The Rockman memoreal ~Black cat~ 作:シャリル
前回の投稿から3年11ヶ月ぶりです。
さて、ようやくスランプから解放されたみたいなので、また頑張って投稿したいです。
熱斗にとってはとても有意義な日々だったらしく、ここ最近は熱斗の天狗の鼻が伸びきっている。忌忌しき事態だ。
「と言うことだから、熱斗。良き所に連れてってあげるよ。」
「いや、晶がそう言う時はほぼやべぇ所じゃねぇかよ。」
ちょうど、ロックマンの新兵器、ロックブースターを披露しに来た熱斗達に僕はあることを持ち出す。
「だって、ここ最近はどうやら熱斗は天狗になってて、いつでも寝首が取れる状態になってるのに、何もしないのは駄目だと思うし。」
嫌な顔をする熱斗に、ニコニコ顔で言うと、う゛という感じになった。図星なのは丸分かりだ。
「う~……。あんまし晶の提案には乗りたくはないけど……。」
そう言うことで、僕と熱斗は裏インターネットに行くことになった。勿論、フルシンクロして。
「ここが裏インターネット?」
「うん。あ、そうだ。熱斗、フルシンクロは維持してね。ここは普通のオペレーションは出来ないから、しないと自殺行為になるよ。」
「え゛?」
忘れていた裏インターネットでの重要事項を今更ではあるが、さらっと言い、僕は奥に進んだ。
「だから晶の誘いは受けたくねぇんだよなぁ……。」
ボソッと聞こえた熱斗の文句を聞き流しながら。
「で、晶。」
「ん?」
僕と熱斗は散歩のようにぶらぶらしつつ、襲ってくるウイルスを
「いつになったらこれ終わるんだよ!?」
だけのはずなのに、何故か熱斗は疲れている。
「たかがウイルスバスティングだよ?熱斗。ウイルスもそれほど強くないし、大量に来たとしても……」
「『それは晶(君)だけだ(よ)!』」
熱斗とロックマンの声が被った。
「言っておくけどなぁ!ここいらのウイルスは裏インターネットにいるぐらいなんだから、普通のウイルスより強いの!」
『しかも、いくつかのウイルスはオーラを纏っているんだよ!』
「そう?ほぼ弱いとしか思わないんだけど。」
必死に色々と喋る熱斗達を見ながら、辺りを見回す。
確かに、ここのウイルスのいくつかはオーラを纏っていた。が、はっきりいえば、
特に、この二人ならば慣れていけば、ほぼ一瞬で終わる。だから、そのぐらいだ。
「さて、熱斗。君はまだまだ弱いし、これから先
にっこりと熱斗に笑顔で言い、威圧をかけ、熱斗達がコクコクと頭を下げるのを確認した僕はまた裏インターネットを歩き回った。
「さて、だいぶ慣れたと思うけど、どうだった?」
ウイルスバスティングをして三時間ほどだろうか。流石にやり過ぎてしまったようで熱斗とロックマンはだいぶへばっていた。
「……つ、疲れた……」
『流石に……ちょっとこれはやり過ぎたよ……』
「ん~……まぁ、最初だからね。そのうち慣れるよ。それに熱斗とロックマンのバスティングも上手くなって来たし。」
最初に来た時はぎこちない動きではあったけれども、今では慣れたお陰でだいぶスムーズにバスティングが出来るようになっていた。
しかし、もっと欲を言えばこのくらいのウイルスは一瞬で蹴散らしてくれる方が良い。
「さて、じゃあ今日はこの位にして帰るか。……あ。」
「?どうかしたのか?……ってうわっ!?」
いつの間に来たのだろうか。
気付いた時には熱斗の近くに苦無が飛んできた。
流石に危険だったため、苦無を投げた彼に文句を言った。
「危ないじゃないか。僕はともかくロックマンに当たったらどうするんだい?シャドーマン。」
「そんな軟弱者を連れてくるのが悪い。」
ふんっという感じに腕を組み、シャドーマンは不機嫌そうにこちらを見下している。
「酷いねぇ。……それで、何の用だい?」
「なに、久方ぶりに来たと思えば軟弱者を連れて来ている貴様の腕が、どれだけ下がったが見てやろうと思ってな。」
手元に再びシュリケンを持ちつつ、シャドーマンが戦闘態勢に入りだす。
「おやおやそれはとても嬉しい誘いだね。……ロックマン、危ないから少しの間安全な物陰にいて。」
こちらも戦闘態勢に入るために、ロックマンに安全な場所に行くように指示を出す。
『晶君……わかった。けど、無理はしないでね。』
「ああ。」
心配しつつも、何か言いたげなロックマンだったが、大人しくでかめの岩陰に行った。
「さて、久しぶりの君との
「っ!?くっ!そう来るか!」
ソードをロードし、そのままシャドーマンに突進すれば、シャドーマンはその場からジャンプし、こちらに向けてシュリケンを放つ。
「おっと。」
そのシュリケンをくるっと回って躱し、またもやシャドーマンに向かって飛ぶ。
「っ!バクエン!」
すかさず、バクエンを放ち、その勢いでその場から離れ、地面に着地する。
「……。腕は落ちているどころか、また腕が上がっているな……。」
「ふふ。それはどうも。」
にこやかにお礼を言いながら、互いに次の攻撃に移りだす―――
「うわぁ……。あのシャドーマンってやつ、晶に遊ばれてる……。」
『そうだね。心配して損しちゃったよ。はは。』
晶とシャドーマンが戦闘中、岩陰に隠れて二人の戦闘を眺める熱斗とロックマンは若干どころかかなり引いていたり、あきれていた。
「晶って俺らとの対戦中、絶対手加減してるとは思ってたけど、これは……。」
『あの人、見た感じ凄い強そうなのに、晶君、明らかに遊んでるもんね……。』
「しかも絶対晶の奴、“あのナビを簡単に倒せるぐらいにはなろうね”とか絶対言うだろ……。」
気まずそうに言いつつ、この後の課題の一つが増えることが予想できた二人は、せめて次の対戦に向けて、二人の戦闘を見ることにした。
『それにしても…いつも思うんだけど、晶君の使うヒートスプレッド、本来ならあんな火力出ないはずなのに、一体どうやって出してるんだろう…。』
「あ、それ俺も気になって、かなり前に聞いたんだけど、秘密って言われたんだよなぁ…。」
『意外と謎が多いよね、晶君って。前にブルースと戦った時に言われたけど、晶君、ブルースにも圧勝してたみたいだし…。』
「それに加えてあの炎山の様子だろ?」
『やっぱりかなり強いよね。どうやってあんなに強くなったのか本当に気になるよ。』
「さて、そろそろ終わりにしますか。」
ずっと僕がシャドーマンを追いかけて、シャドーマンは僕から逃げつつ攻撃、そして僕が回避といういたちごっこにより、シャドーマンは息も絶え絶えな状態となっている。
まぁ、実際僕自身がシャドーマンで遊んでいたことによるものだが、これでは埒が明かない。だからこそ、次の一手で決着を着けることにした。
「バインドロープ!」
「何!?」
思いっきり引っ張って、シャドーマンの喉にソードの先を突き付ける。
「……で、まだやるかい?」
「いや、私の負けだ。まったく、貴様の力は底無しだな。」
手を上げ、降参をしながらシャドーマンはそう呟いた。
「ふふ。君こそ、前と違って隠密とスピードが格段に良くなってるじゃないか。初っ端の君の攻撃が来るまで僕も気付かなかったし、追いつこうにもすぐ逃げるから追いつくのがめん…ゲフン!追いつくのが大変だったよ。」
にこやかに、また誤魔化しながらソードを下ろす。
「……面倒か。…はぁ、まあ、いいだろう。…ああ、そうだ。ここ最近このエリアで“黒い影”がいると噂されている。一応気を付けろ。では。」
シャドーマンはそう言うと、裏インターネットの奥に行ってしまった。
「黒い影…確かに面倒だね。出来るなら、会いたくないなぁ…。」
そう言いつつ、熱斗達と裏インターネットから帰ることになった。
ちょっと今回は久しぶりなので、ちょっと長めになった気がしますね…。
さて、次回はとても楽しいことが待ち受けてますよ!
来月までには投稿したいなぁ…。
日本語等おかしい作者ですが、温かく見守ってください。
後、誤字脱字報告あればお願いします。