エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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私EMIYA、今貴方の背後にいるの!

「『支援時魔法:ヘイスト』『神聖蘇生魔法:リレイズ』『強化支援魔法:マバリア』・・・よし、これで問題ない、この先に最っ高に取り乱した俺の劣化版がいるけど容赦無く消し飛ばしてくれたまえ!」

 

内部の敵性体やトラップを真正面から消し飛ばしてきた一行は遂に敵本体の居る機関部へと到達した。その一歩手前でEMIYAによる支援魔法を受けるエミヤと遠坂。

 

「・・・行くかね?」

 

「待って、せっかくだから入り方ももっと豪快かつ優雅にしなくちゃね。」

 

エミヤが扉に手を掛けるエミヤを止める遠坂。そしておもむろに手を前に出した次の瞬間に遠坂の前の空間に歪みが発生、空間と時空の歪みを球体状にしながら圧縮、そして・・・

 

「いつも優雅に!ボッコボコよ!!」

 

「果たしてそれは優雅なのか!?」

 

球形に圧縮された時空間の歪みを矢のように投擲!扉はアダマンタイト合金製の厚さ30センチの筈だったがそれが紙のように貫通、その直後に吹き飛び一直線に呆然とするEMIYA左腕に命中、それと同時に圧縮が解除され急激に周りの空間や時空を押し退け引き伸ばして爆発、機関部を巻き込んでEMIYA左腕ごと爆発四散。スッカリ綺麗になった扉の向こう側を見て振り返る遠坂。

 

「ウッカリ力加減間違えちゃった!テヘ☆」

 

((絶対にワザとだ!!))

 

普段からEMIYAに弄られている分の鬱憤を同じ姿のEMIYA左腕にぶつけすっきりとした笑顔を見せる遠坂がボロボロになったグレートウォールの装甲の隙間から差し込む陽の光を浴びより一層キラキラしている。

 

しかしどうやら腐ってもEMIYAスペック。

 

「き、貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

どうやら先ほどの攻撃は次元隔離防御すら貫き左腕本体にまで大ダメージを与えたようでボロボロになった左腕EMIYAが這い上がってくる。しかし、この外道集団甘くない。

 

「『攻勢次元黒魔法:デジョン』」

 

「『幻想聖剣(エクスカリバー)』・・・聖剣の光に灼かれながらの次元断絶攻撃を喰らった者はきっと貴様が初めてだろうな。」

 

容赦ない追撃により次元隔離防御を剥がされ其処を聖剣の光に灼かれながらしかも体をばらばらに外宇宙にばらまかれる左腕EMIYA。

 

「さあ、これで終わりだ。『攻勢暗黒魔法:ドレイン』」

 

その不死性故凄まじい速度で体を再構築して行く左腕ばだったがまだ馴染みきっていないEMIYA本体の力を筆頭に元々EMIYAの左腕である為その体も残さずEMIYAに吸収、合併されEMIYAの髪も紅く戻り目も琥珀色に魔法少女的な装いから性別や大きさはそのままだがスペックも魔力も道具も全てを取り戻した。

 

「『四重封印』『擬似魔術回路化解除』」

 

『ニャハハハハ!良かったですよ〜!特にいちいちポーズとってくれたり、積極的に私を使ってくれたり!やっぱ魔法少女の方が良いんじゃないですか〜?』

 

「・・・折るぞ?」

 

『スイマセン。』

 

EMIYAが全強化を解除、転身と魔法使用権限以外を解除し消えて行く巨大兵器から遠坂とエミヤを抱え飛び立つ。

 

「いやー二人ともありがとう!助かったよ!」

 

「・・・・というかEMIYA、君なら一人でどうとでも出来たんじゃないか?もしくは凛一人でも・・・」

 

疑念、というか確信を持って疑ってくるエミヤ。

 

「まあ、確かにやろうと思えば出来たけど・・・多分時代ごと消しとなしちゃうからね、適度に弱らせるのには向いてないんだよ。」

 

「そんなこと言ったら私だって大規模な空間置換とかのがやりやすいのよ!それこそ時代ごと全部入れ替えてその狭間で捻るとかよ?」

 

「わかった、理解したからそのあり得ない尺度で物を喋らないでくれるか?」

 

こうして人外レベルの魔法使い二人と英霊にしてはイマイチだった現人間一人は暫く人外レベルなEMIYAが遠坂とエミヤを担いで陸の方へ飛行していたが途中で聖杯回収が済んだようで強制的にカルデアへと帰投することになったとさ、おしまいおしまい!

 




「ここが・・・あたいの戦場だ!」

「『ワカメ』・・・そう呼ばれてたこともあったよ。」

『アハハハハハ!愛してるんだぁ〜!君達を!』

次回!鋼鉄荒廃世界『オケイアノス』

次回も〜サービスサービス!
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