原 作 が 手 元 に な い
というわけで、覚えてる範囲で書いた感じなので、続きは次回、又は追記すると思うので、よろしくお願いします。
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優等生と劣等生
チュンチュン、チュンチュン。
今日は寝起きからやけに鳥たちのさえずり声が耳に入ってくる。いや、鳥たちだけじゃないな。些細な音も耳に入ってくる気がする。
こんな鳥の声を聞くといつぞやの朝を思い出すな―――なんて思って、左を見たら、私の隣には今、一番会いたくないやつがいて、
「おはようもこたん!」
「………おはよう。輝夜」
まるであの日の繰り返しみたいに思えたけど、それは全く違っていた。
あのときは私は身の危険を感じて逃げたし、輝夜もちょっと見せられない感じになってたからね。
そして何より違うのが、ここが外の世界で、今日が慧音のもとに行く日じゃなくて、入学式ってことだ。
―――――――――――――――
私と輝夜はいつもより少し早く起きて、朝食を取って学校に行く準備を始めた。
そういえば、朝食はこっちに来てからは基本的に私が作っている。輝夜は蓬莱ニートだからね。家事なんてできるわけ無いし仕方ないね。
そんなこんなで準備を終えて学校に行くわけだが、私の気分と足取りは決して軽いものとはならなかった。
なんでかって聞かれれば、私は瞬時に自分の胸元を指すだろう。
………あぁ、胸のサイズの話じゃないぞ。
輝夜にあって、私にないもの、それは即ち胸の刺繍だ。
この時点で知っている人は気づいているだろうが、これが私の劣等感の源である。
まず前提として、私達は国立魔法大学付属第一高校に二人共合格した。あぁ。なんて嬉しいことだろうね。結果を聞いたときは私もとてもはしゃいだよ。すぐにテンションは落ちたけどね。
それで、輝夜にあって私にない、八枚の花弁を表した刺繍が何を表すかと言えば、それはエリートの
刺繍があれば一科生、なければ二科生という具合だ。
……あぁ。かなしいかな、私はまた輝夜に負けてしまったわけだ。これはまさに劣等生と言わざるを得ないよね。
いくら能力の補佐があるとは言え、私ではあいつの才能に叶わなかったようだ。全く、嫌になるぜ。
話を戻して、一科生と二科生の大きな差がある。それは個別で指導してもらえるかだ。やっぱりみんなエリート様を優遇するものでな。二科生は自由に設備は使えるけど、補欠というだけあって先生に魔法を教わることはできない。つまり自力でやれってことだ。
つまりまだチャンスはある。
そう考えると、重かった足取りが少し軽くなった。
「ふふふ。やっともこたん少し明るくなったね」
表情も変わったのかな。隣を歩く輝夜にもそんなことを言われた。
……っていうか、
「……もこたんって呼ぶな。全く」
「まぁいいじゃない。減るもんでもないし」
「はぁ……まぁそうだけどな」
そうして、少しだけ軽い足取りで、私と輝夜は入学式へと向かった。
今回はギリギリ1000文字くらいですので……物足りない感じが自分でもします。
でもこの先の展開が若干不安なんで、原作を得てから書きたいと思います。それに第一印象って大切ですもんね!
それじゃあまた今度とか!