バカと軍師と召喚獣   作:QUEEN

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大変長らくお待たせしました。理由としましてはモチベーションが上がらなかったというのがあります。好きなものを無理してやれば嫌いになりかねないということからこれからもマイペースに更新していきますので何卒よろしくお願いします。では本編をどうぞ。


勉強会と優子の不安

 優side

 

 朝のHRで試召戦争は試験終了まで禁止そして召喚獣の再設定が行われるとのことだった。

 「要するに勉強に専念して少しでも成績上げろってことか。」

 俺だけでもできるけど他の教科も強くしたいしなー。誰か誘うか。

 「優子ー。今度の土日一緒に勉強しないか?」

 「いいわよ。でもアタシ達だけだとできる教科限られちゃうからだれか誘おう?」

 「私も参加していい?」

 「うわっ!咲良!驚かすなよ。いいぞ。」

 「やったー。」

 「とりあえず。俺は久保と松永に声かけてみる。」

 「じゃあアタシは美穂と愛子と代表に声かけてみる。恭子は松永君が誘うでしょうから。」

 「松永ー。今度の土日勉強会するんだけど参加するかー?」

 「おう。させてもらう。恭子にも声を掛けておくからのう。はっはっは。ところで他に誰が来るんだ?」

 「優子と咲良は確定。久保と佐藤と工藤と代表は交渉中。」

 「了解!」

 

 

 「久保ー。今度の土日勉強会するんだがお前も参加するかー?」

 「僕で良ければ参加するよ。」

 「助かる。」

 

 「優子ー。誰誘えた?」

 「美穂だけだった。代表と愛子は坂本君達と勉強するみたい。」

 「そうか。」

 「ところで道明寺。どこで勉強会するんだ?後恭子も参加するとの事だ」

 「しまった。すっかり場所のこと忘れていた。」

 「なら俺の家にしないか?あ、いや俺の家は家と部屋が広くても大人数向けの机がなかったんだった。」

 「どういうことだ?」

 「あー実は俺松永グループの社長の息子なんだよ。松永グループと言っても松永建築と松永製薬しかないけどな。」

 「ってことは豪邸とかか?」

 「まあ。とは言っても旧家みたいな感じだけどな。」

 「なるほど。」

 「そうだ!恭子の家も大きかったから恭子に聞いてみる。」

 

 

 「恭子ー。道明寺達との勉強会なんだが会場は恭子の家でも問題ないか?」

 「大丈夫よ。リビングに大きな机があるから。」

 「助かる。持つべきものは信頼すべき恋人だー。」

 「もう。大げさなんだから秀久君。秀久君以外どこだかわからないだろうから午前9時学校集合でと伝えておいて。そうだ!せっかくだからみんなでお泊りもしたいな。」

 

 

 「道明寺。恭子から了承を得たぞ。集合は午前9時学校前でとの事だ。あと恭子がみんなでお泊りしたいとの事だ。」

 「わかった。皆に伝えとく。」

 

 そして当日

 「皆おはよう。それじゃあついてきて。あ、そこにある段ボールの箱は久保君と道明寺君と秀久君お願いしていいかな?中は明日皆でやろうと思っている西村先生と高橋先生が作った模試があるから。」

 「別に問題ねーよ。力仕事は男ってのが相場だからな。」

 そして着いたのは豪邸だった。

 「お前ら社長の子供だったのか。」

 「ああ。だが恭子が社長の娘と知ったのは付き合い始めてだがな。」

 「私もよ。」

と水野が付け足した。

 「ここが皆で勉強する所よ。寝る場所はその時に案内するから。」

 「寝る場所もここじゃないのか?」

 「皆に個室を両親に頼んで設けてもらったから安心して。」

 「そんなに広かったのか…。」

 「俺は知ってたけどな。恭子が恭子の両親に俺を紹介したときに。向こうの両親にえらく気に入られてしまってなかなか家に帰らせてもらえなかったけど。」

 「じゃあ始めましょっか。最初は現代国語でもいいかな。久保君担当でもいい?」

 「もちろん。」

 1時間ごとに科目を変えてやっていった。

 「もう12時ね。お昼ご飯にしよっか。」

 「昼は男で夜は女担当にしないか?」

 「それは名案だな。さすがは道明寺。」

 「あっ私の両親から。冷蔵庫は好きなように使っていいって。」

 「すまんな。」

俺と松永と久保はその後、カルボナーラとアラビアータとシーフードパスタを作った。

ただ市販のソースをかけただけという結果は恥ずかしかった。今度から少し練習しておこうと思った。

 「次は化学にする?それとも物理にする?」

 「僕は物理がいいかな。苦手だから。」

 「俺もそれで。」

 「俺も。」

 食後1時間は物理になった。

 休憩時

 「佐藤はスゲーよな。理系めっちゃ出来るから。久保も文系めっちゃ出来るからスゲーけど。」

 「次は日本史か世界史希望。」

 「わかった。じゃあ日本史で。道明寺君お願いね。」

 「はいよ。」

 

 そして18時になり今日の勉強は終了になった。夕飯を女子が作っている間男子は入浴になった。そして十九時から夕飯になった。夕飯は和食だった。食後は女子の入浴後みんなで雑談をしていた。

 

 「そろそろ寝よっか。」

 「もう23時か。明日の朝飯はどうする?」

 「じゃあ女子担当で。」

 「助かる。」

 「皆の部屋案内するね。」

 

 そう水野は言って部屋を案内した。

 俺は部屋で寝ようとしていた時ノックの音が聞こえた。

 「誰だ。」

 「アタシ。」

 「優子か。入っていいぞ。」

 「し、失礼しまーす。」

 そう言って部屋に入ってきた。

 「アタシ少し不安になってきて。」

 「何が?」

 「皆得意教科持っていて。でもアタシの得意教科咲良と被っていてどうしようかと思って。」

 「でも優子はみんなとは違ってこれと言って不得意教科はないだろ?強い教科は失礼な話ないだろうけど。それでもいいんだよ。これからきっと見つかるだろうし。一つを極めるもよし。平均的にできるもよしってことだ。」

 「優君…。ありがと!」

 「気は落ち着いたか?じゃあ俺は寝るから。」

 「うん。お休み。」

 こうして一日目は終わった。

 

 

 翌日9時から勉強は始まった。

 「今日は英語からやろっか。次の英語Wが終わったら模試をやるよ。英語と英語Wは咲良担当でもいい?」

 「もちろん。」

 そして英語Wが終わって昼食をはさんで模試になった。その後採点をした。

 順位は

 

 久保

 優子

 俺

 咲良

 松永

 佐藤

 水野

 

 という順になった。優子と久保以外はどれか突出してできると言った感じだった。

 

 そして定期試験を迎え結果を見て俺は驚いた。

 

 成績優秀者

 

 1久保利光

 2木下優子

 3道明寺優

 4花園咲良

 5松永秀久

 6佐藤美穂

 7水野恭子

 8霧島翔子

 9工藤愛子

 

 「代表。坂本達との勉強でFクラスが乗り移ったんか?これじゃあ付いてくるものも付いて来ないかもしれないな。」

 「…返す言葉もない。だから。」

 「だから?」

 「私に勉強を教えて。」

 「元よりそのつもりだ。」

 「ボクにも教えてもらえる?」

 

 その後の一週間は代表と工藤の強化週間になった。結果は代表がまた主席に戻った。工藤は俺たちに引けを取らないくらいにはなった。

 

 優sideout

 




ついに手に負えないくらい強くなってしまったAクラス。ここからどうなるのか。誤字訂正あったらお願いします。点数は後ほどのお楽しみということでお願いします。

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