本当ならばもっと早く、ファイアーエムブレムの方を投稿したかったんですがね、原作沿いのクロノの方が考えやすかったんでね。
まだまだ病み上りもいいとこなんで、ひっそりいきます。
ーエシャルー
何処からともなく現れて、エキドナを弾いてくっつくマールちゃん。引き剥がそうとしても何故か剥がれない、・・・その力は何処から出てくるの?
「エシャルさん、エシャルさん、エシャルさん・・・!」
俺の名前を連呼して幸せそうな顔、そんなマールちゃんを見てマヨネーさんも更にくっつく。マヨネーさんの豊かな双丘に俺の腕が埋まっていきます、・・・エキドナは凄い凶悪顔です。
「何なのだ、・・・この青臭いメスガキは!私のエシャルさんを堪能するなんて・・・!」
牙を剥き出して威嚇しております、・・・何この状況。自分似と言われるマールちゃんを気にしていたリーネ王妃、そして王に大臣、カエル達は何故か微笑ましそうに見てくる。・・・助けてよ!
「・・・ふむ、余の子孫はエシャルがお気に入りであるか。大いに結構、勇者と共におれば我がガルディア王国は安泰よな。」
「そうですわね、ガルディア王。エシャル様のようなお方が王族に名を連ねる、それはとても素晴らしいことですわ。」
「いや、これは目出度い!未来の王妃様?で良いのですかな?見る目がありますな!」
「エキドナにマヨネー、それに王女様をたらしこむとは恐れ入った。・・・未来のガルディアを頼むぞ、エシャル!」
王、リーネ王妃、大臣、カエル・・・その発言に俺は、
「何その前向き発言、馬鹿なんじゃないの?・・・止めろよ、彼女達の行動を止めろよ!」
三人にくっつかれている俺を助けろよ!幸せな感触にニヤけそうになる俺を助けろよ!・・・というか、エキドナ恐いよ!
ワイワイガヤガヤやっていると、クロノとルッカが戻ってきた。クロノが俺を見た瞬間、
「兄さん!?何とまぁ・・・羨まし、いや・・・何てけしからんことを!ここは王の間だよ!?豊かな山に埋もれるような場所じゃないんだよ!・・・兄さん!後で感想お願いしまっ・・・ハッ!?」
「クロノ・・・あんたねぇ~・・・!」
とか言って、ルッカにスリーパーされました。更にカオス、・・・誰か収拾しておくれよ!
・・・とまぁこんな感じになりましたが、何とか三人を引き剥がし場が落ち着きました、・・・仕切り直しです。
「・・・君が余の子孫であるマールディアであったとは、似ているとはいえ間違えたのは事実。・・・すまぬな、マールディア。そして、無事に現世に戻れて良かった・・・。」
さっきのニヤついていた親父はなりを潜め、ガルディア21世の顔に戻った。愉快な王である、・・・魔王軍の侵攻を防げるのか不安だ。
「・・・本当に、本当に私と瓜二つ。・・・これは見間違えても仕方の無きこと、・・・マールディアで良いのですよね?私がリーネディアで此方がガルディア21世様になります、貴女のご先祖になります。」
マールちゃんの顔をじっくり見て、自身に似すぎていることに驚き、自身と改めて王を紹介する。そんなリーネ王妃を見てマールちゃんは、目を見開いて驚き言ったことは・・・、
「わっわっ!私の大好きなリーネディア王妃様だ!・・・光栄です、後でサインをください!」
と興奮気味にそう言いました、スルーされた王の顔が何とも言えない。それがきっかけとなり、先程までの喧騒が嘘のように感じる穏やかムードに。俺としては良かったと思える、そして・・・あの雰囲気に戻らなければいいなと思います。俺に視線が集中するんですもの、堪えきれませんよマジで!針の筵で天国なんですよ!?・・・俺の鉄壁意思は、いずれ崩壊するだろう。
そこからこのガルディア王国の話へ、その時は極力・・・未来のガルディアの話はしなかった。聞いてしまえばもしかしたら・・・、何かしらの影響で何かが変わるかもしれないからな。それに未来が知れたらつまらないじゃん?・・・影響のなさそうな俺達の家族のこととか、マールはとりあえず平和だってことを話した。これくらいは話しても大丈夫だよね?・・・というか、既に影響がありそうなことが起きていますけど、・・・大丈夫だよね?エキドナとかマヨネーさんとか。・・・ちょいと不安ではあるけれど、もう仕方がないことだよね?うん。今更、別れるなんてあり得ませんから。彼女達を裏切りませんよ、俺は!
・・・で、談笑を終えた俺達は帰ることにする。あまり長居をしてもあれですし、ぶっちゃけ自分の時代が気になりますしね。そんな俺達に王とリーネ王妃は、
「そなた達には過分に世話を掛けた、・・・色々と礼を尽くしてもしきれぬ。故に今は未来の為、団結して国を守ることで返すとしよう。」
「エシャル様、・・・グレンと共に救ってくれたことを私は忘れません。私の子孫になりますマールディアのこと、くれぐれもよろしくお願い致しますね?」
と、感謝のお言葉を頂きました!当然のことをしただけですが、お礼を言われると嬉しいものですね!
「エシャル殿には命を救っていただきました、こうしてここにいられるのはそのお陰ですぞ!改めて感謝を!」
「ビネガー如きにやらせはしないさ、王国は俺達が守る!後クロノ、お前の太刀筋・・・なかなかのものだったぞ。エシャルは・・・、俺よりも強いから特にない。まぁ・・・何だ、世話になったな。」
続いて大臣にカエル、クロノには一言あって俺には無し・・・何だか寂しいのは気のせい?
王達に一言いただき、俺達が助けた二人の兵士、他の方々にも声を掛けられてから俺達は城を後にする。最後の最後で疲れたな、声を掛けられまくるって意外と辛い。特にクロノとルッカがしんどそうではあるし、エキドナも渋い顔。マールは慣れているし、俺やマヨネーさんも色々あるからまぁある程度は・・・ね。
「つーか、帰ると言って城を出てきたわけだが、・・・帰れるもんなのかね?」
と不安に思っていることを言う、俺の発言にクロノも、
「確かにそうだね。僕達は元いた時代に戻れるのかな?わけの分からない穴に吸い込まれてここへ来たわけだし・・・。」
クロノも不安みたいだね、・・・マジでどうなるの?まぁこの時代で暮らせってんなら俺は大丈夫だけど、王女っぽいマールちゃんはそうもいかないよね?・・・きっと、元の時代では捜索されているよ。・・・・・・やべ、帰るのも不安だぞこりゃ。エキドナとマヨネーさんも一緒に来るからなぁ、マールちゃんを送るのは必然的にクロノになってしまう。・・・マジで大丈夫だろうか?不安で仕方がない。・・・が、その不安よりも帰れるかっていう方が今は重要ですけど。うーむ・・・と、歩きながら頭を悩ませていると、
「ここは天才ルッカ様の出番ね!」
と、待ってましたと言わんばかりにルッカが名乗りを上げた。
ールッカー
とりあえず事件を解決して城を出たわけだけど、これからどうするかって話になった。まぁそれはそうよね?マールとエシャル兄は何が何だか分からないままここへ来たわけだし、クロノは後先考えずに二人を追っ掛けた、エキドナさんとマヨネーさんは分かる筈が無いわけで。必然的に私・・・ってなるわよね?存在感の薄かった私が目立つ時、さぁ・・・私を頼りなさい!
・・・とは思ったものの、誰も私に意見を求めない。何でよ!そこはルッカちゃんに色々と聞くものでしょうが!自力で来たのよ私は!・・・って、そのことを説明していなかったわね。私ってば普通に溶け込んじゃっているし、由々しき事態だわ!これはもう自分から名乗り上げるしかないわね!
「ここは天才ルッカ様の出番ね!」
声高らかにそう言った私に視線が集まる、注目されると・・・気持ちいいわね!
色々と説明したいけど時間が掛かるからね、とりあえず私達がこの時代に落ちた場所、トルース村の裏山へと向かっているわけで、
「流石はルッカ、自力でここへ来るとは天才だな!しかも戻る手段を持ち合わせているとかって、完璧じゃないか!持つべきものは頼れる妹分だな、わはははは!」
その途中でエシャル兄がめっちゃ褒め称えてくる、もっと褒め称えても良いのよ?クロノとマールも私を持ち上げてくるし、本当に気分が良いわ!ドンドン私を上げまくりなさい、オ~ホッホッホッホッ!!
そして辿り着いた例の場所、マールが辺りをキョロキョロと見渡し、
「何処から帰るの?」
と私に聞いてくる、一応・・・マールは王女様だからね?
「畏れながら、マールディア王女・・・「マールでいいってば!」・・・で、ではマール。ご覧ください。」
丁寧な言葉使いで接しようとしたら、マールがプリプリ怒ってきた。・・・やっぱり突然すぎて駄目だったかしら?今更感があるものね、失敗失敗。まぁとりあえず、気を取り直しまして・・・!ショルダーバッグから華麗にある物を取り出し、華麗にターンを決めてから振りかざす。すると何もない場所からあの穴が、時代を越えるあの穴が現れた。突然のことにマールが驚く、そして・・・、
「これって私達を吸い込んだっていう穴だよね?・・・ルッカってばすっごーい!」
マールの純粋な称賛に私は、
「オホホホホ・・・・・・!ってし、失礼しました・・・!」
高笑いをしてしまったわ、王女様の前で!本当に今更だけど、不敬罪にならないわよね?と思ったんだけど、
「話し方も普通でいーの!ルッカの方が凄いんだよ!私は王女かもしれないけど、何にも出来ないんだから。何にも出来ない駄目な私を慰めて、エシャルさん!」
ガルディア城内での接し方でいいわけね?あの時はテンパったりしていたからよく覚えていないけど、クロノ達と同じで良いってことよね?ならやり易いわ・・・って、最終的にエシャル兄ってわけねこの娘。
「では、お言葉に甘えて・・・軽く説明させてもらうわね?私はこの穴・・・、歪みに『ゲート』って名付けたんだけど・・・。ゲートは、違う時代の同じ場所に繋がっている『門』のような物なのよ。出たり消えたりするのはゲート自体が不安定だからなの。そこでテレポッドの原理を応用してこの・・・。」
私は再びターンを決めて、ゲートを開く為の道具を振りかざす。
「ゲートホルダーを使ってゲートを安定させてるってワケ。」
ドヤ顔で決める私、・・・これは決まったわね!影が薄くて、存在感も無くて、目立たなかった私に脚光が当たったわ!・・・ウフフフフフ、・・・気持ちいいわね!って、マール以外の視線が痛い!私ってば、調子に乗りすぎちゃったかしら?
・・・あー、ダルい。