因みに今回のプロローグは読み飛ばしても全然構わない程度の物なので本編を書き始めた後は読み飛ばしても全然構いませんので、基本テンプレでお送りします。
MUV-LUVALTERNATIVE外伝 片眼の凶鳥 プロローグ
「あ〜〜、疲れた〜……帰って寝るか〜〜。」
残業を終えた草臥れた中年の仲間入りを無事に果たした俺は、クタクタな身体を引きずり電車を降りると駅の階段を降り、いつもの運転手が運転する最終バスの待つバス停へ向かう。
「ン〜〜、前週より売上が上がってるからコッチはそのままで良いか?……コッチはテコ入れが必要かな?…………。」
スマートフォンに表示されている会社の売り上げ情報を眺めながら独り言を呟きながらバス停までの短い距離を歩く。
ふと、気になり顔を上げると自分の10m程先に見慣れない車椅子の女の子がバス停へ向かおうとしているのか同じ方向へ歩を進めていた。
何故かその子から目が離せなくなった俺はスマートフォンをポケットにしまい同じ方向へとただ進む。
すると少女は道路の真ん中辺りで急に止まってしまった、どうやら車輪が嵌ってしまったようだ。
人並みの感性を持ち合わせていた俺は助けようと近づくと少女の周りが妙に明るいことに気付く。
ーブォーンーー……ー
トラックが猛スピードで少女に迫る。
ヤバイ!轢かれる!……と、思った俺の動きは速かった、俺こんなに速く走れたんだ…と思える速さで少女の横へ辿り着き、少女の服を掴むと渡ってきた反対側の歩道へと少女を投げ飛ばす。
柔道をやって良かったと初めて思った。
それと対照的に自分が轢かれるのがスローモーションで再生されているように判る。
ードーーン!!……キキィッッ……ー
即死だったのだろう…苦しまずに目の前が真っ暗になった。
………………ん?……明るい?生きてるのか?
「いや、貴方は亡くなりました。」
「?じゃああなたは神様か天使若しくは悪魔だと?」
すんだ綺麗な声が聞こえたのでそう質問すると声の主はクスっと苦笑いしながら言葉を繋ぐ
「そんな大層なものじゃ有りませんよ……でも貴方の考えているような事をする、と言う意味では似たようなものですがね?」
男か女かも分からない声がそう俺に声をかけた。
「それじゃあ転生させてくれるのか?ラノベとかアニメの世界で良いんですか?」
俺はテンプレ…キター!!と思いながら謎の存在に聞く。
「えぇ、最近はそれ目当てで自殺する方が増えて困っているのですが、貴方は人助けの為に飛び込んだ……感激したのですよ、我々は……おっと、では、貴方の現世での善業に免じてこの転生特典ガチャを2回引かせてあげましょう。」
謎の存在は何処からかガチャガチャの機械を取り出して俺に差し出す。
「因みにどんなもんが出るんだ?ハズレ有りか?」
俺の質問に謎の存在は、
「いや、ハズレは無しだがモノによってはハズレに思う物も入っているかな?」
と、何とも曖昧な答えを返してくる。
まぁ良いか、取り敢えず引いてみよう。
ーガチャガチャガチャッ…コロンー
「えーと?なになに…」
ーありとあらゆる料理を再現する程度の才能ー
って東方風か!
そして料理って………でも料理出来るなら料理屋とか開いても面白そうだ、まぁ俺的には当たりだな。
「ほう、なかなか珍しいのが当たったね?さぁさあ、次は何が出てくるんだい?」
謎の存在に急かされるように2回目のガチャを回す。
ーガチャッガチャガチャッ……コロンー
んん?さっきのより大きいぞ?
と思いながら中を見てみるとそこには、
ー”天運招来”………ただし、??に限るー
??だと?何だこれ?と思った瞬間に謎の存在が笑い出す。
「まさかこれを引くとはね……いやぁ驚いた、まさかこれを…いや、申し訳ないね?コレはとある主人公体質の人間が持つ能力を??に持たせてみたらどうなるのか観てみたいという発想から生まれた物なのだが作ってからここ3億年程出たことがなくてね?いやぁ本当に驚いたよ。」
謎の存在がそう言うと俺の視界がぼやけてくる。
「さぁ!では貴方の新たな門出を祝して私から特典を授けましょう!」
ぼやけてきた視界からでも判るくらいの光が謎の存在から俺に降り注ぐ。
そして俺は謎の空間から完全に消失した。
ー謎の空間ー
「いやいや、まさか運任せでこんなに早く私の趣味を詰め込んだ様な人間が生まれるとは思わなかったよ……さて次はどんな人間が来るのかな?楽しみだ。」
そう嬉しそうに語る謎の存在の手にあったガチャのカプセルには
ー”天運招来”…ただし、女性に限るー
と、書いてあり、もう一度それを見た謎の存在は天使の様だが悪魔の様にも見える笑顔を浮かべていた。
書いてて思った、やはりMUV-LUVはイイ!!
もう一つの連載も続けますがこちらの方がプロット若干出来ているので進みが早いかも?
まぁ時間出来ればにはなってしまうのですが……
時系列や原作キャラのイメージを壊したくない方は回れ右でお願いします。