。』

 

もう一人の俺?・・・ってまた視界が!ちょっと神様、酷いっす!リアルだったら確実に目をやってますよ!・・・・・・う~ん、視界が元に戻ってきたってうぉい!本当に俺がいる!意識が無いっぽいけど、エシャルその人だよ!

 

『彼がもう一人の君、君と同じ思考をしたエシャルだ。・・・君の代わりとして、別世界へと送り込む。』

 

なるほど、俺と同じ思考を持つのなら、俺自身を送り込むのと同じっすね。

 

『うむ、そういうわけだよ。彼を送り込み、別世界をも観察する。君の紡ぐ物語は面白いからね、もう一つ見たいと思ったからこうして現れたのさ。これで私は暇を弄ばないで済むよ、ありがとう。』

 

神様の道楽?に一役買ったみたいで、此方としても嬉しいですよ。・・・そういうことなら、俺の方は用済みっすよね?出来ればそろそろ、あっちに戻りたいのですが・・・。大丈夫と言われていますが、やっぱり不安で・・・。

 

『あぁそうだね、本当にありがとう。手間を掛けさせたね、・・・君の活躍はきちんと見ている。悔いの無い人生を歩んでくれたまえ、・・・楽しませてもらうよ。』

 

了解っす!神様、もう一人の俺をよろしく!そして、どうぞ俺を見て楽しんでください!・・・ではでは、失礼します!!

 

ーーーーーーーーーーーー

 

・・・戻ったようだな、本当に元気の良い子だ。・・・さて、もう一人の○○○○くん、いやエシャルくんか。彼をもう一つの世界へと送らなければ。

 

物語に絡めるように、主人公の兄という立場にしようか。能力も聖戦の系譜から、此方の世界に適合したものへと変えなければ。性格はさっきも言ったと思うがエシャルくんで、聖戦の系譜での記憶は消して、新たに此方の世界の情報を入れて・・・。

 

・・・ふむ、これでいいだろう。これで違和感無く、此方の世界でも彼らしく生きることが出来るだろう。一応、どんなものか最終確認でもしておこう。

 

 

 

 

 

名前:エシャル

属性:天・火・水

 

LV:5

HP:170/170

MP:20/20

 

攻撃力:32

防御力:42

 

力:19

魔力:20

体力:18

魔法防御:20

素早さ:13

命中:16

回避:15

 

【装備】

武器:アイアンブレード

兜:ブロンズメット

鎧:ブロンズアーマー

アクセサリー:マジックシール

 

【スキル】

キルソード

ファイアソード

ライブ

 

 

 

 

 

・・・問題ないな、初期にしては強い能力かもしれないが、エシャルくんだしな。元々のスペックも高いし、何かをやらかすだろうし、・・・うん、楽しめそうだ。

 

・・・ステータス通りの強さにはならんだろうな、彼は。最終確認をしてから言うのはあれだがな。まぁ・・・君の行く道を見守らせてもらうよ、もう一人のエシャルくん。オリジナルに勝るとも劣らない活躍を祈っている。

 

さぁ、行くといい。・・・クロノトリガーの世界へ。




この物語に、聖戦の系譜は絡みません。

この話だけです。知らなくても、普通に見れると思います。

オリ主のステータスは高いですが気にしないでください。どうせクロノ達もすぐに強くなるんで。

ゲームでもそうでしょ?
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