一途な私のしつこい決闘   作:トランス・D

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月2回更新くらいを目標にしました、12話目です。


悩める私と○ー語なアイツ②

 

 

「君を倒して、留学生最強の称号は俺が頂いていく!!」

 

《古生代化石騎士スカルナイト》☆7 ATK2400

 

 

「どうしよ.....デーモン除外されちゃった、デーモン除外されちゃった.....」

 

 

「.....why?なんだか様子が変だが」

 

「あ、あはは~、デーモンは彼女のエースで.....それ以上に心の支えでもあるらしいな。おーい、しっかりしろよシオ~ン!お前の事だから除外からの帰還手段もあるんだろ~!?」

 

「.....つい昨日、融合関連入れる為に抜いちゃったよ.....」

 

「あ、ありゃりゃ.....」

 

 

ピッタリ魔玩具補綴(デストーイ・パッチワーク)とシザーを入れる為に、|D.D.R《ディファレント・ディメンション・リバイバル》と闇次元の解放を試しに抜いてみたんだよね。

他のカードにしとけば良かった.....

 

 

「いちいち面白いガールだな.....コアキメイル・サンドマンを召喚!」

 

《コアキメイル・サンドマン》☆4 ATK1900

 

 

「バトル!サンドマンでセット状態のトリック・デーモンを攻撃する!!」

 

「守備力は0、普通に破壊される.....トリックの効果、戦闘破壊されたのでデーモンカードを.....」

 

 

何持ってこよう.....普段ならここはデーモンの召喚だけど.....

 

 

「デーモン・ソルジャーを手札に加えます.....」

 

「OK、続けてスカルナイトでダイレクトアタック!」

 

「通すかぁ!罠カード強制脱出装置、手札じゃなくて融合デッキにぶっ飛べぇ!!」

 

 

デーモンの仇だ、融合モンスターが罠1枚で沈むのは悔しいでしょうねぇ.....

 

 

「シット、そんな罠を仕掛けていたなんて.....なーんてな、コアキメイル・サンドマンのモンスター効果!こいつを生贄に、罠の発動を無効にして破壊する事ができるのさ!発動タイミングを間違えたな!くらえっ、ナイツスラッシュ!!」

 

「なにそれ強....きゃあああああっ!?」

 

 

紫苑 LP4000➡1600

 

 

「ずるい.....レベル4モンスターにしてはハイスペック過ぎるでしょ....」

 

「バット、そうでもないさ。コアキメイルシリーズには維持コストが必要だからな、もう関係ないがね」

 

「なんだ知らなかったのか?てっきりショックによるプレイングミスかと思ったぜ」

 

「うぅ.....無知ですいませんね」

 

 

自分の所持カードの把握だけで精一杯だよこんにゃろぅ.....

 

 

「ハッハッハッ、まぁ誰にでも失敗はあるさ。カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

②ジム LP4000

《古生代化石騎士スカルナイト》(攻)

《守護神の宝札》(∞)

伏せカード1枚

手札0枚

 

 

彼は嫌みなつもりないんだろうけど、私には嫌みにしか聴こえない.....くっ、落ち着け私。冷静さを無くしたら負けよ。万丈目さんを頭にうかべろ万丈目さんを.....あの人は何かにつっこんでる間以外は常にクールだった。冷静に状況を判断し、最善の選択をするんだ.....よし!

 

 

「私のターン、ドローッ!!」

 

 

違う。けどむしろチャンスカード!

 

 

「魔法カード、闇の誘惑を発動!デッキから2枚ドローッ.....エッジインプ・シザーを除外するよ!」

 

「サーチしといて結局除外か、結果的に手札を増やすことにはなってるが.....」

 

 

これか、強いけど.....使ってから考えるしかないよね。

 

 

「デーモン・ソルジャーを召喚!更にっ、命削りの宝札を発動!手札が3枚になるようドローッ!!」

 

「おお。そういえば効果が大幅に見直された代わりに、通常パックから出やすくなったんだったな」

 

「以前の最高5枚ドローはクレイジー過ぎたな、ミスター海馬しか使用者を見たことはないが.....」

 

「そんな謂れあったんだ?デメリットかなり多いよ今。カードを2枚伏せてエンドフェイズ。命削りの代償で手札を全て捨てるけど、まぁ1枚だけだしラッキー」

 

 

②紫苑 LP1600

《デーモン・ソルジャー》☆4 ATK1900

伏せカード2枚

手札0枚

 

 

2枚は魔法・罠で良かった.....って私このデュエルでモンスターほとんど引いてないけどっ!?固まってんのかな下の方に.....うぅっ。

 

 

「なんだ反撃無しかい?俺のターン、守護神の宝札の効果で2枚ドロー!」

 

 

ぐぅ、補給部隊があればアドバンテージ負けしないのに.....

 

 

「フィールド魔法、聖地の守護結界を発動!」

 

 

辺りの景色が一変、草原のようななんとゆうか.....とりあえずなんかそわそわする、居心地が悪い。

 

 

「そしてモンスターを召喚!フォッシル・ダイナパキケファロ!!」

 

 

《フォッシル・ダイナパキケファロ》☆4 ATK1200

 

 

「岩石族モンスターを召喚した際、聖地の守護結界の効果によりそのモンスターに守護カウンターをひとつ置く。そのモンスターが破壊される場合、カウンターを取り除くことで破壊を免れるのさ」

 

 

破壊耐性付与か、聖地とはよく言ったもんだね.....けど攻撃力は1200、ちょっと面倒だけど大した驚異じゃないかな。

 

 

「レッツ、バトルフェイズ!スカルナイトでデーモン・ソルジャーを攻撃だ、ナイツ・スラッシュ!!」

 

「剣には剣で迎え討て!っていいたいトコなんだけど.....リバースオープン!永続罠、デモンズ・チェーン!!」

 

「ワッツ!?スカルナイトが鎖に縛られた.....さてはそうゆう趣味なのか、アスターガール!」

 

「どんな趣味だ!効果モンスターの攻撃を封じ、効果も使えなくなるよっ」

 

「パキケファロの攻撃力ではデーモン・ソルジャーに敵わない、このターンは安全だな」

 

「シット、またサンドマンだったら良かったが.....俺はこれでターンエンドだ」

 

 

③ジム LP4000

《聖地の守護結界》(F)

《古生代化石騎士スカルナイト》(攻)

《フォッシルダイナ・パキケファロ》(攻・守護カウンター1)

《守護神の宝札》(∞)

伏せカード1枚

手札0枚

 

 

「私のターン、ドロー。マジックプランターを発動。デモンズ・チェーンを解除して2枚ドローするよ」

 

 

よし、手札は整った.....反撃開始だ!

 

 

「リバースオープン!罠カード融合準備(フュージョン・リザーブ)!融合デッキから闇魔界の竜騎士ダークソードを公開し.....デッキに帰されたダークソードと墓地の融合を手札へ加える!そして融合を、発動!」

 

 

「「.....えっ?」」

 

「へっ?」

 

 

二人がキョトン顔をするのでなにかと思えば、デュエルディスクから『ブッー、ブッー』っとエラー音が.....な、なんで?条件満たしてるよね、融合できるよね?!

 

 

「オゥ、すまないが.....パキケファロがフィールドにいる限り互いに特殊召喚はできないんだ」

 

「えーっ!?またそんなハイスペックな.....」

 

「紫苑.....自分のカード以外でも、有名どこは覚えとこうぜ?」

 

 

ぐぅ、なんかすっごい悔しい.....むしろ皆なんでそんなカード効果覚えれんの?種類どんだけあると思ってんだぁ!

 

 

「ダークソード召喚!」

 

 

《闇魔界の騎士ダークソード》☆4 ATK1800

 

 

「このままバトル!ダークソードでパキケファロを攻撃!ダーク・スラッシュ!」

 

「だが、パキケファロに乗った守護カウンターを取り除くことで、戦闘破壊を免れる!」

 

「けど切れ味は受けてもらうよ!」

 

「ぐっ.....」

 

 

ジムLP4000➡3400

 

 

「続けてデーモン・ソルジャーでも攻撃!デモン・スラッシュ!!」

 

「なんか技名で張り合ってる.....」

 

 

ジム LP3400➡2500

 

 

「リバースオープン!罠カード運命の発掘!モンスターが戦闘破壊される時1枚ドローするぜ」

 

 

さっきの奴の3枚目か。今更1ドローとか誤差よ誤差、気にしない。

兎に角パキケファロ粉砕!

 

 

「メインフェイズ2に入る!魔法カード融合、今度こそ発動!フィールドのデーモン・ソルジャーとダークソードで融合!闇の尖兵贄とし蘇れ、太古の脅威!融合召喚、始祖竜ワイアーム!!」

 

 

《始祖竜ワイアーム》☆9 ATK2700

 

 

「その素材でドラゴンが出てくるのか!?」

 

「攻撃力2700.....これは中々強力だな」

 

 

どうよ!万丈目さんがスターヴ没収の代わりにくれた融合モンスター、あんまり出回ってないから感謝しろよ?とも言ってたっけ。二人の反応見る限りそうっぽいなぁ.....既存の融合モンスターが大分霞んじゃう素材指定だもんね、強い。

ありがたやありがたや.....

 

 

「カードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

③紫苑 LP1600

《始祖竜ワイアーム》(攻)

伏せカード1枚

手札1枚

 

 

「グレイト、面白くなってきたぜ.....俺のターン、2枚ドロー!!魔法カード奇跡の穿孔を発動。デッキから岩石族モンスター1体を墓地に送り、1枚ドロー!」

 

「なにそれずるい!悪魔族にも頂戴よ!!」

 

「感想が素直過ぎだろ.....」

 

「は、ハハハ.....この時墓地に送られたタックルセイダーのモンスター効果!君の始祖竜ワイアームを裏側守備に変更できる。やれっ、タックルセイダー!」

 

 

墓地からタックルセイダーと思われるモンスターが文字通りタックルしてきた。が、しかし!

 

 

「残念でした、ワイアームは効果モンスターの効果をいっさいがっさい受け付けないのだ!弾き返せワイアーム!!」

 

 

ワイアームはくるりと反転、尻尾でタックルセイダーを野球のボールかのように打ち返したのだった。

......ソリッドビジョンのこうゆう細かい演出素敵だよね。

 

 

 

「ストレングス、そんな強力な耐性があったのか.....魔法カード、タイム・ストリームを発動!」

 

「タイムストリーム?モンスターが過去にでも行くわけ?」

 

「オフコース、ある意味間違ってはいない.....ライフを半分払い発動。フィールドの中世代モンスターは、古生代へと逆進化をたどる!来い、古生代化石騎士スカルキング!!」

 

 

《古生代化石騎士スカルキング》☆8 ATK2800

 

ジムLP2500➡1250

 

 

「げぇ、進化したぁ!?」

 

「おお、こいつもカッコイー!」

 

 

骨騎士さん一気にゴツくなった、騎士なのにキングとはいかに。まぁ騎士の王って事かな.....

 

 

「バトルだ!スカルキングで始祖竜ワイアームを攻撃!キングス・スラッシュ!」

 

「むぅ.....ワイアームは通常モンスター以外に戦闘で破壊されない!」

 

「だがスカルキングは相手モンスターに2度攻撃が可能!キングススラッシュ・セカンド!!」

 

 

フッフッフッ、効果は今一つだね.....こりゃ強い、万丈目さんありがとーう!

 

 

紫苑LP1600➡1500➡1400

 

 

「随分堅いモンスターだ、カードを1枚セットしターンエンド!」

 

 

④ジム LP1250

《聖地の守護結界》(F)

《古生代化石騎士スカルキング》(攻)

《守護神の宝札》(∞)

伏せカード1枚

手札1枚

 

 

「私のターン、ドロー!魔法カード発動、アカシック・レコード!2枚ドローして、それがデュエル中に使用したものだったら除外する.....私のデッキはサンダー・ドラゴン以外は1枚ずつ、よって当然新たなカードだよ!」

 

「俺も全部1枚ずつだからなぁ、あれ採用するか」

 

 

あ、置換融合は融合扱いだから、引いたら除外しないと駄目かな?引かなくて良かった良かった。それよりヨハンのデッキモンスター7枚って本当?まぁいいけど.....うん、これで無意味なブラフだったこの伏せカードが使えるっ!

 

 

「リバースカードオープン!速攻魔法、捕食生成(プレデター・ブラスト)!!」

 

「げ、出た捕食(プレデター).....」

 

「捕食?聞かないカードだな」

 

 

皆そう言うよね、私もちょっと怖くなってきたじゃんかこのカード達。いつの間にか増えてるんだよ.....

 

 

「このカードは、手札のプレデターカードを公開した枚数分、相手フィールドのモンスターに捕食カウンターを置くよ。私は手札の捕食植物セラセニアントをあんたに見せる。これでスカルキングに捕食カウンターが1個乗る」

 

 

《古生代化石騎士スカルキング》☆8➡1

(捕食カウンター1)

 

 

「レベルが下がった?」

 

「捕食カウンターが乗ったレベル2以上のモンスターはレベルが1になる。そして墓地の捕食植物(プレデター・プランツ)ドロソフィルム・ヒドラ効果発動.....スカルキングを食らい尽くせっ!!」

 

「ワッツ!?スカルキングが地に埋もれて.....」

 

「代わりに気味悪い植物モンスターが地面から生えてきた!」

 

 

《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》☆5 ATK800

 

 

「これがドロソフィルム・ヒドラの特殊能力。捕食カウンターが乗ったモンスターを生贄に、手札・墓地から相手の場に特殊召喚される!」

 

「捕食カウンターは捕食植物達のエサの目印ってところか.....」

 

「バット、相手モンスターを生贄なんて、ラヴァ・ゴーレム並に質が悪いぜ」

 

 

あ、相手墓地のモンスターを融合するあんたがそれ言うんだ?除外も結構質悪いかと思うんだけど.....

 

 

「まぁいいか、バトルだよ!ワイアームでドロソフィルム・ヒドラを攻撃ぃ!えと.....原初の波動!!」

 

「無理して技名言わなくていいから.....」

 

「このデュエルをもっと楽しみたいが、負けるつもりもないんでね。リバースオープン!罠カード炸裂装甲(リアクティブアーマー)!!」

 

「げげっ!?」

 

「その様子では魔法・罠は有効のようだ。ワイアームには消えてもらうぜ!」

 

 

爆発音、死せるワイアーム。万丈目さんが見守ってくれるようで心強かったのに.....

 

 

「ッッ!.....モンスターをセット!カードを1枚セットでターンエンド.....」

 

 

④紫苑 LP1400

伏せカード1枚

手札2

 

 

「俺のターン、2枚ドロー!!速攻魔法、サイクロンだ!その伏せカードを破壊する!!」

 

「.....今発動できるもんじゃないよ、破壊される」

 

「オーケー、魔法カード発動、化石融合-フォッシル・フュージョン!!君の墓地の始祖竜ワイアームと俺の墓地のコアキメイル・サンドマンをゲームから除外し融合!カモン!古生代化石竜スカルギオス!!」

 

『ギャオオオオオッ!!』

 

《古生代化石竜スカルギオス》 ☆8 ATK3500

 

 

まさに恐竜の骨。図鑑とかによく載っているティラノサウルスの骨格標本そのままだ。

 

 

「攻撃力3500!こいつはすげぇ!!」

 

「君からのプレゼントは守備に変えておくぜ。バトル!スカルギオスで守備モンスターを攻撃する!言っとくがこいつは貫通持ちだぜ!!」

 

「万丈目さんのワイアームを破壊しただけでなく融合素材にするなんて.....もー怒ったからね!墓地から罠カード、捕食惑星(プレデター・プラネット)の効果を発動!!」

 

「墓地で発動する罠!?今破壊したカードか!」

 

「奇跡の発掘のお返しだよ!このカードを除外し、フィールド手札から捕食植物達を融合素材に融合召喚できる!フィールドのセットモンスター、捕食植物セラセニアントと、手札の捕食植物コーディセップスで融合!私の元へ芽吹け、忌まわれし魔の徒花.....捕食植物キメラフレシア!!」

 

 

『ギシャアアアアッ!!』

 

《捕食植物キメラフレシア》☆7 ATK2500

 

「この時、融合素材となったセラセニアントの効果によりデッキからプレデターカード.....サンデウ・キンジーを手札へ加えるよ」

 

「うげぇ、物凄いアレな奴出た.....」

 

「相手ターンに融合召喚、ワンダフル!だが攻撃力はスカルギオスの方が上だ、バトル続行!このカードが攻撃する時、戦闘相手のモンスターの攻撃力か守備力、好きな数値を選んでバトルができる!守備力を選択!」

 

「キメラフレシアの守備力は2000.....」

 

「スカルギオスは3500、その差1500のダメージで、紫苑が負けちまう!」

 

「これでフィニッシュだ!」

 

 

させない、万丈目さん(のワイアームの)仇は絶対とる!

 

 

「手札の虹クリボーの効果、発動!」

 

 

『クリクリッ』

 

 

「このコはスカルギオスのの装備カードになる。そして装備モンスターは攻撃できない!」

 

「ジーザス!まさかここまで粘り強いとは.....カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

 

⑤ジム LP1250

《聖地の守護結界》(F)

《古生代化石竜スカルギオス》(攻)

《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》(守)

《守護神の宝札》(∞)

伏せカード1枚

手札0枚

 

 

流石虹クリボー、ここぞって時にいつもきてくれる.....精霊付き(らしい)だけはあるよねっ!可愛い。

 

『ク~リィ!』

 

「虹クリボーを引き当ててたなんてやるなぁ。けど、なんで最初の攻撃時から使わなかったんだ?」

 

「ゆ、油断させるためだし.....私のターン!」

 

 

スカルギオスの説明、一瞬遅れてたら虹クリボー温存する気満々だった危ない危ない.....このカード「が」攻撃する時、と言ってたからこっちから攻める分には問題ないかな。

 

「よっし、貪欲な壷を発動!案の定サンダー・ドラゴン3枚とデーモン・ソルジャー、ダーク・ソードをデッキに戻して2枚ドロー!.....いいの来た、魔法除去発動だよ!守護神の宝札を破壊する!」

 

「チィ.....」

 

 

ようやく破壊できた、あとは粘り勝つのみ!

 

 

「バトルだ!キメラフレシアでスカルギオスに攻撃だよ!!」

 

「なんだと.....返り討ちにしろ、スカルギオスッ!!」

 

 

『ギャオオオオオッ!!』

 

『ギシャアアアアッ!!』

 

 

「まるで旧きジャパニーズ怪獣映画のようじゃないか!燃えるぜ!!」

 

「あんた本当に外国の人!?.....ええっと、キメラフレシアがバトルする際効果発動よ。自身の攻撃力を1000アップしてバトル相手の攻撃力を1000ダウンさせるよ」

 

 

《捕食植物キメラフレシア》ATK2500➡3500

 

《古生代化石竜スカルギオス》ATK3500➡2500

 

 

キメラフレシアさんの触手がスカルギオスを完全に絡めとる。このバトル、勝った!

 

 

「その手の映画は最後にジュラシック側が勝つのさ!リバースカードオープン!速攻魔法、禁じられた聖杯!キメラフレシアの攻撃を無効とし、攻撃力を400上昇させる!魔法除去はこちらを狙うべきだったな!!」

 

「ちょっ.....手札から速攻魔法、禁じられた聖槍!キメラフレシアの攻撃力を800ダウンさせる代わりに、魔法・罠の効果を受けなくさせる!」

 

 

《捕食植物キメラフレシア》ATK3500➡2700

 

 

主人が文字通り横槍を投げ合ったが激戦の末.....うちのフレシアがなんとか勝利した。聖地でやる絵面じゃないなぁこれ。ああ、私が侵略者側だから問題ない?

 

 

「バット、俺のスカルギオスが戦闘で負けるとは.....」

 

 

ジム LP1250➡1050

 

 

「装備されてた虹クリボーも墓地に行くよ、ありがとね.....メインフェイズ2、捕食植物サンデウ・キンジーを召喚!」

 

 

《捕食植物サンデウ・キンジー》☆2 ATK600

 

 

「あいつは.....」

 

「サンデウ・キンジーの特殊能力!自身を含む融合素材モンスターを融合する!つまりキンジーとキメラフレシアで融合!魔の徒花よ、更なる闇を取り込みその力を開花せよ、融合召喚!捕食植物ドラゴスペタリア!!」

 

 

『グオオオオオッッ!!』

 

《捕食植物ドラゴスタペリア》☆8 ATK2700

 

 

例の気味の悪い手紙に入ってた融合モンスターその2。

捕食植物の名を冠しながら、まるでドラゴンを思わせるその姿、本気でドラゴン族と勘違いして龍の鏡を2枚にしようとしてました。

ワイアームもドラゴンだからアリなんだろうけどねぇ.....

 

 

「し、進化したぁ!?」

 

「ワンダフル!まだそんな力を秘めていたとは.....だがビューティフォーではないな」

 

「こ、この不気味な感じが売りだし、ほっといたげて!ターン終了だよ」

 

 

⑤紫苑 LP1400

《捕食植物ドラゴスタペリア》(攻)

手札0

 

 

 

「俺のターン、ドロー.....フフッ」

 

 

ジムの戦線をずっと支えてた守護神の宝札は消え、フィールドには私のプレゼントのヒドラのみで手札は1枚。流石に厳しい状況のはず.....

 

 

「エクセレント、素晴らしいデュエルだったが.....勝利の女神はどうやら俺に微笑んだらしいな!来いっ、地球巨人 ガイア・プレート!!」

 

『オオオオオッ!!』

 

《地球巨人 ガイア・プレート》☆8 ATK2800

 

 

「なんだこりゃあっ!!」

 

「で、デカイ.....」

 

 

大地が裂け、地の底より出現したのはまさに巨人。土と岩で形成された巨大な存在だった。凄い熱を感じる。まるで聖地を荒らす私達を許さないぞ、と、大地の怒りが具現化したようだ。

 

 

「ガイア・プレートは墓地の岩石族を2体除外することで特殊召喚できる最上級モンスター、こいつで君を倒す!モンスター効果発動!スーパープリューム!!」

 

 

巨大が手をスタペリタに向かって翳すと.....熱っ!?視界歪む程熱出てるんですけど!ソリッドビジョン仕事しすぎでしょ、熱気どーやって出してんの!?

 

 

「うわ、すげぇなぁ.....」

 

「この熱気を浴びたモンスターは、攻撃力が半分になる!!」

 

「ばっ.....そんなもん受けてらんないよ!ドラゴスペタリアの特殊能力発動!絡みとれ、プレデター・マーキング!!」

 

『ギャオオオオオッ!』

 

 

対するスタペリタ、そこら中から蔓を発生させ巨人の動きを鈍らせる。その衝撃か大地はボロボロ、さっきから聖地さんの荒れ具合がヤバい。

 

 

「今度はなんだ!」

 

「こいつは1ターンに1度、相手モンスターに捕食カウンターを乗せることができる。またレベルが1になるよ」

 

《地球巨人 ガイア・プレート》☆8➡1

 

「そしてスタペリタが存在する限り、捕食カウンターの乗ったモンスターが発動した効果は無効になる!エフェクト・ドレイン!!」

 

 

巨人沈黙、よーやく大人しくなってくれたか.....

 

 

「.....なるほど、その効果があるからわざわざ攻撃後に融合召喚したのか」

 

「グレート、ガイア・プレートの動きを止めるとは.....だが攻撃力はこちらが上だ、バトル!侵略者よ、大地の怒りをその身に刻め!プレート・テンペスト!!」

 

テンペスト(災厄)って割りにはただのパンチきたー!?迫力物凄いけど!

 

 

「ぐぅぅっ.....墓地の捕食生成を除外する事で、捕食植物の破壊を1度だけ無効にする!」

 

 

紫苑 LP1400➡1300

 

 

「そんな効果が.....ターンエンドだ」

 

 

⑥ジム LP1050

《聖地の守護結界》(F)

《地球巨人 ガイア・プレート》(攻)

《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》(攻)

 

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

 

このカードは.....ハハハッ、私はとことん悪役だね。

 

 

「効果は押さえたが、ガイア・プレートの攻撃力は2800。紫苑の残りのカードで越えられるか.....?」

 

「それはご心配なく.....これがラストターンだよ!まずはドラゴスペタリアの効果で、ヒドラに捕食カウンターを乗せる。そして.....モンスターを通常召喚、憑依するブラッド・ソウル!!」

 

 

《憑依するブラッド・ソウル》☆3 ATK1200

 

 

「オーマイガッ!そのモンスターは.....」

 

「どうやら知ってるようだね、ブラッド・ソウルの効果発動!こいつの魂をレベル3以下の相手モンスターに憑依させ、私がコントロールする!」

 

 

縛られていた巨人が反転、ジムの方をにらみ.....

 

 

「こんな決着でごめんね?ガイア・プレートでダイレクトアタック!プレート・テンペスト!!」

 

 

「ぐわああああああっ!?」

 

 

ジムLP1050➡0

 

 

主人を殴り飛ばした。痛そ~.....と、とりま私の勝ちだよねっ!!

 

 

 

WIN 紫苑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ブーッ、ブーッ』

 

「ム.....すいません師匠、メールが」

 

「おや、僕とのデュエル中にメールチェックとは」

 

「も、申し訳ない。気になる奴からでしたので.....」

 

 

後輩君(事情により同級生だが)とのデュエル。互いのエースモンスターがフィールドに向かい合ったその時、彼のPDAが鳴り水を差されてしまった。全く、空気を読まないのは普段の僕の役目だとゆうのに.....

 

 

「気になる奴?ほほぅ.....最近君がよく口にしている「夜神」とやらからかい?」

 

「ぐ、当たりです.....空気がまるで読めない奴で。何々.....なんだと!?ジム・クロコダイルとのデュエルに勝った!?」

 

「どれどれ.....『ジム・クロコダイルに勝利した!報酬としてカレン(ジムのワニ)から魚10匹を手にいれた!(笑)夕飯は期待しててね~』写メがついてるね」

 

 

写真には、笑顔でピースをしている薄紫の髪が綺麗な女の子、この子が夜神だろう。それとのびてるジム・クロコダイル・クック君、口を開けてるワニと魚が数匹写っていた。

 

 

「師匠、裏声はやめてください。とゆうか見ないでください」

 

「まぁいいじゃないか、君の手札は覗かないからさ!『PS.貴方のためなら留学生最強でもなんにでもなる』.....この一文から万丈目君への想いが伝わるっっ、胸キュンポイント10点!!」

 

 

ああ、なんてわかりやすいんだろう。明日香もこれぐらい素直だったら、彼と上手く.....いかないか、相手が相手だしねぇ。

 

 

「師匠、奴と面識ないでしょう.....しかし夜神をだしにしているのがばれたか。いったい誰から.....」

 

「『撮影協力、ヨハン・アンデルセン』とあるね」

 

「あいつかぁ!仲良いな留学生共!!」

 

「明日香や君から話は聞いていたが、思ったより可愛い顔をしているじゃないか?しかも君とペアルックだね!」

 

「ち、違います師匠!ノースは男子校だから女子の制服なかっただけで、こいつはただの.....」

 

 

この反応、どうやらまんざらでもないようだが.....明日香の婿候補「B」であり、我が弟子でもある万丈目準君を、ポッと出のコにはそう簡単にはやれないな。どれ.....ここは僕が彼女を、見定めるとしようかな?

 

 






パキケファロはOCG版、ガイア・プレートは原作版です。ややこしくてすいません。

今回のテーマは「エース不在」、あのデッキでデーモン無しでどうするか、どうなるか。
結果、捕食植物は強かった.....強化案としてはやり過ぎだったかとちょっと後悔も。

次回のテーマは「エース合戦」を予定しております。
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