真剣で十六夜咲夜として生きていく!   作:ブローバチ

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 おや? 咲夜の様子が…。


原作開始編
7話


 一人のメイドが歩いている。そのメイドは白銀に近い白髪でスタイルはモデル並みの体型。近くの扉まで行くとピタッと止まり、身だしなみを整えてドアにノックをする。

 

「帝様、咲夜です」

 

 ドアの奥から入れと声が聞こえ、失礼しますと言ってから入室をする。

 

「フフッ、流石は咲夜と言ったところかね。呼ばれて5分前に来る。完璧たねぇ」

 

「フン。このぐらいで出来なければ従者失格だ。何せ俺が鍛えた弟子だからな」

 

「おやおや、あのヒュームさんがそこまで誉めるとは明日は剣の雨が降ってきそうですね? 咲夜さんは私と同じで万能の名を承けづく者ですからね」

 

 上の順から言うとマープル、ヒューム、クラウディオだ。

 

「ありがとうございます。お師匠様方」

 

 お辞儀をして呼ばれた理由を確認する。

 

「帝様、大事な話があると聞いてのですが」

 

 帝様と呼ばれた人物の名は九鬼帝。九鬼揚羽と英雄それと2年前に子供が居ると告げた。帝のもう一人の娘、九鬼紋白。

 

「実はな咲夜ちゃんよ。お前を紋の専属メイドの任を解く。そして今から川神学園に……って咲夜ちゃん話し聞いてるのかい?」

 

「わ、私が紋白お嬢様のメイドを解任……。こ、コレはゆ、夢よ咲夜。コレは悪い夢……は、早く起きなさい私!」

 

 orzの状態に陥り、負のオーラを漂わせる。

 

「残念だが現実だ小娘」

 

「その言い方だと咲夜が可哀そうじゃないかね?」

 

 ヒュームの言い方に非難を言うが聞く耳持たない。

 

「落ち着きなさい咲夜さん。紋様と離れるのは悲しいのは分かりますが、帝様は咲夜さん思ってのことです。九鬼家の従者になって9年。咲夜さんは大変九鬼家に良い方向に導いてくれました。ですがまだ咲夜さんは子供です。小学は卒業しましたが中学通ってませんし高校1年も行ってない事を帝様や局様と咲夜さんのお父上とお母上、九玄様も咲代様も大変心配しておられます。ですので咲夜さんには本日から川神学園に通うことにしました」

 

 クラウディオが説明すると咲夜は苦笑する。

 

「あぁー…確かに私、ほとんど仕事ばっかりして学校の事忘れていました。紋白お嬢様の側に離れるのは悲しいですが、帝様の頼みこの九鬼家従者部隊序列10000位、十六夜咲夜。これより紋白お嬢様の専属メイドの任をお受けします」

 

 深く頭を下げると帝様達は笑顔で納得するがあの不良執事だけは不敵な笑みで話しかける。

 

「そう言うと思ったぞ小娘。なら丁度、川神学園で英雄様の居る2-Sと2ーFが川神大戦をしている。ヘリの準備は出来ているから小娘はヘリに乗り川神大戦で英雄様の助っ人、武神川神百代を倒して見せよ!」

 

「乱入して百代お姉様を倒せですか。ヒューム師匠の最後の課題と思って良いのですか?」

 

 ニヤリと笑う。

 

「そうだ。その課題は紋様も小娘の課題としてお願いされた。紋様の泥を塗るではないぞ!!」

 

「……」

 

 咲夜は黙ったままフルフルと震え出し、すると。

 

「ふ、ふふっ…も、紋白お嬢様がこの咲夜めにお願いの課題を……やってやるわよぉぉぉぉぉぉぉ!!! この咲夜、紋白お嬢様の為に百代おn…武神川神百代を打ち取って見せますわ紋白お嬢様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!! それでは早速行ってまいります」

 

 叫んだ後に静かに部屋を出る。

 

「なんか変わったな咲夜ちゃんは…」

 

『まぁこの九年間、色々ありましたから』

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 川神大戦、上空。

 

 ヘリの中で今川神大戦が始まって激戦になっている。

 

「ヘイサーヤ! 目的地についたゼ!!」

 

「ありがとうボブ」

 

「いーってことヨ、サーヤには借りがあるからヨ。つか本当にここで良いのカ? 下まで送るゾ」

 

「平気平気、ここからだと武神が良く見えるからね。それに私は乱入者だから。それじゃ行って来ます」

 

 咲夜はヘリから飛び降りる時声が聞こえたGood luck。

 

 落ちる中、武神と二人の人物が戦っている。一人は額に×印の女性と日本刀を持つ女子高生が武神と戦ってるが武神の方が余裕が見えた。

 

(揚羽様ともう一人は何処かで見た事あるんだけど…あっ! 由紀江ちゃんに似てるんだわ!! おっと懐かしむの後にして今は武神を倒すことを考えないとね。さぁ~って悪役になりきろっか私!!)

 

 目を瞑り、気の解放を20%で解き放つと周囲の空気が変わる。コレに気づいた武神や武術する者は大戦中にも関わらずに上を見上げる。解放した気を右手に一気に練り上げる。

 

「あは♪ 何だよ何だよ! 大和め、お姉ちゃんにこんな隠し玉取っといてたな!!」

 

 武神川神百代は空から来る相手に嬉しそうに迎え撃とうとするが。

 

「避けろ武神!!!」

 

 声を上げた相手は九鬼揚羽だった。百代は何かを感じて迎え撃つじゃなく避ける行動に入ったのがいけなかった。

 

「桜花衝!!」

 

「何っ!? ぐぁっ!!」

 

「きゃあぁぁぁぁーーー!!?」

 

「離れてる我らにこの衝撃波とは!?」

 

 しかしこの衝撃波は至近距離の百代は衝撃波のせいでダメージを受けながら吹っ飛ばされ。離れていた揚羽に黛由紀江は後ろに後退されたもののなんとか飛ばされなく留まったが揚羽は動けれなかった。だが、衝撃波は他の人達にも被害を呼んだ。何十人にも木や岩に叩きつけられ大怪我や気絶する者もいた。これは異常だと悟った2-Fと2-Sの軍師達は状況を確認する為連絡等取っていた。

 

 百代の立っていた場所は横20mも呼ぶクレーターが作られた。クレーターを作り上げた人物はクレーターの中心部に立っていた。

 

「………くっ!? 当たってないのにここまでのダメージ食らうとは……瞬間回復!」

 

「百先輩! 大丈夫ですか!!?」

 

 由紀江が百代に駆け寄る。

 

「まゆまゆ今は敵同士だぞ!」

 

「で、でも。百先輩が吹っ飛ばされて…あ、あの人、大和さんが呼んだ人じゃないです」

 

 大和から電話が来てそんな人物は知らないと言った事を話した。

 

「何!? じゃ私を襲った奴は」

 

「乱入して来た人だと思います」

 

 拳を握り締めて怒りを表すとクレーターから乱入者が現す。その乱入者は全身黒ずくめで顔はフードに隠れて素顔を見えないが身体のラインは女だと直ぐに分かる。

 

「お前! 大和に呼ばれた助っ人武人じゃないな。なぜ私に襲う!?」

 

「…武神川神百代、お前を倒しに来たんだ。今のお前は武神と名乗る資格はない」

 

 言い終わると接近するが。

 

「させませんよ!!」

 

 由紀江は刀を握り、迎え撃つが。

 

「邪魔だ雑魚」

 

「ゴホォッ!!?」

 

 刀の達人級の由紀江が赤子のように倒された。大事な刀を落とし、両手を腹部抑えながら吐血して倒れる。咲夜は由紀江の刀を拾う。

 

「まゆまゆっ!? 貴様ぁぁぁ!!! まゆまゆの刀を持ってどうする気だ!!!」

 

「…知ってるか飛ぶ斬撃」

 

「あ゛ぁん!?」

 

「…なら見せてやるよ。飛ぶ斬撃をっ!!!」

 

 刀を抜刀するが。目に見えない速さで斬撃が飛んでくると百代は吃驚するがぎりぎり避けると後ろの木々達がなぎ倒される。

 

「反応速度は他の武人以上だな。ならこの刀は要らん」

 

 必要ないと刀を由紀江の傍に投げ捨てる。

 

「貴様は武術家の大切な武器()をぞんざいに扱うなぁぁぁ!!!!!!!」

 

「なら、敵に奪われた奴が悪い。奪われたくなければ手を離すな」

 

「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 川神流…」

 

 怒りに身を任せ。技を放とうと走り出した。

 

「…川神流」

 

 咲夜もまた百代に向かって走る。

 

『無双正拳突きぃぃぃぃぃっ!!!』

 

 お互いの正拳突きがぶつかり合う。

 

「何で貴様が川神流・無双正拳突が出来る!!?」

 

 百代は混乱して問いただす。

 

「オレを負かしたら答えるぜ武神?」

 

「なめるなぁ!! か~わ~か~み~波ぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!!」

 

「まだまだぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!! 致死蛍! 星殺しぃぃぃぃぃっ!!!」

 

 殴る蹴る&技の連続を繰り出すが咲夜は来る場所が分かってるのか最低限の動きで避ける。百代の方は段々と怒りが楽しさに変わってゆく。

 

「どうした怒りが感じないが…武神お前楽しんでないか? 自分の後輩の為に怒っていた筈だ」

 

「あぁ…確かに貴様の言う通りだ。怒っていた私が今は楽しくて楽しくて仕方ないんだよ!! 私の相手はワンパンで終わってしまう。だが今目の前で私の攻撃を全て避けっきってるお前が私を頼ましてk「思い上がるなよ。武神…」ぐあぁっ!?」

 

 腹部に蹴りを入れると咲夜は構えを変えて百代に話しかける。

 

「武神一つ忠告だ。オレは最初から本気など出してない。つまりはお前を倒すなんて簡単でやり方はいくらでもある」

 

「…大それたことを言うじゃないか」

 

「事実だ。それに一蹴りでふらついてるお前には言われたくない」

 

「この位で倒れる私じゃないさ! 瞬間回復!!」

 

 完全に治って構える百代に対して咲夜は溜息を吐く。

 

「ハァー…それを頼ってるとは。もういいお前には幻滅だ」

 

 一気に百代に近づき、拳で顔、腹、腕、肩を狙い殴る。蹴りはふくらはぎ、太股、背中、頭を狙い。一撃一撃、重い攻撃を食らわす。

 

「ぐぅっ…な、なめるなぁぁぁぁ!! 人間爆発ぅぅぅぅっ!!!!!」

 

 百代中心に咲夜を巻き込みながら爆発を起こす。

 

「瞬間回復! どうだコレを食らったら貴様たとえ無事ではないわ」

 

「コレが人間爆発とは恐ろしい。確かに当たればただじゃすまないな。」

 

 突然、後ろから声が聞こえ後ろに振り返ると無傷の咲夜がそこに立っていた。

 

「そんなバカな!? 確かに巻き込んだ筈っ!!?」

 

「今度はオレの番だ。柔拳法・八卦六十四掌!!! 八卦二掌! 四掌! 八掌! 一六掌! 三十二掌!」

 

 百代の気の点穴を狙い、最後の点穴を突く。

 

「六十四掌!!」

 

「ぐぅはぁあっ!!!」

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