新キャラのキャラ設定
花園咲良
容姿 癖っ毛のセミロング
性別 女
得意科目 保健体育 理系全般 英語 英語W
不得意科目 現代国語 古典
腕輪 命の華 残りの点数を1点にするのと引き換えにスピード上昇と当たれば即死の攻撃力を得る
優の幼馴染。長い間海外で生活をしていた。優の初恋の相手。優子に嫉妬している。何かと面倒見がいい。
優side
俺と久保と松永以外の男子の謹慎が解けた日俺は優子と登校していた。
「それにしてもすごい事件だったわよね。」
「ああ。俺はそれより坂本に負けたことの方が悔しいが。」
「あはは…。とりあえず優君が覗きをしなかっただけで安心したわ。でも覗きに加担しなかったってことは優君は男の子が好きなの?」
「何でそうなる!?俺は犯罪を犯してまで覗きはしたくないってだけだ。」
「冗談よ。でもよかった。ちゃんと女の子に興味持ってて。」
「ん?あれは吉井か?俺の見間違いじゃなきゃ島田がキスしていたが?」
「気のせいじゃないわ。ほらFクラスの連中がリンチを始めたから。」
「だからモテないのに。」
クラスに入ると転校生がAクラスに入るとのことが噂になっていた。
「道明寺君。転校生の特徴なんだけどセミロングの癖っ毛で道明寺君の事を知っているみたいだったよ。」
そう久保は話した。癖っ毛で俺の事を知っている?思い当たらん。遥か昔の記憶かもしれん。すると高橋先生が入ってきた。
「おはようございます皆さん。これからHRを始めます。最後に転校生の紹介もあるので少し長くなります。」
「では転校生の花園さん入ってきてください。」
「はい。」
そう言って転校生が入ってきた。花園という名字ですぐにピンときた。
「転校生の花園咲良です。皆さんよろしくお願いします。」
転校生が幼馴染の咲良だったことから俺はあっけにとられていた。
「優君。久しぶりー。会いたかったよ。」
「久しぶりだな。向こうでも元気にしていたか?ってかどこ行ってたんだっけ?」
「イギリスだよ。向こうで10年近く住んでいたから英語は得意だよ。」
「そっか。なら今度教えてくれ。それと俺にとって大きな変化が起きた。」
「何々?」
「彼女ができた。」
すると咲良が泣き始めた。
「優君私がいながら浮気したのー!?」
「いや浮気も何もないだろ。あの時は好きという感情を持っていただけで告白すらしていなかったからな。」
「嘘だよー。おめでとう優君。私も一人の男の子として優君のこと好きだけどそれなら優君の恋を応援するよ。」
「すまないな。あとありがとう。それじゃ連れてくるから。優子ー。」
「あなたが優君の彼女?」
「ええ。私が優君の彼女の木下優子よ。よろしくね花園さん。」
「咲良でいいよ。そのかわりに優子って呼ばせて。」
「いいわよ。」
昼休み
「今日は購買に行くか。」
「「優君今日は購買に行くの?」」
「ああ。」
「よかったらアタシ(私)のお弁当少し食べてみない?」
「へ?ああそうするわ。」
「咲良。勝負よ。」
「もちろん。勝ったほうが優君と下校を賭けて。」
「勝負は自慢のもの3つ。どっちの料理がおいしかったかは優君の判断で。優君彼女だからって贔屓はしないでね。今後のアタシの為だと思って。」
女の対決って怖えー。
「一つ目は私は唐揚げ。」
「アタシは卵焼きで。」
俺は両方食べて結果を出した。
「咲良の勝ち。」
この後も両方の二種類の料理を食べて結果を出した。
「総合勝利は咲良だな。」
「やったー!」
「クッ。幼馴染だけあって好きな人の味は分かっているってことね。」
「もちろん。勝算ない戦いはしないもん。少しでも優君のことが好きって気持ちが薄れたら奪っちゃうんだから。」
「そんなのアタシが許さないんだから。」
BクラスがFクラスに戦争仕掛けようとしている噂を昼休みにトイレに行っているときに噂で聞いた。六時間目の自習の時間Bクラスの奴が代表を呼び何かを話した瞬間代表は血相を変えて走り出した。
「さてはあのクソキノコ代表をはめやがったな。俺が行こう。」
Fクラスに着いて代表が坂本を連れていこうとしているときに何とか追いついた。
「代表。Bクラスの奴に何て言われた!?」
「…雄二のお母さんが倒れたって。」
「は?おふくろが簡単に倒れるわけないだろ?」
「今はそんなことはどうでもいい。坂本。その連絡はお前に来たか?」
「いや。来ていない。」
「さて代表。これでどういうことかわかったら言ってみ?」
「…ふつうは雄二の所が先。だから罠。」
「正解!」
「…ゴメン。道明寺、雄二。」
「わかればいいって。大将の暴走を止めるも家臣の務めだからな。」
「助かったぜ。道明寺。」
「坂本。Bクラスは俺らに任せろ。お前らは他にお前らを狙っているところに注力しな。」
「そうさせてもらう。」
「いいよな?代表。坂本達を苦しめる悪者を成敗するってことだ。俺にとってはそれが建前で本音は咲良の力を見ておきたいってのがある。ほかにも理由は一つあるが。」
「…わかった。その代わり…」
「そのかわり?」
「…道明寺が指揮をして。」
「わかった。宣戦布告も俺がしておく。」
翌日
「やークソキノコ君。君はずーいぶん面白いことをウチの代表にしてくれたねー?卑怯者にはそれ相応の末路をたどってもらわないとなー(黒笑い)。ってわけで俺達AクラスはBクラスに対して宣戦布告させてもらう。ただ普通にやったんじゃそっちに勝ち目がないから一縷の望みをやろう。久保 木下 佐藤 道明寺 松永 水野 工藤この七人の内五人倒せたらお前らの勝ちでいいぜ?そのかわりに負けたら設備2ランクダウンだ。さあどうする?」
「五人倒せばいいんだな?簡単じゃねーか。その勝負受けて立つ。」
「ってわけだ。策は二十人で一部隊とする。それを二部隊用意してそれを二つの扉にそれぞれ突撃させる。陣形は車懸かりの陣。車懸かりの陣は部隊を五分割して大将を中心にして残りの四隊で疲弊したら交代を繰り返す陣だ。敵に補給の隙を与えるな。残りは代表の護衛だ。第一部隊は久保、第二部隊は優子が指揮を執ってくれ。」
「わかったわ。」
「了解。」
「全軍勝ちに行くぞー!」
「「「おー!」」」
序盤から敵は突撃してきた。しかし数と点数で勝るこっちには敵わずどんどん後退していった。
優sideout
第一部隊side
「ヒャッハー!お前ら弱い!弱すぎるぜー!」
「秀久君。私たちの内五人討取られたら負けなんだから慎重にやってね。」
「そうか。すまん。点数的に問題ないからつい。」
「そろそろ部隊交代するわよ。」
「おう!Bクラスに入るだろうから気を引き締めんとのう!」
「僕たちの方は問題なさそうだね。松永君が暴走さえしなければ。」
第一部隊sideout
第二部隊side
「咲良。咲良は何が得意?」
「計算関係と英語関係と保健体育なら自信があるよ。」
「じゃあまずは手本見せるからその後普通に一人戦ってみて。そしたら余裕あったら腕輪を使ってみたらどうかな?」
「腕輪?」
「そう。400点以上の生徒に与えられる特殊効果みたいなものよ。」
相手は遠藤先生か。ならアタシが行く。
「サモン。」
「私も。サモン。」
Aクラス 木下優子 英語 487 花園咲良 729
Bクラス モブ×2 157
「頭でイメージして相手を攻撃して。」
「えっと。こう?」
ザシュッ
咲良の召喚獣は見事にBクラスの召喚獣1体を双剣で斬っていた。
「これなら簡単だね。優子腕輪使うよ。腕輪発動“命の華”」
Aクラス 花園咲良 英語 1
「何この腕輪!?咲良の点数一気に減っちゃったわよ?」
「でもスピードは圧倒的に早くなっている。ならここは私に任せて。」
咲良はそう言って瞬く間に敵の召喚獣15体を全滅させた。
「優子。私は退却するね。」
「そうして。」
第二部隊sideout
優side
「咲良どうした?」
「腕輪使ったら1点になって攻撃力とスピードが圧倒的に強くなって。」
「命の華の効果か。とりあえず使った教科の点数を回復させてきな。」
「わかった。」
「咲良のかわりをお前に任せてもいいか?」
「はいよ。」
咲良が回復している間に戦争は終結した。
「さて、戦後対談としますか。Bクラス諸君。卑怯者のお前らはこのまま設備2ランクダウンしてやってもいいが特別に条件を飲めば見逃してやろう。」
「その条件は?」
「お前らは不満があるからFクラスを捌け口にしようとしたんだろう。その捌け口をお前らの代表に向けろ。すなわちそこのクソキノコをBクラスの全員でリンチにすること。それが条件だ。」
「そんなもの飲めるか!」
「クラスの設備を守るためだ。根本犠牲になりな。」
「お前らやめっ。うわーーー。」
こうして俺たちのBクラス戦は幕を閉じた。
一方のFクラスはDクラスと和平交渉で終結したとのことだった。
卑怯者にはそれ相応の末路をってことで最後をあのようにしました。クソキノコは根本のことです。誤字訂正あったらお願いします。