清涼祭当日
優side
「お帰りなさいませ。お嬢様。」
Aクラスの方は大繁盛だった。忙しすぎて目が回りそうだ。
「大変そうだな道明寺。嘘でも笑顔ってのと顔の傷で怖がるってことでずっとキッチンでもいいのか?」
「いいんじゃねーの?松永。お前の顔だとぶっちゃけ言わせてもらって客が逃げそうだからな。その顔の傷からして。」
「はっはっはっ。まさしくその通りだな。っとそろそろ召喚大会だから俺は行くぜ後は頼んだぞ。行くぞ恭子。」
「一緒に行こ。秀久君。」
「戻ったぞ。道明寺。宣伝にはなったか?」
「ああ、おかげさまで。助かったぜ水野。忙しいのもうれしい悲鳴ってやつだな。」
「いいのよ。うちのクラスの売り上げを上げたかったから。」
水野はメイド服で行っていたことによるものだ。
するとソフトモヒカンと坊主の客が来た。あれは先輩か?
「にしても酷かったよなー。二年Fクラスの中華喫茶は。」
「そうだよな。不味かったし。」
坂本のクラスか。後で行ってみるか。とりあえず、まずは目の前のの問題を解決するか。大きな声で叫ばれても迷惑だしな。
「お客様。大きな声での会話は周りのお客様にご迷惑ですので…」
「ああん?俺たちは先輩だぞ。後輩のくせに生意気なんだよ。」
そう言って殴りかかってきた。
「ふーんだからって手を上げるんだな?」
「俺らは先輩だぞ?敬語を使え。」
「敬意を払えない先輩には敬語を使わない性分であるが故。そして口で言った相手に手を上げるとは、先輩という肩書が泣きますなー。」
「どうしたんだい道明寺君?」
「久保。松永を呼んできてくれ。最高の獲物がいるとな。」
「事情は分かったよ。僕もこの人たちを許すわけにはいかない。大切な人を侮辱したも同然だからね。」
「ここではなんですから表に出ましょうや先輩方。」
「ウチの店で騒ぎ起こしたこと後悔させてやる。」
「違うぞ松永。二度と歯向かえないくらいに恐怖を植え付けてやろうぜ。」
「はっはっは、それは名案だな。」
「俺らが勝ったら敬語で話せよ。」
坊主の先輩が言った
「フン。いいだろう。」
松永が言った。
数分後
先輩たちは頭から血を流して気絶していた。そして俺たちは鉄人に呼び出された。
「訳を聞こうか。」
「このハゲとモヒカンが迷惑行為を働いたから二度と歯向かえなくしておこうと思いまして。いったん席を外してもよろしいですか?証拠は工藤が持ってるので。」
「工藤」
「おっどうしたんだい道明寺君?ボクに好意でも寄せちゃったかい?ダメだよ?優子がいるでしょ?って冗談言ってもいい状況じゃなさそうだね…」
「いきなり本題だ。さっきの坊主とソフトモヒカンの先輩の迷惑行為は録音、もしくは録画してあるか?」
「もちろんだよ。」
「それをもって俺についてきてくれ。」
「了解!」
「三年Aクラスの常村と夏川か。厳重注意にしておく。道明寺、松永、お前らは正しいことをしたがやり過ぎだ。」
「はい。すみません。」
その後クラスに戻ったらちょうど休憩だった。
「優子休憩になったから一緒に回ろっか?」
「うん。行こう優君。」
「Fクラスに聞きたいことがあるからFクラスからでいいか?」
「いいわよ。」
「おー道明寺か。久しぶりだな。」
「道明寺君来てくれたんだ。実は久保君も来てくれたんだよ。なんでかはわからないけど。」
「ああ久しぶりだな坂本、吉井。そっちにモヒカンと坊主の先輩は来たか?」
「ああ来た。そして営業妨害しやがった。」
「やっぱりな。うちのクラスにも来てお前らのクラスの悪口でかい声で叫んでたから迷惑だと言って松永と一緒にぶっ飛ばしておいて、鉄人に軽く絞られてた。それはさておき席に案内してくれ。こっちも大事だからな。」
「ご注文は何になさいますか?って道明寺に姉上でないか。」
「へー秀吉はチャイナドレスか。して優子はメイド服。今更だけど二人とも似合ってるぞ。」
「ワシのは本意ではないのじゃが…」
俺たちはごま団子と烏龍茶を楽しんでFクラスを後にした。三年Bクラスで昼食をとったあとクラスに戻った。2年のBクラスとCクラス、三年Aクラスには個人的な恨みがあったので行かなかったのは別の話。
午後も繁盛して忙しかったが何とか乗り切り一日目は終了した。松永は三回戦で代表と優子に当たり僅差で敗北したとの事。その優子たちも準決勝で敗北したとの事だった。
優sideout
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