コンパチヒーローズ・ザ・グランドオーダー   作:鳴神 ソラ

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守理達は来たりし特異点で起こっている異常をもう1つ知る。


第1節:変貌の夜

 

 

 

前回から少しして料理が出来上がると共にカレンとクー・フーリンが来たが、ついでにバゼットもいた。

 

アーチャー「えっと…なんでこの人も?」

 

バゼット「ランサーので彼女と話してたんですよ!」

 

カレン「一方的な噛み付きでしたけどね」

 

刹那「仲悪いの二人って?」

 

青アルトリア「はい、この時は元々ランサーはバゼットのサーヴァントなんですが…カレンの父親が…無理やり…奪ったのもあって…」

 

むーと睨むバゼットとスルーするカレンを見て小声で話しかける刹那にアルトリアは歯切れが悪いがそう返す。

 

守理「ランサーって、この時から苦労してたんだね」

 

刹那「やっぱり幸運値低いのが原因かな?」

 

しみじみと呟く守理の隣で刹那はそう言う。

 

その後は夕食を食べてからアーチャーはカレンとバゼットに自分達の事を話した。

 

アーチャー「と言う訳で、俺達は特異点の原因である虎聖杯を探すと決めた訳だ」

 

カレン「…成程、通りで違和感があった訳ですね」

 

バゼット「え、え…つまり…どういう事です?」

 

守理「(分かってない!?)」

 

刹那「えっと……もう一回説明した方がいい?」

 

クーフーリン「いや、バゼットには俺が簡単に伝えておくから進めてくれ」

 

理解するカレンとは別に戸惑うバゼットの様子に守理はえーとなり、刹那のにクーフーリンは顔を抑えながら先に促す。

 

カレン「…それならばここ最近の異常も納得できますね」

 

アーチャー「異常だって?」

 

イリヤ「それって……?」

 

何か思い当たるのがあるのか呟いたカレンのに誰もが反応する。

 

カレン「ええ…まぁ、それが発生するのがそろそろですし…付いて来て下さい」

 

イシュタル「百聞は一見に如かずって訳ね」

 

ルビー「付いていってみますか」

 

そう言って立ち上がって歩き出すカレンにイシュタルは呆れながら同じ様に他のメンバーと共に歩き出す。

 

外はもう時間が時間だけに夜で真っ暗である。

 

しばらく歩いていると海浜公園に着く。

 

青アルトリア「それで?何が起こると言うんですか?」

 

カレン「少しお待ちを…」

 

周りを見渡して聞く青アルトリアにカレンはそう返す。

 

しばらくして…それは現れた。

 

黒い闇と共にそれ等は狼男に変わる。

 

アーチャー「!モンスター!」

 

クー・フーリン「成程、これが異常って事か」

 

カレン「そう言う事です」

 

ヘラクレス「誰かを襲う前に倒さないといけませんな」

 

その言葉と共に青アルトリアとクー・フーリンが飛びだし、メドゥーサとヘラクレスはイリヤや刹那達の守りに入る。

 

アーチャー「投影開始!」

 

それにアーチャーも技術は落ちてはいるが夫婦剣を投影して向かう。

 

向かって来たのを避けながら脇腹に一閃する。

 

アーチャー「っ(やっぱりこの姿だと与えるダメージも落ちてるか)」

 

ヘラクレス「はあああっ!」

 

ズドォオオン!

 

ダメージを受けてるがそのまま攻撃を仕掛ける狼男にアーチャーは顔を顰めながら避けるとヘラクレスが叩き潰す。

 

アーチャー「すまないバーサーカー」

 

ヘラクレス「いえいえ、困ったときはお互い様ですよ士郎様」

 

礼を述べるアーチャーにヘラクレスはそう返した後に刹那はハッとなる

 

刹那「!カレンさん、これって町中何処でも現れるの!?」

 

カレン「え、ええそうですわ」

 

確認する刹那にカレンは戸惑いながら頷く。

 

やっぱり!と刹那は慌ててアーチャーに言う。

 

刹那「先輩!大河先生大丈夫かな!?まだ虎聖杯探しにいってたからさ!」

 

アーチャー「!」

 

シャカリキスポーツ!

 

メドゥーサ「乗ってください士郎!」

 

それを聞いてアーチャーはしまったと思った後にメドゥーサがシャカリキスポーツガシャットを取り出してシャカリキゲーマを呼び出し、跨りながらアーチャーを呼び、アーチャーはすぐさまメドゥーサの後ろに飛び乗る。

 

メドゥーサ「フルスロットルで行きます!行きますよシャカリキ!」

 

シャカリキゲーマ「(チリーンチリーン!)」

 

その言葉と共にメドゥーサは高速で漕いで飛び出して行く。

 

バゼット「い、今のは…」

 

刹那「あーうん、気にしないで…(ガシャットは使えるんだ…)」

 

一連の流れに唖然とするバゼットに刹那はそう返しつつ、持ち物関連は特に変化はないのかなと思った。

 

イシュタル「ああ、もう!こっちも戦えれば良いのに!」

 

青アルトリア「そうです凛!ガントです!」

 

ルビー「そう言えばガント使えましたね凛さん」

 

イリヤ「確かに」

 

頭をかき乱すイシュタルへと青アルトリアが思い出して言い、ルビーとイリヤもそう言えばと言う。

 

イシュタル「ああ、成程!ガント!」

 

すぐさま納得してイシュタルは魔力弾を放つ。

 

それに狼男の1体は吹き飛ぶ。

 

イシュタル「うっし!」

 

パールヴァティー「流石です姉さん!」

 

刹那「そこっ、ガント!」

 

続けざまに刹那がガントを飛ばす。

 

青アルトリア「とにかく、タイガはシロウ達に任せましょう」

 

ヘラクレス「そうですな。私たちは此処を対処しましょう」

 

斬りながらそう言う青アルトリアにヘラクレスも頷く。

 

バゼット「先ほどのは分かりませんが私も援護します!」

 

刹那「ありがとうバゼットさん!」

 

その言葉と共にバゼットは飛び出し、狼男の1体を殴り飛ばす。

 

別のをカレンが布で束縛した後にクー・フーリンが槍で突き刺してから上に投げ飛ばすとヘラクレスが粉砕する。

 

守理「それにしても結構多いね」

 

カレン「ただこいつら、朝になると消えるんですよ。出る場所も人気のない場所が多いから被害もそれでないですし」

 

呟いた守理のにカレンがそう答える。

 

すると空中から魔力弾が降り注いで狼男たちを貫いていく。

 

メディア「遅れてごめんなさい。宗一郎様の夕飯や結界関連で遅れたわ」

 

守理「キャスター」

 

刹那「あれ?アサシンは?」

 

着地して言うメディアに刹那は聞く。

 

メディア「彼なら坊やの方よ。何だか慌ててる様子だったからね。ハサンも一緒よ」

 

ヘラクレス「士郎様は大河様を探しに行っているのです」

 

そう返したメディアはヘラクレスのに成程ねと納得しながら襲い掛かろうとしていた狼男を撃ち落とす。

 

メディア「とにかくこいつ等が出て来なくなるまで防衛線みたいな感じにすればいいのかしら?」

 

カレン「ええ、そうです。日が出ればこいつらは消滅しますので」

 

刹那「なら、日の出までこのままか…」

 

守理「寝不足確定になるね;」

 

確認するメディアにカレンが肯定する中で刹那は呟き、守理はうわおとなる。

 

ヘラクレス「これは毎日出てくるのですか?」

 

カレン「いえ、毎日といえ訳ではありません。ただ不規則に現れる感じです。だから基本的にサーヴァント達に交代制で見させた方が良いかと」

 

イリヤ「それは良かったわ。流石に毎日じゃきついし」

 

刹那「だね」

 

守理「(先輩たちは大丈夫かな?)」

 

ホッと安堵するイリヤに刹那も同意する中で守理は2人を心配する。

 

 

 

 

アーチャー「急いでくれライダー」

 

メドゥーサ「分かってます!もっとギアを上げますよ」

 

シャカリキゲーマ「(チリンチリーン)」

 

一方でこちらは必死に大河を探していて、無事でいてくれよ藤ねぇとアーチャーは祈っていると…

 

大河「あ!士郎!ライダーさん!」

 

ガラガラドッシャーン!ガシャッーーーン!!

 

元気にヤッホーと挨拶する大河に思わず2人はずっこけてしまう。

 

シャカリキゲーマ「(ち、チリンチリー………)」

 

メドゥーサ「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?シャカリキぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

アーチャー「ふ、藤ねぇ…無事でなにより」

 

大河「二人とも、そんなに慌てると危ないよ?」

 

こけた影響でか火花を散らすシャカリキゲーマにメドゥーサは絶叫し、苦笑いしながらそう言うアーチャーに大河はそう返す。

 

メドゥーサ「うぅ、シャカリキ、しっかり休んでくださいね…」

 

アーチャー「と、とにかく藤ねぇ、今日は帰ろう。危ない奴いるし」

 

大河「いいよー!私、お腹すいたし帰ろうかなと思ってたんだ」

 

涙目でシャカリキゲーマをガシャットに戻すメドゥーサを後目にお願いするアーチャーに大河は笑顔で頷く。

 

ほっと安堵した後にんじゃあ行こうかとアーチャーは大河の背中を押す。

 

大河「うん!一緒に帰ろう。士郎!」

 

そう言って笑う大河にアーチャーはふっと笑ったが…()()()()()()()

 

アーチャー「(ん?なんで俺は違和感を持ったんだ?何を見て違和感が来たんだ?)」

 

メドゥーサ「!士郎!」

 

考え込もうとしたアーチャーはメドゥーサの鋭い言葉にハッとなって顔を上げると自分達を囲むゴーレムの集団に気づく。

 

アーチャー「こいつ等!?」

 

大河「ん?なにこれ?」

 

メドゥーサ「逃げてください士郎!ここは私が!」

 

すぐさま大河を守れる様にアーチャーは前に出る。

 

そんな彼にそう言ってメドゥーサはゴーレムの1体に短剣を投げ飛ばしてから蹴りを入れるがゴーレムはそのままメドゥーサを攻撃を仕掛け、慌ててメドゥーサは避ける。

 

大河「ライダーさん!」

 

アーチャー「ああ、くそ!」

 

どうすれば…と懐を漁り…手に当たった見慣れない感触のにそれを取り出す。

 

それは銅色を基調としたガシャットギアデュアルでなんだこれは…と思った後にこの場所に行く前にあけみ屋で見せて貰っていた自分とアルトリアをモチーフにしたと聞いていた物だと思い出した。

 

アーチャー「(どうしてこれが…って、そう言えば…話を聞いてる時に手に持ってて、放送の聞いてそのまま持って来ちゃったのか…けど、今の俺には丁度良いな!)」

 

それを見てすぐさまアーチャーはダイヤルを左に回す。

 

アンリミテッドブレイドワークス!

 

I am the bone of my sword!

 

アーチャー「変身!」

 

音声が鳴り響き、アーチャーの背面に複数の剣が突き刺さった丘の様なのが映った画面が表示される中でそう言ってガシャットギアデュアルのスイッチを押す。

 

デュアルアップ!

 

剣の丘に立つ男!威風堂々!アンリミテッドブレイドワークス!

 

ガシャットのウィンドウにグラフィックが表示された後、アーチャーは前方に出現したゲートを通過するとその姿は仮面ライダーに変わっていた。

 

見た目は全体の赤い所が銅色のパラドクス ノックアウトゲーマーだが、腕にマテリアライズスマッシャーは装備されておらず、胸部のグラフィックが先ほど表示された複数の剣が突き刺さった丘になっている。

 

目の輝きと共に変身完了するとガシャットギアデュアルを右腰のギアホルダーにセットする。

 

メドゥーサ「士郎!?」

 

大河「士郎がなんかカッコいいヒーローに変身した!?」

 

アーチャー「行くぞ!」

 

驚くメドゥーサと大河を後目にアーチャーは駆け出す。

 

飛び上がって右足を振るうと共にその右足に剣が装着され…

 

斬!

 

回し蹴りと共に振るわれる斬撃がゴーレムを両断する。

 

そのまま次のゴーレムを左手に出した剣で切り裂く。

 

メドゥーサ「凄い」

 

大河「士郎、カッコいい!!」

 

その強さにメドゥーサは呟き、大河は目を輝かせる。

 

そんな後ろにゴーレムが迫ろうとしたが、現れた小次郎の斬撃に両断される。

 

ズズン!

 

小次郎「駆けつけて見れば、なかなか面白い姿になっとるな」

 

ハサン「ホントに驚きですね」

 

アーチャー「2人とも!すまないけど藤ねぇを頼む」

 

そう呟く小次郎とハサンにアーチャーは倒しながらそう言う。

 

小次郎「あい、任された」

 

大河「士郎、頑張って!」

 

応援に頷いた後にゴーレムを切り裂く。

 

残りは後ももう少しと思った所で新たなゴーレムが複数現れる。

 

ハサン「増援ですか!」

 

大河「コラー!援軍なんてズルいぞー!」

 

アーチャー「だったら一気に!」

 

それに叫ぶ大河のを聞きながらアーチャーはギアホルダーに入れていたガシャットギアデュアルを抜いてダイヤルを元に戻してから再度左に回す。

 

キメワザ!

 

音声が鳴り響いた後に再びギアホルダーに戻す。

 

デュアルガシャット!

 

続けての音声の後にアーチャーは右腕を上に掲げると沢山の剣が作り出されて行く。

 

アンリミテッド!クリティカルブレイド!

 

アーチャー「行け!」

 

掲げていた右腕を振り下ろすと沢山の剣はゴーレム達へと飛んで行き、次々と突き刺さると爆発を起こして行く。

 

最後の1体も同じように突き刺さった剣の爆発で粉々になる。

 

ゲームクリア!!

 

アーチャー「ふう…」

 

大河「士郎、すっごーい!」

 

鳴り響く音声に息を吐いたアーチャーに興奮した大河が抱き着く。

 

アーチャー「落ち着けよ藤ねぇ」

 

小次郎「いやはや、凄かったぞ少年。ちなみにその仮面ライダーの名はなんなのかね?」

 

宥めつつ、小次郎の問いにアーチャーはあー…と呟いた後に良しと言い…

 

アーチャー→スワード「スワード、仮面ライダースワードだ。剣の英語でのソードとは別の読み方のスワードから取ったのだ」

 

ハサン「スワードですか、なかなか良き名前ですね」

 

大河「ねぇねぇ、士郎。それなぁに?」

 

褒めるハサンの後に大河がガシャットギアデュアルを指して聞く。

 

スワード「ん?ああ、これ…まぁ、蔵を漁ってたらあったんだ…それよりもここから離れよう。またモンスターが出て来たら危ないしさ」

 

大河「へー、そうなんだ。私も蔵で探してみようかな?」

 

嘘を交えてそう返すスワードに大河はそう呟きながら歩き出す。

 

メドゥーサ「しかし、これも虎聖杯の仕業なのでしょうかね…」

 

スワード「分かんないけど、しばらくは夜は藤ねぇを一緒に行動させた方が良いかもな」

 

大河「ん?何か言った士郎?」

 

そう聞くメドゥーサのにスワードがそう返す中で大河が振り返って聞く。

 

スワード「藤ねぇがこれからなんかドジな事をしないかを心配して付いて行った方が良いなと話してたんだよ」

 

大河「失礼な!私は子供じゃないんだぞー!」

 

うがーと叫ぶ大河にはいはいと返しながらスワードは歩きつつ、仮面の中で口元を緩ませる。

 

スワード「(こうやって藤ねぇと話すってホント久々だな…)」

 

懐かしくもあるが特異点修復を頑張らないとな…と見上げながら思った。

 

 

 

 






仮面ライダースワード ブレイドワークスゲーマー レベル50
外見:赤い所が銅色のパラドクス ノックアウトゲーマーだが、腕にマテリアライズスマッシャーは装備されておらず、胸部のグラフィックが複数の剣が突き刺さった丘になっている。
概要
衛宮士郎(アーチャー)がガシャットギアデュアルS(ソード)のダイヤルを左に回して変身した姿
変身者であるエミヤ シロウを元にしている。
様々な剣を作り出して戦うが伝説上の剣や現代に存在する剣で限定されている。
だが、大きさは限定されておらず、とても大きいのから小さいのまで作れる。
また、手に持つ以外に足に装着する形に作り上げる事も出来る。
守りとしてローアイアスが使えるが使用制限があり、3回までしか防げない。
必殺技は沢山の剣を作り上げて敵へと向けて飛ばして突き刺さると共に爆発を起こすか足に剣を密着させて飛び蹴りする『アンリミテッド クリティカルブレイド』
待機音声はI am the bone of my sword!
変身時のは剣の丘に立つ男!威風堂々!アンリミテッドブレイドワークス!
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