『まさか死んでないとは・・・やはり自称人間はさすがです!という訳で心配させた対価として・・・』
「な、何をしろっていうんだよ?」
さて、殴る蹴る泣き叫ぶ焼かれる煮られる等凡ゆるSINNPAIの形を受け取った後、飯を振舞っているとルビーがジワジワと近付いてきた。と言うかみんなからもすごい見られてる。
『幼女になってもらいましょうか!!』
「「「「「イエーイ!!!」」」」」
ルビーの言葉とともに何故かスタンディングオベーションな遠坂達一行。そしてジリジリと近付いてくる、ついでにネコが例の術式を持ってにじり寄ってきてる。
「クッ!」
逃げるEMIYA。
「逃げた!」
「にゃろう!絶対に女体化さえてやるにゃ!『ざ・わーるど』時を止めるにゃ!」
すごい勢いで全員が追いかけて来る!て言うかネコがスタンド使いに!?
封印解除後の反動を喰らっているため時を止められ当身と言う名の全員からの全力攻撃で気絶するEMIYA。
「グヘヘへへ、ツーカマエタ!」
・・・・目が醒めると。
「体が縮んでしまっていた!」
アレ?いつの間にか転身させられてやがる。
「目が覚めたようね、じゃ、撮影の開始よ!」
「「「「うえへへへへへ!」」」」
記憶がない、うん、俺のログには何もないな。写真やら動画を見てはにへえっとしてる遠坂達とか、やたら全身を撫でて来るイリヤとか、それを殺意マックスな目で見ている美遊とか・・・オレニハミエナイナー。・・・まあいいか、しんみりしてるよりだいぶマシだ。
幼女(誤字にあらず)状態のまま全員を正気に戻す。
「じゃあ、俺はもうここまでのようだ。これ以上の介入は出来ない、未来が不鮮明な上俺自身に時間がない。」
「え・・・」
全く想定してなかったのかそれとも元から勘づいていてそれから目を逸らしていたのか、どちらかはわからないがイリヤの動きが固まる。
「ふむ、遠坂とルヴィアは驚かないのか。」
動揺を見せない遠坂とルヴィアにニヤニヤしながら話しかけるEMIYA。
「・・・貴方の全力を見てからいつかこうなるとは思ってたわ。」
「そうですわね、それにもともと貴方は並行世界の住人、寧ろここまで好き勝手出来るのは単純に貴方が強過ぎるからですわ。常人なら、相当な特異体質でもない限り世界に弾かれるなり、認識が狂うなりして排除されるのですわ。」
餞別なのか宝石を一つずつ渡される。
「まあ、俺がいなくなれば歪みも無くなって恐らくお前さん達でも対処可能な難易度まで修正されるだろうな、俺が一番歪みを生み出してるし。」
そう言って完全な形に完成させた聖杯を取り出しクロエに預ける。
「恐らく必要になるだろう。持っておけ。」
「・・・はあ、聖杯戦争に聖杯を使うなんてバカみたいね。」
「フハハ、聖杯戦争を止めるために使えばいい。それに、それは俺の作ったやつじゃない。俺が聖杯戦争で勝ち取ったものだキチンと動くし魔力も漏れたりしない。」
微妙そうなクロエの表情を見てニヤニヤしてしまうな!あまり困り顔を見れないキャラだし。
そうしているとEMIYAの体が透けてきた。
「じゃあ、帰るわ!」
「・・・ムウ!せっかくいい感じにしんみりしてたのに台無しだよ!」
イリヤが文句を言うが仕方がない。ここまでなのは些か俺も納得いかんし、泣いてくれるのもいいんだが。
「やはり俺はシリアスよりはコメディが好きなんだよ。じゃあの!」
遠坂達がまばゆい光に包まれ次に目を開けるとそこにはちょっとしたクレーター並みになったEMIYAの破壊痕のど真ん中だった。
彼女らの戦いはこれからだ!
と言うわけで、プリヤ編は珍しく真面目エンドかと見せかけた打ち切り風エンドです!
まあちょっとハッチャケ過ぎて弾かれたと思っておいてください。