バカと軍師と召喚獣   作:QUEEN

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振り分け試験

 「それでは振り分け試験始め!!」

 

 優side

 

 これが振り分け試験か。思ってたよりはマシだな。きちんと勉強しておいて正解だったぜ。

 

数時間後

 

ガタンッ

 

ん?何事だ?

 

チラッと見ると女子生徒が倒れていた。確かアイツは姫路だったっけか?

 「ひっ姫路さん!?」

明久が立ち上がった。

 「吉井!!試験中だぞ席につけッ!!」

教師はそう怒鳴った。

 「でも姫路さんが・・・」

そう明久は言った。

 「姫路・・・体調が悪いなら保健室に行くか?ただし試験中の退室は「無得点」扱いとなるがそれでいいかね?」

教師はそう言った。ひでー話だなおい。

 「具合が悪くて退席するだけでそれは酷いじゃないですか!!」

明久の言う通りだ。俺はそう思った。

 「・・・退席します・・・」

姫路はそう言った。マジかよ。賢明といえば賢明だがそれでいいのか?俺はそう思った。俺は挙手した。

 「何だ道明寺?」

 「姫路を保健室に運ぶ人はいるんですか先生?」

 「人員が足りていなくていない。」

は?今なんて言った?こうなったからには仕方ないほかのクラスに行っても後味が悪いだけだ。ここはFクラスに行ってでも後味が良い方を選んだほうがいいな。

 「先生・・・」

 「何だ?」

 「俺は姫路を運ぶために退席します。」

 「いいのか?お前も無得点になるが?」

 「構いません。ここで見捨てれば人としてどうなのかと俺自身が思う故」

 「そうか。すまない道明寺」

 「気にしないで下さい」

さてと運びますか。

 

 優sideout

 

 明久side

 道明寺君はFクラスになったか。道明寺君ならAクラスは確実だっただろうけれど、これもまた一つの運命なのかもなー。けど道明寺君らしいや。道明寺君と姫路さんのことは心配だけど僕は試験に集中しないと。ごめん道明寺君。

 

 明久sideout

 

 雄二side

 道明寺はFクラスか。こいつはうれしい誤算だ。道明寺には申し訳ないが、俺にとっては好都合だ。さて俺は点数調整でもしてFクラスの代表にでもなるか。さてこの問題の解答はこれだな。

雄二sideout

 

 姫路side

 あれ?私は確か振り分け試験中に熱で倒れてその後意識が遠のいて・・・今誰かにおんぶされて運ばれている?運んでいる人の服装を見る。するとその人の服装は制服だった。

 「・・・ん」

 「あ、やっと起きた?」

 「えっとあなたはこの学校の生徒さんですか?」

 「ああ、そうだけど?」

 「もしかして私の為に途中退席したんですか?」

 「言い方は悪いけどそうなるね。」

 「試験に戻らなくていいのですか?」

 「姫路さんを運ぶことを選んだ時点で俺も無得点だから構わない。人を見捨てて他のクラス行くよりはこっちの道の方が人として正しい気がしたから。」

 「そうですか。本当にごめんなさい。後ありがとうございます。」

 「礼には及ばん。人として当然のことをしただけだ。っと着いたぜ保健室に。」

意外と遠かった。保健室に着いたときそう思った。

 

 姫路sideout

 

 優side

 「失礼しまーす。」

俺はそう言って入った。

 「あら、道明寺君じゃない。どうしたの。保健室に何の用?」

保健室の先生はそう言って迎えてくれた。

 「病人運んで来まして。ベッドに寝かせておけばいいですよね?」

 「ええ。いいわよ。」

俺は姫路をベッドに寝かせた。

 「すみません道明寺君。」

 「何度も言わせないでくれって。俺はただ人として当然のことをしただけだって。」

俺はそう言って返した。

キーンコーンカーンコーン

鐘の音が聞こえた。さて俺は教室戻って荷物持って鉄人の元で勉強でもしているか。

 「それじゃ姫路さん。Fクラスで」

 「はい。今日はありがとうございました。」

俺はそう言って保健室を後にした。

その後補修室に勉強しに行ったことを後悔したのであった。

 

 優sideout

 

 




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