優side
Bクラスとの戦いから二日が経過した。
「不可能だと言われていたにも拘らずここまで来れたのは他でもない皆の協力があってのことだ感謝している。」
「どうした坂本?変なものでも食べたか?」
「食ってなんかいないぜ。偽らざる俺の気持ちだ。」
「ここまで来た以上絶対Aクラスにも勝ちたい・・・勝って生き残るには勉強が全てでじゃない現実を教師どもに突きつけるんだ!!」
「してどうやるんだ坂本?真っ向からぶつかっても負けるだけだぜ?俺の策でもまず無理があると思う。」
「一騎打ちだ。」
「なるほどな。それなら駒は関係ないからな。」
「そういうことだ。科目は何だ?」
「小学生レベルの日本史だ。」
「誰がやるんだ?」
「俺だ。」
「あいつは『ある問題』が出れば確実に間違える。それは『大化の改新』だ。」
「年号か?」
「そのとおりだ道明寺。これからAクラスに行くぞ。道明寺、明久、ムッツリーニ、姫路は一緒に来てくれ」
「俺たちFクラスはAくらすにたいして一騎打ちの試召戦争を申し込ませてもらう。」
「うーん万が一の場合もあるから5対5でもいいかな?科目選択権はそっちが3でこっちが2これでどうかな?」
「ああ構わん。」
「・・・それともう一つ。」
「うわっ代表いつの間に!?」
「・・・負けた対戦者は勝った対戦者の言うことをなんでも一つ聞く。」
「ああ構わん。」
「両名とも準備はいいですか?」
「ああ」
「・・・問題ない。」
「じゃあアタシから行くよ。」
「道明寺、行ってきてくれ。教科選択権は使うなよ。」
「ああ。」
「教科は何にしますか?」
「そっちが決めてくれ。代表からの命で俺は使うなってことから。」
「英語Wでお願いします。」
「「サモン!」」
英語W 道明寺優 54
VS
木下優子 397
「は?道明寺どういうことだその点数は!」
「すまねえ。出来ない教科はとことん出来ないんだ。とっとと止め刺してくれ。勝ち目がない以上無駄なことはしたくない。」
「わかったわ。」
「Aクラスが一勝。次の方どうぞ。」
「私が行きます。教科は物理でお願いします。」
「明久行ってきてくれ。」
「ふぅ・・・やれやれ僕に本気を出せってこと?」
「ああもう隠さなくてもいいだろうここにいる全員にお前の本気を見せてやれ。」
「吉井君・・・でしたか?あなたまさか・・・」
「ご名答今までの僕は全然本気なんて出しちゃあいない」
「それじゃあなたは・・・」
「そうさ今まで隠してきたけれど実は僕・・・左利きなんだ」
バカだこいつ。
物理 吉井明久 62
VS
佐藤美穂 389
そしてすぐに吉井も戦死させられた。操作技術はよくても厳しいものは厳しいんだな。
「Aクラスが二勝。次の方どうぞ。」
ムッツリーニが立ち上がった。
「じゃボクが行こうかな」
「教科は何にしますか?」
「・・・保健体育」
「サモン!」
保健体育 土屋康太 572
VS
工藤愛子 446
「・・・加速」
そして工藤の召喚獣は瞬く間に戦死した。
「Fクラスが一勝。次の方どうぞ。」
「私です。」
「それなら僕が相手をしよう。」
次席の久保か。これは厳しいか?
「教科は何にしますか?」
「総合科目でお願いします。」
「ちょっと待った!何を勝手に」
「構いません。」
「姫路さん?」
「サモン!」
総合科目 姫路瑞希 4409
VS
久保利光 3997
「これでFクラスが二勝。最後の方どうぞ。」
「はい。」
「俺の出番だな。」
「頼んだぞ。坂本。」
「教科は何にしますか?」
「教科は日本史内容と方式は小学生レベルで百点満点の上限ありだ!」
「わかりました。では問題を用意しなくてはなので時間をください。」
数分後
「問題ができましたので視聴覚室に移動お願いします。」
「試験時間は50分。不正行為は即失格となるので注意を。」
一時間後
日本史 坂本雄二 53
VS
霧島翔子 97
「3対2でAクラスの勝利です。」
「じゃあアタシからは道明寺君あなたをAクラスに引き抜かせてもらう。一部の教科はできないかもしれないけどほとんどはAクラス並だから問題ないでしょ?それにあなたの軍略がアタシ達にとって脅威なのよ。」
「敗者は勝ったほうの言うことに従う。いいだろう。世話になったな坂本。」
「私からは吉井君あなたの得意なことは何ですか?」
「ぼっ僕の得意なこと?料理が少しくらいできるってことかな?」
「なら今度私に料理を教えてください。」
「僕でよければ。」
「・・・工藤愛子。俺と付き合ってほしい。」
「ムッツリーニ君・・・。ううん・・・康太君。ボクなんかでよければ喜んで!」
「私からはそうですね。久保君これからも私のライバルでいてください。」
「僕も君を失望させないように頑張るよ。」
「・・・雄二私と付き合って。」
「仕方ない。しかし俺なんかでいいのか?」
「良いも何も私には雄二しかいない。」
「そうか。」
「それとお前らに朗報だ。Fクラスの担任は俺に変わることになった。」
Fクラスに同情したくなる。
翌日
「おはよう道明寺君。今日からAクラスだね。」
「ああ。しかしいいのかな。俺一人西村先生から逃げたみたいになったけど。」
「気にしないの。」
ホームルームにて
「では道明寺君自己紹介をお願いします。」
「Fクラスより編入しました道明寺優です。よろしくお願いします。不得意教科はとことんできないので教えていただけるとありがたいです。」
「それなら僕が。」
「それならアタシが。」
「「それなら私が。」」
「久保君に木下さんに霧島さんに佐藤さんですか。よかったですね道明寺君。」
「はい。より一層研鑽に励みたいと思います。」
休み時間
「あっあのさ道明寺君。今日の放課後って空いていたりする?」
「優子さんや久保たちに勉強を教わろうと思ってた。」
「そう。なら今日の放課後屋上に来てもらえるかな?」
「いいけど。」
放課後
掃除が終わって俺は屋上に行った。
「約束通り来てくれたんだ。」
「約束は守るためにあるからな。」
「それじゃあ単刀直入に言わせてもらうね。道明寺君あなたの事がずっと前から好きでした。アタシでよければ付き合ってください。」
「ずるい。俺よりも先に言うなんて。」
「それじゃあ!」
「ああそういうことだ。俺も優子さんの事が好きでした。俺でよければ付き合ってください。」
そう言って俺は優子さんを抱きしめてキスをした。
「付き合ってるんだったら名前で呼んでくれないかな?」
「うん。優君。じゃあアタシの事も呼び捨てで呼んで!」
「ああ。優子。」
その後二人で英語Wの勉強をした。明日試験受けよう。そして帰りは手を繋いで下校した。Fクラスに見つからなかったのは運が良かった。
優sideout
誤字訂正あったらお願いします。次回から清涼祭編です。