さて、EMIYAは今久しぶりの召喚に心踊っている。
「触媒は〜、うーん。」
手持ちは三色ボールペンとアタランテの弓(本人が渡してくれた)それにEMIYA自身くらいである。ぶっちゃければ宝具を投影すれば一発だが・・・浪漫が足りないので却下。
「俺はあえてこのボールペンを選ぶぜ!」
そう言って召喚サークルの中心に置きに行こうとすると・・・
「早くして!?」べちん!
EMIYAを呼びに来た遠坂がなぜか落ちていたバナナの皮を踏んで滑り召喚サークルを起動させてしまう!
「アババババババ!?」
「EMIYA〜!!」
召喚サークルの中心でボールペンとともに凄まじい光に包まれ・・・
光がやむと無事なEMIYAがいた。
「ああ、よかった!(死人が出なくて)」
「いや!駄目だから!?何言っちゃってんだこのウッカリ!(少なくとも俺じゃなかったら死んでるわ!ボケ!)」
互いに心の声がダダ漏れだが元気そうである。
特に体に異変がない事を一瞬で確かめたEMIYAが遠坂に向かって踏み出そうとすると、背後から何か暖かくて軽い物がくっつく。
「ウッカリは悪い文明?」
振り返るとそこには・・・幼女がいた。可愛らしく小首を傾げて此方を見つめてくる瞳は紅、髪は真っ白のショート、無表情のように見えて実は精一杯笑って緊張を隠そうとするソレは・・・
「アルテラ?」
「うん、久しぶり?」
真・ネロルートを攻略した後のムービーに出て来そうな感じのロリテラだった。
話を聞くとどうやら召喚サークル内にEMIYAという異物がいたため召喚が狂い、更にボールペンを渡して来た世界線のアルテラがハッピーエンドに至ったらしく最も引き寄せやすかった彼女が来てしまったらしい。
「あらら・・・ま、いっか、また今度の機会だな。・・・とりあえずウッカリは粉砕可。」
「ふにゅう!」ブオン!
EMIYAが指示を出すと遠坂に向かって何処からともなく取り出された三色ボールペンが投擲される。
「クッ!悪かったわよ!だから!ちょっと止めて〜!」
「どうした!凛グハ!?」
次々と投擲されるボールペンをなんとか弾き謝る遠坂、駆けつけて来たエミヤの胴体にクリーンヒットしたところで投擲を止める。
「仕方ないので許してやろう!吹き飛んだエミヤに免じてな!」
「免じてな!!」フンス
EMIYAがどこぞのラスボスのような台詞を吐くとEMIYAの肩の上に立ったアルテラが胸を張って真似をする。カワイイ!
さて、現在の戦力はこんな感じである。
理代子(グダ子)
マシュ
アルトリア(青セイバー、無口)
李与太(グダ男)
アストルフォ(理性蒸発系女装男子、ライダー)
キャスニキ(キャスター、クーフーリン)
遠坂
エミヤ(アーチャー)
魔法少女マジカル☆トオサカ(礼装発動状態の遠坂)
EMIYA
アルトリア・ザ・リッパー(シンクロ融合した謎のヒロインとジャックちゃん、実は分離可能)
ロリテラ(ロリ!)
EMIYA本人
オルガマリー所長
フォウ
うん!なんの問題もないね!
「なんで私の戦力にフォウがいるのよ!?」
「え?カワイイじゃないですか?」
ホワイトボードに書かれた各マスターの戦力図を見て何故か自身の枠にフォウがねじ込まれていてなんとも言えない気持ちになり突っ込む所長となんかずれてるマシュマロデミサーヴァント。
「まあ、とりあえず所長は『死にたて、復活したて』なので暫くは休んでてください。出来ればロマンとダ・ヴィンチちゃんと一緒にね。」
そう言いながらEMIYAはオルガマリー所長にフォウを持たせる。フレンドはガチャという名のフォウ増殖装置も何故か存在するので現在50匹ほどフォウが居るが・・・気にするな!
所長がロマン達と同じところに行ったところでEMIYA以外はコフィンに入る。
「じゃあ出発だね・・・EMIYA君は?」
「案ずるな、追尾転移する。」
「アッハイ。」
そして何事もなく特異点到着・・・と、行きたかったが・・・
「キャ〜!?」
「おお!慌てるジャンヌも素敵ですぞ!グボあ!?」
吹き飛ぶ地形、首謀者も燃やされかけ、空を覆い尽くすほどの竜、竜、竜。
「クッ!運営の罠か!」
「ウンエイ?ですか?」ガイン!ガイン!
相変わらずなグダ子とマシュ。
「こりゃ・・・ひでぇ。」
「まさに世紀末だね!」
「さて・・・バグ報告は何処にしようか?」
此方も相変わらずなキャスニキ、アストルフォ、グダ男。
「竜ばかりだな・・・殲滅は得意だ。」
「そう?私もよ。」
「「今日の晩御飯はあれがいい!」」
「オッケー!」
溜息をつきつつも戦闘体制に入るエミヤと遠坂。
晩御飯はドラゴンがお好みな幼女二人と何の気なしに狩りに行こうとするEMIYA。
うん、まあ、多少バグってても大丈夫だろう?