クロノトリガー~時空を越えた魔法騎士~   作:ユキユキさん

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ちょいと時間が経ちましたかな?


第2話 ~チョラスの町《自宅》

ーエキドナー

 

エシャルさんが言う私達の時代・・・中世から、ゲートとかいう穴を潜り抜けてやって来たエシャルさんの時代・・・現代。初めて来たこの時代の光景は、この目に映る全てに私は驚く。ルッカとかいう眼鏡少女が持っていた武器?と似ているような大きな物体、見たことも無いカラフルな浮遊物。遠目に見える鮮やかな服を着た人々、聞こえてくる喧騒に私は呆然としていた。エシャルさんの教えを、マヨネーと共に聞き逃すまいと聞きに徹する。それで聞いてはいたのだけれど、その話を聞いてから見回してみて実感する。私の時代とエシャルさんの時代、文明・・・でいいのか分からないがかなりの差があるのだと。

 

私は周囲に目を向け、耳を傾けることに夢中であった。そんな中で、何やらエシャルさんと弟くん達との間で話がなされ纏まったみたいだ。エシャルさんが弟くん達に別れを告げ、私とマヨネーの手を取り歩き出す。マヨネーも何だか突然手を握られたっぽいが、すぐにメロメロだ。・・・さてはマヨネー、私と同じようにこの光景を見て驚いていたな?・・・まぁ私も同じなんだけど、その後のメロメロまで同じだ。

 

 

 

 

 

人気のあまり無い場所に連れてこられた私達、妙にドキドキする。そこでエシャルさんに言われたことは、

 

「クロノ達には教えたくはなかったが、実は俺・・・マヨネーさんも使えるであろうワープが使えるのだよ。」

 

と言ってきたではないか。期待していたこととは違ったけど、エシャルさんが凄すぎる。ワープだなんて、上級魔族しか使えない空魔法の一つだ。それを人間であるエシャルさんが使えるだなんて、何処までも驚かせてくれる。流石はエシャルさん、完璧超人である。空魔法のエキスパートであるマヨネーも、驚きつつ嬉しそうだ。同じ空魔法の遣い手と分かったのだから喜ぶのも当たり前か、・・・羨ましい!私も覚えたいものである。

 

そこからエシャルさんに二人で抱き着き、ワープにてチョラスの町へと来た。正確には、チョラスの町にあるエシャルさんの自宅へと。目の前には白い外装が眩しい一軒家、二階建ての立派な家だ。・・・・・・ここがこれから私達がお世話になる場所、私達の愛の巣へとなる場所なのだから。・・・そう考えると、何だかドキドキするし、ニヤニヤもしてしまう。隣ではマヨネーが頬に両手を添えて、イヤンイヤンとクネクネ妄想に耽っている。・・・うん、冷静になった。エシャルさんも苦笑いをしているし、・・・引かれているぞマヨネー。

 

ーーーーーーーーーーー

 

ーマヨネーー

 

エシャルさんの時代、え~と・・・現代というらしいのヨネ~。あたい達の時代は中世?と呼ぶらしいけど、全然違う情景にビックリ!発展しまくりの賑やかすぎに驚くし、パッと見・・・魔族が数人しかいないっぽいのヨネ~。その数人も人間に化けて溶け込んでいるみたい、感知で見付けたから間違いないのヨネ~。・・・コソコソと生活しているのかしら?そこから考えるに、魔族は負けたのかしらね?まぁ今となってはどうでもいいけど。あたいは共存派だから、・・・自業自得ヨネ~。複雑って言えば複雑だけど、生き残りがいるなら安心ヨネ~♪

 

周囲を見たり考えていたりしていたら、いつの間にか弟君達と別れていた。あたいとしたことが別れの挨拶をしていないのヨネ~、まぁそれよりも現在・・・エシャルさんに手を引かれて歩いている事実に鼓動が激しくなる。そして更に、人気のあまりない場所での発言にあたいは驚いた。エシャルさんもあたいと同じでワープが使える、空魔法の遣い手であると告白してきたのだ!それはエシャルさんが上級魔族並の人間ってこと、そしてあたいとお揃いってことなのヨネ~♪

 

「あたいと同じなのヨネ~♪ますます運命を感じるのヨネ~、エシャルさん♪」

 

そのことにあたいはメロメロ、気付けばエシャルさんに抱き着いてワープしていたのヨネ~。エシャルさんのモノになってからあたい、意識が飛んで妄想に浸ることが多い。・・・あたい、大丈夫かしら?

 

 

 

 

 

そして着いたのがチョラスの町だっけ?・・・そうそう、エシャルさんの自宅に来たのよヨネ~。あたいの目前にある白い一軒家がそうなのかしら?あたいの住んでいた館よりは小さいけれど十分に立派、美しさで考えるならエシャルさんの自宅に軍配が上がるのヨネ~。一応、周辺に目を向けてみる。・・・町外れって言っていたけれど、確かに周辺には他の家が無い。小鳥の囀りが心を和ませ、家を囲むように木々が立ち並ぶ。それも多すぎず少なすぎずの絶妙さ、太陽の光で輝く白い外装のエシャルさんの一軒家。センスが良すぎるのヨネ~♪エシャルさんに死角なんて無いのかしら?

 

こんなにも立地条件に恵まれている一軒家に、あたいとエキドナがエシャルさんと一緒に住む。考えるだけで胸がドキドキ、妄想でもしようものなら確実にイ・ケ・ル♪

 

・・・というか、既に妄想をしているのヨネ~♪・・・あぁん♪エシャルさん待つのヨネ~♪あたい、まだ湯浴みしていないから・・・。えっ?そのままの方が興奮する?エシャルさんったら、マニアなのヨネ~♪・・・優しくお願いしますっ♪

 

エキドナにツッコミをもらうまで、あたいは妄想をしていたみたい。何だかエシャルさんが微妙に引いている!?もうっ!あたいのバカバカバカバカバカバカバカ!!妄想を控えるようにしないと、エシャルさんに見捨てられるかもしれない。気を付けないといけないのヨネ~、・・・あたい頑張る!

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ーエシャルー

 

チョラスの町の自宅に帰ってきたのはいいんだけど、二人の様子が変だ。エキドナは胸を押さえてハァハァと息遣いが荒く、何だかニヤついている。マヨネーさんは周囲を見回してから、無駄にクネクネと悶えだして色っぽいんだけど、・・・引く。二人共、ロクでもないことを妄想しているな?まぁ俺としても、美人さん二人と住むことになるからドキドキワクワクはするよ?勿論ポーカーフェイスで顔に出さないし、動きにも出しませんよ?家主には威厳が必要なのだ!俺の鋼鉄な精神力で、誘惑等跳ね返してくれるわ!

 

実際、同居人みたいな娘も一人居ますからね。正確に言うなら、これから四人で住むことになるな。・・・それはいいとして、二人の反応に引きつつも、揺れる二人の双丘に視線が釘付けだったりするんですけどね!もう一人の同居人にバレたらむくれるな、家の中では気を付けねばならない。・・・あ、エキドナが正気に戻った。

 

その後少ししてから、マヨネーさんも正気に戻った。一体彼女達に何が起きたのか?よくは分からんけど、とりあえずは家だよな!そんなわけで、俺の目で自宅とその周囲を点検してみる。・・・・・・・・・うむ、特に問題は無いみたいだな。過去・・・中世から戻ってきたけど、行ったことによる影響は見た目何も無いようだ。後は中・・・だな、そう思い鍵穴へ鍵を差し込んだのだが違和感が。

 

・・・あれ?鍵が開いている?実家に帰る時にきちんと閉めた筈なのに・・・。家の中にいる時でも、鍵はきちんと閉めるよう同居人のあの娘にも言っておいた筈なんだが。決め事は守る娘なんだがな・・・、もしかしてだけど・・・やっぱり影響が?それとも泥棒か!?一応警戒して中へと入らなければならないか、・・・二人は俺の警戒ぶりに???が顔に出ている。まぁそりゃそうだよね、俺ん家なのに警戒しているんだもんね。

 

 

 

 

 

・・・とまぁ警戒して中に入ったら、町長さんがお茶を飲んでいました。・・・そういえば、管理を町長さんにも頼んでいたっけ。あの娘の父親でもあるしね、・・・一人で飲んでいるのは予想外だったけど。同居人のあの娘は外出中かな?と考えていたら、当の町長さんも俺達に気付き、

 

「やぁエシャル君お帰り、悪いかな?とは思ったんだけど、お茶を頂いていたよ。まぁ娘が気にしなくてもいいよ!と言っていたからね、・・・フフフフフ。既にあの娘はエシャル君の嫁気取りだね、良いことだ。」

 

とにこやかに言ってきました。カラカラと笑う恰幅の良い町長さん、憎めない人だよね。お世話にもなっているし、お茶ぐらいで怒ることはないさ。

 

「只今帰りましたよ町長さん、家の管理・・・ありがとうございます。・・・であの娘は、ミントは何処に?」

 

と聞いてみれば、

 

「ミントは家に帰っているよ、花嫁修業ってヤツだね。・・・で、久々に実家へ帰ったわけだが、・・・どうだったかね?ご家族は元気だったのかね?・・・・・・ん?エシャル君、・・・後ろにいるお嬢さん方は?」

 

何だか含みがあるニコニコ笑顔の町長さんは、俺に色々と聞こうとしたみたいだけど・・・後ろの二人に気付いたようだ。俺のことよりも、二人の方が気になるようだね。・・・というか、俺と二人を交互に見て・・・したり顔をする町長さん。何だかよく分からんが・・・、

 

「・・・あぁ彼女達ですか、ご紹介します。」

 

少々ゲスな笑みが気になる・・・が、二人を先に紹介することの方が先だよね?そんなわけで、二人を中へと招き入れて町長さんに紹介をした。

 

 

 

 

 

「えーと・・・、マヨネーさんにエキドナさんだね?キミ達二人はエシャル君の恋人なのかな?」

 

「「・・・恋人!?・・・になれたらいいなぁ~とは思っています。」」

 

二人共、テレテレのモジモジだ。その反応を見た町長さんは、

 

「・・・なるほど、まだそこまではってヤツだね。・・・ふむ、エシャル君はチョラス一のモテ男だとは分かっていたが美女を二人。国の法では甲斐性があれば一夫多妻は認められている、・・・でエシャル君はその甲斐性がある優良物件。・・・家のミントが第1号なわけだが、・・・ブツブツ。」

 

何だかブツブツ言い出した、というか変なことを聞いたぞ?・・・一夫多妻とか何とかって、そんな法律あったっけ?ミントが第1号って何のこと?

 

因みにミントとは町長さんの一人娘、チョラス町一の美少女である。この町で世話になると決めた時に出会いまして、彼女から町長さんに話を通しましてこの家を買ったのだ。それからというもの、彼女は俺の世話を進んでしてくれる。仕事で家を離れれば留守番を快く引き受けてくれるし、仕事の無いオフの日には食事を作ってくれる。んでその代わりに買い物を付き合ったり、二人で遊びに行ったりしているんだよね。言うなればほぼ同棲中で通い妻なミント、町でも評判の恋人同士であり、将来の町長は俺だと囁かれていたり。

 

・・・・・・・・・・・・あれ?ミントにはかなり世話になっとるし、俺を好いてくれているのは分かってはいる。だが・・・まだ恋人同士にはなっていないし、結婚も考えてはいない。俺の仕事が魔物狩りだからね、いつ死ぬか分からぬ以上は慎重に考えねばならないと思っていたのだけれど。冷静に考えてみれば、俺とミントは周囲から見てみれば・・・そういう関係に見えますよね?俺ってば外堀を埋められていたりします?

 

俺の現状にやや戦慄を覚えていると、

 

「・・・エシャル君、彼女達と共にミントのことも改めてよろしく頼むよ。私の見たところ、彼女達もこの家にて過ごすのだろう?ならば正式にミントもこの家に置いてもらうとしよう。家事全般はパーフェクトで第1夫人だからね、・・・色々と落ち着いてから式を挙げようじゃないか!」

 

なぬ?正式にミントが家に?んで、いずれ式を挙げる?・・・・・・いやいやいやいや、意味不明なことに突っ込んでしまった俺が式って。落ち着くのはたぶん、だいぶ・・・先ですぜ?

 

「マヨネーさんとエキドナさん・・・と言ったね?実は私の娘であるミントはエシャル君の恋人(強制)なのだがね?お二人がエシャル君を好いているのは分かる・・・が、先に恋人となっているミントが第1夫人となることを了承してもらうよ?この国は一夫多妻が認められているからね、心配はいらないよ?ミントはエシャル君を知り尽くしている、是非とも仲良くやってくれたまえよ、後悔はさせないからね?・・・エシャル君は忙しい身だからね、落ち着いたら一緒に式を挙げようじゃないか!そうなれば私も君達も家族になる、それはとても素晴らしいことだとは思わないかね?」

 

二人は妄想しているっぽい、そして・・・、

 

「「・・・とても素晴らしいことだと思います!!」」

 

盛り上がっていますね?俺を置いてけぼりにして・・・。町長さん、気が早すぎですよ?・・・にしてもそんな未来、・・・・・・・・・・・・俺も素晴らしいと思います!男の夢っすよ!しかも美女と美少女を恋人に、いずれは妻にとかって!

 

・・・・・・・・・・・・ニヘラ♪




因みにミントはオリキャラ、非戦闘キャラです。


中世に行った影響、一夫多妻になってしまった。


ガルディア21世とリーネ王妃がマールにチャンスをとのことで、そんな法を作りました。エシャルの優秀さを感じてコイツはモテると思ったんでしょうな。


後、ハーレムだしね。
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