ラダ 「好きでもない男を落とす方法を教えてやれって? 」
エドワード 「必要ならな」
ラダ 「そんな事よりこっちよ」
エドワード 「なんだ? この紙は随分な金額が書いてあるな」
ラダ 「可愛い女の子が沢山の鎮守府で必要になるものは何? ヒントはその女の子たちには手を出せない」
エドワード 「なるほどな。 それでわざわざ日本までついてきたわけだ」
ラダ 「そうよ。イタリアの大導師エツィオ・アウディトーレを支えたクラウディアみたいにね」
エドワード 「嬉しいよ。 だが、この金額を二つ返事というわけにはいかないな」
ラダ 「そう? まず、高級将校の心を掴むためには一流のものを取り揃えないといけないの、わかる? 」
エドワード 「それだけじゃないだろ? 」
ラダ 「娼婦の教育だって必要なのイナグアではドクターが空いた時間なんかにやってくれてたけど。それに生活費も、これが大変でね・・・ 」
エドワード 「スラムでこ汚い格好の奴は浮浪罪ですぐに消えるからな」
ラダ 「そういうこと♪ 」
エドワード 「それの消えた先を突き止めるのは俺のしごとか」
ラダ 「・・・楽な仕事じゃないでしょうね」
エドワード 「覚悟はしてるさ」
--鎮守府
神通 「あの・・・ 軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します・・・ 」
エドワード 「ああ、よろしく」
叢雲 「叢雲よ。よろしくお願いします」
叢雲 「これでうちの艦隊も二人目ね。 艦隊らしくなるにはまだ足りないけど」
エドワード 「訓練ならマシなのができるようになるだろ」
神通 「良ければ・・・ ですが、私が指導しましょうか? 」
エドワード 「対して違いはないだろうが、叢雲のほうが先任だろ? 」
叢雲 「先任っていっても艦娘に階級はないわよ。船としての格って意味なら軽巡洋艦のほうが格上だけどね」
エドワード 「だから敬語なのか」
叢雲 「そうよ。敬意は払わないとね」
エドワード 「俺には? 」
叢雲 「ないわ」
エドワード 「神通、訓練は任せた。 めいっぱいやってくれて構わん」
神通 「了解しました! 」ビシッ
叢雲 「え? 」
--ジャックドー船長室
エドワード 「チッ・・・ 」
瑞鶴 「珍しくもないけど不機嫌そうね。船長さん」
エドワード 「叢雲」
叢雲 「何よ? また呼んd--」バン!バン!
木曾 「ぶっ放しやがった・・・! 」
瑞鶴 「え!? 急に撃ち合いを始めるほどのことがあったの? 」
金剛 「割りとあるといえばありマース」
叢雲 「なにすんのよ! 」
エドワード 「艦娘にはこれができないらしい」
叢雲 「これ? 」
エドワード 「お前は撃たれた弾をよけて、すぐに撃ち返した」
叢雲 「反射でそうするでしょ! 私だけじゃない誰だってそうするわよ! 」
エドワード 「お前らは艦娘以前にアサシンになりすぎた」
「「「「エヘヘヘヘ・・・・・・ 」」」」
エドワード 「随分嬉しそうだな。 舞い上がってるとこ悪いが-- 」
叢雲 「別に喜んでなんかないしっ! 」
エドワード 「その反射を消せ」
木曾 「・・・ 弾に当たる訓練をしろってことか!? 」
金剛 「FUCKIN' CRAZY!」
瑞鶴 「冗談じゃない! 」
叢雲 「理由ぐらい聞いてあげなくはないわよ」
エドワード 「艦隊戦でその反射がでれば疑われるぞ。 ついでに、敵を盾にして弾を防いだりもしない」
叢雲 「紛れるための基本は自分の特異性を消すこと、ね」
エドワード 「腹の中身や血を撒き散らすほうが、命を撒き散らすよりましだろ? 」
叢雲 「血が一番マシね。」
瑞鶴 「血のほうが嫌じゃない? 」
金剛 「どっちもノーセンキューデース! 」
木曾 「俺はどっちでも・・・ 」ゴクリ
エドワード 「どうするべきなのか分からないだろうから、こいつがある」
木曾 「イベントのチラシか」
金剛 「WOW 観艦式デース! 」
エドワード 「初めて一般公開されるらしい、艦娘同士の模擬戦やサプライズで深海棲艦を沈めるって企画もあるらしい」
叢雲 「人なんて集まるのかしらね? 」
瑞鶴 「人類の希望ってのを見たい人は多いんじゃない? 」
エドワード 「見たいと集まれるは別物だがな」
金剛 「それでも、軍の関係者はいっぱい来マース! Targetがいるかも知れまセーン」
エドワード 「そいつも含めて無駄足にはならないさ」