優子side
今日は優君と如月ハイランドでデートの日だ。せっかくだからお弁当を作ろうと思って朝五時に起きた。お母さんに教わりながら作って六時半頃に作り終わった。今日は女の子らしい格好しないとと思って白のワンピースに黄色のカーディガンをはおった。待ち合わせは文月駅に九時だったわね。
優子sideout
優side
俺は七時頃に起床した。さて朝飯食べて着替えますかね。午前八時そろそろ行くか。文月駅に着いて五分後に優子が来た。
「お待たせ優君。遅刻じゃないわよね?」
「ああ。遅刻じゃない。少し早いけど行くか。」
「うん!」
そして俺たちは電車に乗った。快速だったから四十分で到着した。なんだか嫌な予感がするが。
「ようこそ!如月ハイランドへ!二名様ですね。チケットを拝見します。」
「吉井。何やってんだ?随分面白いことしてるじゃねーか。」
「人違いですー。」
「そデスよ。あれは明久さんといって吉井さんではアリマセン。」
「何で棒読みなんだよ。それに明久とは一言も言ってねーし。」
「ツッコんだら負けよ。優君。」
「それでは記念撮影を始めマース。二人とも仲良くくっついて。」
すると優子は俺の腕を持った。
「いいよね?優君?」
「好きにしてくれ。チケット手に入れたのは優子なんだから。」
「撮影はムッツリーニか。しかもちゃっかりローアングルで撮ろうとしてるし。」
「土屋君。直ちにやめなかったら今の事を愛子にバラスわよ?」
「・・・クッ。この写真は売れると思ってた。」
その後二人の写真を一枚とって撮影は終わった。
「優君。何から乗る?」
「ジェットコースターで良くねーか?デートの定番中の定番だけど。っておいあれ松永達じゃね?」
「そうみたいね。二人はお化け屋敷に行くのかな?」
「そうっぽいな。この後行くか?」
「アタシは嫌かな。でも優君が行きたいのなら。」
「俺は遠慮しておく。あそこから非常に嫌な予感がするからな。」
「じゃあジェットコースターから行こうか。」
そしてジェットコースターに乗った。
「面白かったな。また乗りたいところだけどどうするか。」
「恭子たちに様子を聞いてみたいかな。」
そして少し探すとお化け屋敷の近くのベンチで二人が休んでいた。松永が膝枕されてて。
「よー松永。お化け屋敷はどうだったんだ?」
「あそこは行かないほうがいい。中が恐ろしすぎた。」
「うん。私は気を失って秀久君におんぶしてもらって出口で気が付いたんだけど秀久君真っ青だった。だからこうして膝枕しているの。おんぶしてもらえるし膝枕できるしお得だったわ。」
「ごちそうさん。」
「道明寺さん。木下さん昼食を用意したので来てもらえますか?」
「あ、あの!」
「何ですか?」
「アタシお弁当作ったので代わりにこの二人にその昼食を譲ってもいいですか?」
「ワカリマシタ。ではお二方御一緒にどうぞ。」
「すまんな木下。道明寺。」
「ありがとね。優子。道明寺君。」
そう言って二人と別れた。
「それじゃお昼にしよっか。」
優子の作った弁当を見た。ご飯に唐揚げ、ほうれん草の胡麻和え、卵焼き、煮物だった。卵焼きが少し焦げていたのが見えた。きっと慣れてないのに俺に食べてほしくて頑張ったんだな。俺は優子の頭を撫でた。
「ちょ、ちょっと優君!?」
「慣れないのに頑張ったんだなって思ってさ。」
「・・・意地悪。」
「それじゃいただきます。あ、美味い!」
「ありがとう。また作ったら食べてくれる?」
「当然。」
「ごちそうさま。」
「うん!」
「道明寺様。木下様。イベントがあるので当園の如月グランドホテルの入り口までお越しください。」
「何があるかわからんが行くか。」
「うん。」
「よく来てくださいました。木下様。道明寺様。これからウェディング体験をしていただきますがよろしいですか?」
「優子?」
「せっかくだからやろうよ優君。」
「わかった。優子が望むのなら。」
この後ウェディング体験をした。松永にめっちゃからかわれた。こりゃしばらく針の筵だな。最後に観覧車に乗ろうと優子が言ったので観覧車に乗った。
「優君。今日のデートは楽しかった?」
「ああ。楽しかった。」
「そう。よかった。んっ。」
観覧車が天辺に来たところで優子はキスをしてきた。
「また来れるといいね。」
「今度は普通に過ごしたいけどな。」
そんなこんなで俺たちのデートは終了した。
次の月曜日
「よう。松永。土曜はずいぶん面白いことをしてくれたなー。」
「はっはっは。何のことかねー。」
「いっぺん殴られろ!」
「さ、サラダバー!」
「それを言うならさらばだ。だろ?」
案の定水曜日くらいまで俺と優子は針の筵だった。
優sideout
次回から合宿編です