優side
今年も体育祭の季節がやってきた。俺は運動が苦手なため正直乗り気ではなかった。立候補した競技も久保、松永、クラスの村上と騎馬戦にした。代表も一般競技に参加とのことだった。他の霧島八将も一般競技に出ていた。午前は生徒自身の競技。午後は召喚獣の野球大会そしてリレーだった。
男女の100メートル走から始まって台風の目や玉入れが終わり午前最後の競技で騎馬戦となった。
最初は3年Dクラスが相手だった。俺らは松永を上にした。
騎馬戦のルールは5対5で鉢巻を取るもしくは崩せば勝ちというものだった。
「おらおらー。潰されたい奴からかかってこいやー!」
「馬鹿!暴れんな!バランスとりづらいわ!。」
「道明寺君。これが騎馬戦なんだよ。」
「諦めモードかよ!」
「そうだぞ。道明寺。これが騎馬戦ってもんだ。はっはっは。」
「本人が言うものかよ。」
「文句は俺が討取られたときに言え。俺が囮になっているうちに鉢巻3つ取ってこっちは1つも取られていないんだぞ。」
「勝者!Aクラス!」
「さっすが秀久君!」
「恭子!見ていたか!」
「次の試合も勝つぞ!久保!道明寺!村上!」
「もちろん。」
「はいはい。」
「おう!」
次の相手は2年Fクラスだった。
「道明寺。作戦はさっきと同じか?」
「そうだな。」
そして第2試合が開始された。
「お前らー道明寺と松永のリア充どもを狙うぞー!一般男の敵め!覚悟しろ!」
「馬鹿に付ける薬はないようだな。力の差を思い知らせてくれる!」
「うわっコイツ強いぞ!」
「俺が強いんじゃない。お前らが弱いだけだ。格の違いを知るがいい。そして大人しく降参しな!」
「須川!ここで負けたら一生モテないままだぞ!」
「うおー!そのとおりだ!ここで負けるわけには!」
「あらよっと。」
「ぐわっ。」
須川のチームが崩れた。
「次はお前だ。」
「道明寺!木下姉妹に手を出すとはけしからん!」
「嫉妬はよせ。情けない。」
「うるせー!」
「はぁっ!」
「ぎゃあああ!」
近藤も崩れた。
「勝者!Aクラス!」
「ある意味恐ろしい敵だったぜ。」
「「お疲れ様!優君!」」
「優子に咲良か。ある意味恐ろしい相手だった。」
「まさに嫉妬の塊だったね。」
「男の嫉妬って見苦しいのと同時に恐ろしい…。」
「あ。優君の水筒持って来ておいたからよかったらどうぞ。」
「サンキュー優子。」
そう言って俺は優子の頭を撫でた。
決勝は3年Aクラスだった。
「あのハゲとモヒカンのクラスか。徹底的に潰す!」
「おうよ!」
「道明寺君と松永君がすごくやる気になっている。僕も頑張らないと。」
「お前ら準備はいいか!2年の方が優秀ってこと思い知らせてやんぞ!」
「おー!」
「常村!お前は左から行け!俺は右側から狙う!」
「任せろ。」
「お前らみたいな悪かつモヤシに負ける俺ではない!せいっ!」
横に松永が振り払っただけでハゲとモヒカンは崩れた。
残りの3騎は数の差で倒した。
「優勝は2年Aクラス!」
ここまでの成績では俺たちがダントツのトップだった。
午後の野球大会は準決勝で僅差で3年Aクラスに負けた。野球大会の優勝は2年Fクラスだった。
リレーは2年Eクラスが優勝し2位だった。優子と久保、代表が活躍した。
そして総合優勝は俺たちという形で体育祭は幕を閉じた。
優sideout
ここでも前回と同じ理由で召喚獣を出しませんでした。理由としましては霧島八将を出すと話がめちゃくちゃになりかねないのが理由です。次回はBクラス戦です。各話のタイトルをわかりやすくしました。