一途な私のしつこい決闘   作:トランス・D

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ちょっと暗いかもです、6話目です。


醜い私と無垢な英雄①

それは、何処にでもある小さな出来事。

 

 

「なぁなぁ、夜神の名前って.....お花の紫苑からきてるんだよな~?」

 

「え......その.....そう訊いたけど.....」

 

「なんかお前にピッタリだな~。花が好きな姉ちゃんが言ってたんだけどさ.....別名、《鬼の醜草》だってよ!!」

 

「オニの.....シコグサ.....?」

 

 

きっかけは、その一言だった。

 

 

「え~なにそれピッタリ~!このコいっつもしかめっ面だし、可愛げないし」

 

「鬼だってよ鬼!皆~鬼退治しようぜ~!」

 

「鬼退治だ鬼退治!正義の鬼退治だぁ!!」

 

「や、やめ.....」

 

 

私が何をしたの.....私が悪者なの.....?

 

 

「おいおいやりすぎじゃね?ばれたら面倒だろ」

 

「へへっ、問題ねーよ!どーせ親無しのぼっちだ。誰も庇いやしねーさ」

 

「その割りには生意気だもんな。こらしめた方が皆の為.....むしろヒーローだヒーロー」

 

 

何がヒーローだ.....そんなに、そんなに私を悪者にしたいのか.....

 

 

 

「親無し、金無し、醜草~!」

 

「くたばれよ鬼ィ!正義の鉄槌だ!!」

 

 

そんなに悪者にしたいなら.....望み通りにしてやるよ。

 

 

 

 

 

 

「おーい、大丈夫か~?」

 

「ん?どうしたんだアイツ、急にぼーっとして」

 

「シオ~ン!先行お前だぞ~!!」

 

「えっ?あ~.....ゴメンゴメン!」

 

 

.....下らない事を、思い出した。

 

 

紫苑 LP4000

 

十代 LP4000

 

 

「先行だったのね.....ドロー!!」

 

 

気を取り直していこう私。

えーと彼、遊城十代のデュエルはどんな感じだったかな、思い出せ.....なんか融合してた、あとはなんか融合してた.....出してたモンスターの種類が多くて覚えてないよ!ああもう、行きあたりばったりで問題ないね!

 

 

「グランド・ドラゴンを攻撃表示で召喚!」

 

《グランド・ドラゴン》☆4 ATK2000

 

 

「おっ、ドラゴン使いか?万丈目から聞いた話と違うなぁ」

 

「あははっ、別にそんなんじゃないよ.....てか万丈目さん、私の話とかしてたんだ」

 

「おぅ!ジェネクスが終わってからしばらくの間、あの女は見所のある奴だった、久しぶりに楽しめた......みたいな事言ってるの思い出したぜ!お前の事だったんだな!!」

 

「貴様ぁ!さっきは誰コイツ、みたいな反応だったではないか!?とゆうより余計な事を言うな馬鹿者!!」

 

「へ?なにが余計なんだ?」

 

 

万丈目さん、私とのデュエルをそんなに.....も、もしやこれは脈アリなのでは!?

 

 

「手が止まってるぞ~、やること他にないのか?」

 

「っといけない。永続魔法、補給部隊発動!カードを1枚伏せてターン終了ね」

 

 

紫苑 LP4000

《グランド・ドラゴン》

《補給部隊》

伏せカード1枚

手札3

 

 

とりあえず様子見としてはこんなもんかな?攻撃力2000をいきなり倒すのはちょっと骨が.....

 

 

「じゃあ俺のターンだな!ドローッッ!手札から魔法(マジック)カード発動、融合!」

 

「あ、ありっ?」

 

「手札のフェザーマンとバーストレディを融合して.....来い!マイフェイバリットモンスター、フレイムウィングマン!!」

 

 

E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) フレイムウィングマン》 ☆6 ATK2100

 

 

.....な、なんの前触れもなくいきなり手札融合してきたーっ!?万丈目さんだって事前に色々してたのに.....どんな引きしてんのよ!

 

 

「なんだ、いつもの初手融合か.....」

 

「流石十代だな、カードに愛されてる」

 

「こ、これ.....いつも通りなんだ.....」

 

 

「早速バトルだ!フレイムウィングマンでグランド・ドラゴンを攻撃!フレイム・シュート!!」

 

「うわっ!?」

 

紫苑 LP4000➡3900

 

 

グランド・ドラゴンが丸焼きに.....蜥蜴の丸焼きって案外と食べれるんだよね、捕まえるの面倒だけど。

 

 

「この瞬間!フレイム・ウィングマンのモンスター効果発動!戦闘で破壊したモンスターの、攻撃力分のダメージを受けてもらうぜ!!」

 

「ちょっ、ほぼダイレクトアタックじゃんそれー!?きゃあああああっ!!」

 

 

紫苑 LP3900➡1900

 

 

蜥蜴の丸焼きとか考えてたら、私が丸焼きにされた.....グランド・ドラゴンの祟りじゃぁ.....

 

 

「ほ、補給部隊の効果。私のモンスターが破壊されたので1枚ドロー」

 

「へー、便利だなその魔法.....じゃあこれはどうする?手札から速攻魔法発動、融合解除!フレイム・ウィングマンの融合を解除!フェザーマンとバーストレディを特殊召喚!!」

 

『ハアッ!』

 

『セイヤッ!』

 

《E・HERO フェザーマン》☆3 ATK1000

 

《E・HERO バーストレディ》☆3 ATK1200

 

 

「え....え~.....」

 

 

「2体のHEROでダイレクトアタック!これで終わりだぜ!!」

 

「り、リバースカードをオープン。永続(トラップ)、リビングデッドの呼び声!帰っといで、グランド・ドラゴン!!」

 

 

焼かれたばかりの竜を墓地から引っ張り出す。悪い気もするが、やらなきゃ私がやられるところだった。

 

 

「ちぇー、流石にワンターンキルは無謀だったかー.....カードを1枚セット、モンスターもセットしてターンを終了するぜ」

 

 

十代 LP4000

《E・HERO フェザーマン》

《E・HERO バーストレディ》

セットモンスター

伏せカード1枚

 

 

ダメ元で、なんとなくでワンターンキルしようとしてきたのか.....

 

「ワンターンキルはロマンではあるが、失敗すれば逆に隙だらけになる諸刃の剣だ」

 

とか言ってたな、うち(ノース校)の橘の一角君が。

今あいつは、1ターン目から4枚ものカードを消費して隙だらけのハズ.....1枚リバースカードもあるけど、畳み掛けるチャンス!

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

 

うげ.....私なんでこんなカードをパックで当てたんだろ、そしてなんでデッキに入れて、この状況で引くんだろ.....

いや、落ち着け私。このカードも対戦相手の彼も.....何も悪くない。

悪いのは、変な事思い出した私だ、心の弱い私だ。

 

 

「私は.....E・HEROプリズマーを.....召喚!」

 

 

《E・HERO プリズマー》 ☆4 ATK1700

 

 

「おおっ!お前もHERO使うのか!?いいカードだよなそいつ!!」

 

「へ~.....なんか意外だな」

 

「そうだな、HEROとは対極な位置にありそうなモンスターが主力のくせに」

 

 

眼前のHERO使いは目を輝かせている。お前も仲間か、お前も同士なんだな、とでも言いたげにして.....

違うよ。私は正義なんかに憧れない、私はそんなに綺麗じゃない。私は.....

 

 

「プリズマーの、モンスター効果発動!融合デッキのデス・デーモン・ドラゴンを公開し、そこに記されたモンスターをデッキから墓地に送って成り代わる!リフレクト・チェンジ!」

 

「デス・デーモン・ドラゴンって.....」

 

「変身、レッサー・デーモン!!」

 

 

ほら.....私が使えば、正義のHEROだって御覧の通りよ、悪魔にだって姿を変える。

 

 

「うっわ!?なんか凶悪そうな奴になっちまったぞ!!」

 

「あはは、ゴメンね~.....さて、お返しだよ!魔法カード発動!龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)!!フィールドのグランド・ドラゴンと、今墓地に送ったレッサー・デーモンを除外融合!融合召喚.....デス・デーモン・ドラゴンッッ!!」

 

『グガァァァァ!!』

 

 

《デス・デーモン・ドラゴン》☆5 ATK2000

 

 

「お前も融合召喚か!すっげー強そうなモンスターだな~.....でも、攻撃力2000か」

 

「融合素材のグランド・ドラゴンと一緒だな」

 

「むしろ攻撃力だけなら、レッサー・デーモンよりも低いな.....」

 

 

まぁ.....そうなるよね。

 

 

「確かに融合しといて攻撃力2000だけど、アンタのHERO達を葬るには充分だよ!バトル!デス・デーモン・ドラゴンでフェザーマンを攻撃だ!!」

 

「させっかよ!罠発動、ドレインシールド!!相手モンスターの攻撃を無効にし、その攻撃力分のライフを回復する!!」

 

「ラッキー。デス・デーモン・ドラゴンのモンスター効果!このカードを対象とする罠の発動と効果を無効にして、破壊する!」

 

 

相手がフェザーマンに張ってきたバリアーを、デス・デーモンが食い破って進撃する。こりゃおっかないや.....

 

 

「まじかよ!うわああっ!?」

 

 

十代 LP4000➡3000

 

 

セットモンスターは気になるけどここは.....

 

 

「お次にレッサー・デーモン(プリズマー)でバーストレディを攻撃!デモンズ・ブロウ!!」

 

「バーストレディ!ぐわあっ!!」

 

 

十代 LP3000➡2500

 

 

「カードを1枚伏せる。エンドフェイズにレッサー・デーモンの変身は解けてプリズマーに戻る.....ターン終了よ」

 

②紫苑 LP1900

《デス・デーモン・ドラゴン》

《E・HERO プリズマー》

《補給部隊》(∞)

《リビングデッドの呼び声》(∞)

伏せカード1枚

手札2

 

 

「へへっ、やってくれるじゃねーか.....俺のターン!」

 

 

手札をほぼ使い切ってからのモンスターのセット、そこから導き出せる答えは.....

 

 

「俺はモンスターを反転召喚!メタモルポット!」

 

《メタモルポット》☆2 ATK700

 

 

.....ビンゴッ!

 

 

「リバース効果発動!互いの手札を全て捨て、互いに5枚ドローする!.....ってあれ?」

 

「残念でした。デス・デーモンが場にいる限り、リバースモンスターの効果は無効となる!」

 

 

「おお、ピンポイントだがこれはきつい」

 

「十代はおそらくメタモルポットのドローを期待して、前のターンに大量の手札を消費している.....それを止められては厳しいだろうな」

 

 

甘いっての、あんな怒涛の攻撃しといて召喚権はセットに回すって.....あやしいっつーかばればれなのよ。折角だからデス・デーモンの初陣を飾らせてもらったわ!

 

 

「くっそー知らなかったぜ.....だったらこうだ!カードガンナーを召喚!!」

 

 

《カードガンナー》☆3 ATK400

 

 

「攻撃力400?この状況でそれを攻撃表示だなんて余裕ね.....」

 

「余裕.....でもないけどな、モンスター効果発動!デッキの上からカードを3枚まで墓地に送り、その数1枚につき攻撃力をターン終了時まで500ポイントアップする!当然、3枚のカードを墓地へ!」

 

 

《カードガンナー》ATK400➡1900

 

 

プリズマーは越えられたか、あの効果ちょっと欲しいなぁ....

 

「バトルだ!カードガンナーでプリズマーを攻撃!」

 

「いてっ、これはしょうがないよね.....補給部隊の効果で1枚ドロー!」

 

紫苑LP1900➡1700

 

 

「よし、これで俺はターン終了だ。カードガンナーの攻撃力は元に戻るぜ.....」

 

《カードガンナー》ATK1900➡400

 

②十代 LP3000

《メタモルポット》

《カードガンナー》

手札0枚

 

 

攻撃力700と攻撃力400が棒立ちの上に伏せカードも手札もなし.....チャンス到来とはこの事よね!!

 

 

「私のターン、ドロー!召喚、冥帝従騎エイドス!!」

 

 

《冥帝従騎エイドス》☆2 ATK800

 

 

「コイツの効果を適用。こいつが場にいる時、モンスターを生贄とする、召喚がもう一度可能になる!エイドスを生贄に.....来たれ、デーモンの召喚!!」

 

『グッフ~.....』

 

 

《デーモンの召喚》☆6 ATK2500

 

 

「そいつがエースか.....ちょっと明日香が誘拐された事思いだしそうになるけど、やっぱ遊戯さんが使ったモンスターだけあってカッケーよなぁ」

 

「な、なんか色々な想いを含んでるみたいだけど.....私にはどれも関係ないから。バトル!デーモンよ、カードガンナーの回路を焼き尽くせ!魔・降・雷!!」

 

「うわああああっ!?」

 

 

十代 LP3000➡900

 

 

「か、カードガンナーが破壊された時、カードを1枚ドロー.....」

 

「そんなおまけまであるんだ?やっぱ便利だね.....けどこれでおしまい!デス・デーモン・ドラゴンでメタモルポットを攻撃!デモンズ・ブロウ!!」

 

 

防ぐ手段はなにもないはず.....勝った!

 

 

「墓地の、ネクロガードナーの効果発動!このカードを除外し攻撃を一度無効にする!!」

 

 

ドヤ顔で勝利宣言しそうになったところでまさかの墓地効果で防がれる、あぶな.....恥ずかしい思いするとこだったわ

 

「流石十代!敗北寸前だったのをうまく防いだぜ!」

 

「フン、十代なら当然だろう。カードガンナーであの手のカードが落ちなかったことがないからな.....」

 

 

「これも当たり前なんだ!?.....カードを1枚伏せて、ターン終了よ」

 

 

③紫苑 LP1700

《デス・デーモン・ドラゴン》

《デーモンの召喚》

《補給部隊》(∞)

《リビングデットの呼び声》(∞)

伏せカード2枚

手札1枚

 

 

 

「俺のターン、ドロー!.....強欲な壺を発動。カードを2枚ドロー!」

 

「で、出た!本校特有の強欲な壺スタートだ!!」

 

 

「.....あいつは何を言い出してるんだ?」

 

「さぁ.....」

 

 

「へへっ、やってくれるじゃないかデーモン軍団。けど、俺のHERO達の本気はここからさ!魔法カードO-オーバーソウルを発動!墓地より蘇れ.....ネオス!!」

 

『ハァァァ.....トァァッ!』

 

《E-HERO ネオス》☆7 ATK2500

 

 

たしかあれが彼の主力モンスター.....攻撃力2500の上級HEROか。まさかそれもカードガンナーの時に落ちたんじゃないでしょーね.....

 

 

「攻める前に手札を補充させてもらうか。手札の速攻魔法月の書をメタモルポットを対象に発動。こいつを裏側守備表示に変更!そして再びリバース!効果発動だぜ!!」

 

「はぁ?アンタ馬鹿?!デス・デーモンがいる限りリバース効果は無効だって.....」

 

「この時!手札から速攻魔法発動、禁じられた聖杯!モンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にし、攻撃力を400アップする!!よってメタモルポットの効果は適用されるぜ!互いに手札を全て捨てて5枚ドローだ!!俺は手札ないけどな~」

 

《デス・デーモン・ドラゴン》 ATK2000➡2400

 

 

「私は、1枚捨てて.....5枚ドロー!」

 

 

むむ、まぁこのカードは墓地にあった方が.....5枚ドローも美味しいし

 

 

「よし、デッキはいつでも俺に応えてくれる!N(ネオスペーシアン)-アクアドルフィンを召喚!」

 

『とぅ!』

 

《N-アクアドルフィン》☆3 ATK600

 

 

そうそう思い出した、たしかHEROだけじゃなく宇宙人っぽいモンスターも色々出てきた気がする.....宇宙人?

 

 

「悪気はないんだけどそのモンスター、すっごいビジュアルしてるね?顔だけみるとイルカなのに体はムキムキってさ.....」

 

『おやおや、初対面で嫌われちゃったよ。ちょっとショックだな.....』

 

「うわぁ!?こいつもしゃべった!!」

 

 

「おっ?もしかしてお前も精霊が見えるのか!」

 

「あ、いや~.....」

 

「十代、そいつはソリッドビジョンを通してのみ精霊の声を聴ける紛い物だ。俺様やヨハンの感覚で話しかけても通じんぞ」

 

「はは、俺達を変な目で視ないだけありがたい存在だけどな」

 

 

紛い物ってなによ失礼な.....ごめんなさい、最初すごく電波をみるような感じで見てました。

 

 

「ふ~ん.....まいっか!アクアドルフィンはビジュアルはやばいかもしれないけど、その能力はなかなか渋いぜ!モンスター効果発動!手札を1枚捨て相手の手札を確認、その中のモンスターカードを選び攻撃力がネオスより低ければそれを破壊する!さぁ、手札を公開してもらうぜ!」

 

『十代!君まで僕をそんな扱いしてたのかい!?』

 

「仮にも女子の手札を曝け出させようだなんて、なんてやらしいイルカ.....」

 

『違うからね!?僕そんな下心とか一切無いからね!!』

 

「はいはい.....エコーロケーション!」

 

 

手札公開か、私のガバガバな戦略がばれちゃうじゃん

 

・紫苑手札

《再融合》

《サンダー・ドラゴン》

《融合呪印生物-闇》

《闇の誘惑》

《融合》

 

 

 

「うーん.....破壊するのは攻撃力1600のサンダー・ドラゴンだ!パルス・バースト!!」

 

「うっ.....」

 

 

紫苑 LP1700➡1200

 

 

デッキの中の残りのサンダー・ドラゴン全部腐ったちくしょぅ。やっぱあのイルカの効果やらしいわ、エロイルカと呼ぼう.....

 

 

「今捨てたシャドーミストのモンスター効果!墓地に送られた場合HEROモンスターをデッキから手札に加える!ネクロダークマンを加えて、アクアドルフィン!もう1度効果発動、エコー・ロケーション!ネクロダークマンを捨て、今度は融合呪印生物-闇を破壊するぜ、エコー・バースト!!」

 

「痛っ、1ターンに1回とかないの!?最悪、マジサイテー.....」

 

 

紫苑 LP1200➡700

 

 

『十代、僕の心のライフが先に尽きそうだよ.....』

 

「な、なんか悪いなアクアドルフィン.....よっしゃ!気を取り直して.....ネオス!アクアドルフィン!コンタクト融合!!」

 

「はい!?」

 

 

なんかネオスとエロイルカが飛んでいったと思ったら.....が、合体したー!?

 

 

「来い!アクアネオス!!」

 

『トワァァァァッ!!』

 

《E・HERO アクア・ネオス》☆7 ATK2500

 

 

「融合無しで融合召喚とな.....ずるくね?」

 

「ネオスとその仲間達、ネオスペーシアンとの間には融合の魔法は必要ない!アクアネオスのモンスター効果発動!手札を1枚捨て、相手の手札をランダムに2枚破壊する!エコー・バースト!!」

 

「うへぇ、融合と闇の誘惑まで.....」

 

 

これはきつい、龍の鏡も油使ったからブラック・デーモンズへのアクセスが蘇生カードしか無くなってしまった、闇の誘惑でドローにかけることも出来ないし.....

 

 

「あいつ表情豊かだよなぁ、いいカードもってかれましたってバレバレじゃん」

 

「ノースで最初落ちこぼれだったと聞いたが原因はもしやアレかもしれんな、ポーカーフェイスが出来ない.....ババ抜きとかが超弱いタイプだ」

 

「嘘っ、私そんなに顔に出てる!?」

 

 

「俺はいちいち反応が良くてたのしいけどな~。魔法カード、貪欲な壺を発動!墓地のフェザーマン、バーストレディ、フレイムウィングマンにカードガンナーとさっき捨てたシャドーミストをデッキに戻しシャッフル.....2枚ドロー!おっしゃ!フィールド魔法発動、ネオスペース!ネオスとその融合体の攻撃力が500ポイントアップする!!」

 

《E・HERO アクア・ネオス》ATK2500➡3000

 

 

なんだか虹色のよくわからん空間に舞台を移された、やばい.....目眩がしそう。

 

 

「まだだ!魔法カードミラクルフュージョンを発動!フィールドのメタモルポットと、今アクア・ネオスの効果で捨ててたクレイマンをゲームから除外し融合!来い!E・HEROガイア!!」

 

 

《E・HEROガイア》 ☆6 ATK2200

 

 

「攻撃力2200か、まだなんとかなりそうね.....」

 

「そいつはどうかな!ガイアがフィールドに現れた時、相手モンスター1体の攻撃力を半分にし、ガイアの攻撃力に加算する!対象はもちろんデーモンの召喚だ!」

 

 

《E・HEROガイア》ATK2200➡3450

 

《デーモンの召喚》ATK2500➡1250

 

 

「強っ、また実質ダイレクトアタックじゃんそれーっ!?」

 

「確かに、反応も激しいな.....」

 

 

「バトルだ!ガイアでデーモンの召喚を攻撃!コンチネンタル・ハンマー!!」

 

 

喰らったら即死っ!.....ごめん!!

 

 

「リバース罠発動!デストラクト・ポーション!!フィールドの私のモンスターを選択して破壊し、その攻撃力の数値分ライフを回復する!!デス・デーモン・ドラゴンを私の糧に!」

 

『ウグアァァァァッ!!』

 

紫苑LP700➡3100

 

 

こ、こっちみながらすげー断末魔出された.....ホントゴメン。今後この罠使うの辞めよ、トラウマになりかねんわ....

 

 

「補給部隊の効果で1ドロー!」

 

「けどバトルは続行してるぜ!砕け散れェェェ!」

 

「させない!手札から虹クリボーの効果発動!ガイアの装備カードになって攻撃を行えなくさせる!!」

 

「何ィ!?」

 

 

まさにナイスタイミング。天高く突き上げていたガイアの腕回りをクリクリして攻撃を止めてくれた。

これが精霊補正って奴なのかな、虹クリボー様々ですわ.....

 

『クリクリッ』

 

 

「やるじゃねぇか.....だったらこっちでいくぜ!アクア・ネオスでデーモンの召喚を攻撃!ハイパーラピッド・ストーム!!」

 

「うぎぎ.....こればっかりはしょうがない」

 

 

紫苑LP3100➡1350

 

 

「カードを1枚伏せて、エンドフェイズ。ガイアの攻撃は元に戻る.....ターンエンドだ」

 

 

③十代 LP900

《E・HERO アクア・ネオス》

《E・HERO ガイア》

《ネオスペース》

伏せカード1枚

手札1枚

 

 

「紫苑の方が僅かばかしライフが勝っているとはいえ十代が俄然優勢だな」

 

「十代の巻きかえしも凄かったがアレを耐えた紫苑の引きも相当だぜ.....どっちもガンバレー!!」

 

 

ごめん、ヨハンより万丈目さんの応援のがうれし.....キャラじゃないな、まずないな。そんな事されたら雨が降るわ雨が.....とりあえず腐るカード引く前に使っちゃおうかなコレ

 

「アンタのエンドフェイズに罠カード発動、融合準備(フュージョン・リザーブ)。融合デッキの双頭の雷龍を公開しそこに記されているサンダー・ドラゴンと、墓地の融合を手札に加える。そして私のターン、ドロー!手札のサンダー・ドラゴンの効果を発動、このカードを捨てて最後のサンダー・ドラゴンを手札に加えるよ!」

 

 

これで余ったサンダー・ドラゴンを引いちゃうようなことは無くなった。自引きで2枚揃わす手もあったけど、仮に双頭さん出してもアクア・ネオスに勝てないからね.....

 

 

「手札から魔法カード、マジック・プランターを発動!置物だった永続罠、リビングデットの呼び声を墓地に送って2枚ドロー!」

 

 

だ、駄目か.....この手札じゃガイアは倒せても次のターンは恐らく持たない。折角融合もあるのに.....

 

 

「あいつ、手が止まったな」

 

「この状況を突破する手が無いのだろう.....残念だ、あいつが十代に勝てれば俺が1番強い!とゆう気分に浸れるとゆうのに」

 

『そこは自分で勝ちましょ~よぅ』

 

 

融合準備で持ってくるモンスターを他のにするべきだった?いや、どの道突破は出来なかった.....

 

 

「おーい!どうしたんだ降参か~!?」

 

 

誰が降参なんてするか。私は.....私は.....

そういえばいた、出せるモンスターが、あいつをぶったおせそうなモンスターが!

 

 

「魔法カード思い出のブランコを発動、帰ってきて.....デーモンの召喚!」

 

『グフゥ.....』

 

 

《デーモンの召喚》☆6 ATK2500

 

 

「更に私は、捕食植物(プレデタープランツ)セラセニアントを通常召喚!」

 

 

《捕食植物セラセニアント》☆1 ATK100

 

 

「捕食植物?なんだか気味が悪いモンスターだな」

 

 

うちの校長が旅立つ前に渡してくれたんだけど、とっておきの秘密兵器だって言ってたな.....万丈目さんにリベンジするまでとっときたかった。あと先輩が.....江戸川遊離(ユーリ)先輩が、できるだけ使わないで欲しいって念を押してきたのも気になる。けど.....なんだかコイツには、負けたくない!

 

 

「魔法カード発動、融合!決められたモンスターを墓地に送り、融合モンスターを特殊召喚する.....私は、フィールドのセラセニアントとデーモンの召喚を融合!!」

 

 

「なんだその組み合わせは!?」

 

「全然聞いたことないぞ!!」

 

 

「.....融合召喚!忌まわれし毒牙の龍、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

 

『ギシャアアアアアッ!!』

 

 

《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》 ☆8 ATK2800

 

 

「こ、こいつは.....?」

 

 

「さぁ、いくわよHERO.....正義が必ず勝つ。なんて事は無いってことを、教えてあげる!!」

 




主人公の名前に紫が入っているので、折角なんで融合方面に強化していく事にしました。

アクアドルフィンとアクア・ネオスの効果は原作版です。
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