フハハハハハ!型月警察よ!俺は帰ってきた!
「煩いですよ、そんなことよりもっと撫でやがれ、です。」
夜である。所謂ミッドナイト的な時間だが勿論エロシーンには突入しません、強いて何かあるというのなら寝てしまった幼子ふたりを差し置いてヒロインがヒロインしたいがためにヒロインして居るということぐらいである。
「ぬ?確かその物語は年代的に無かった・・・いや、2016年だから有るのか、ていうか何故に狐幼女を選んだ?」
「え!?最近ろりこんにジョブチェンジしたんじゃないんですか!?」
不可避の速攻が無言のEMIYAから放たれヒロインの脳天に突き刺さる。大丈夫比喩表現だ。
「イッタイメガー!」
「さすがにパクリ過ぎじゃね?」^_^
実はこの行為意味がある。まあ何のことはない夜の見張りである。幼女2人を起こすのもアレなので似非幼女なヒロインとEMIYAが荒野に建てられたか弱い現代製のテントの周りを見回って居るのである。
「む、何かね?夜番はいいと言ったはずだが?」
やはりというかお人好しというか紅茶がテントの外を見張っていた。と言うか俺に対抗心でも燃やして居るのだろうか?
「何を思って居るかは知らないが違うぞ?」
まあ、そうか。
「いやね、俺と違って鯖擬きのお前がずっと居るってのも遠坂の為にならないんじゃないかとね?」
ま、受肉してるから負担とかほとんどないだろうし遠坂も第二魔法使うからいらん世話だろうがな。
「通常と違い大半の魔力はカルデアの電気で賄われて居るから大丈夫だろう?それに私と凛は例外なのもわかって居るだろう?と言うか今だから言うが貴様、人理焼却を防げただろう。」
いや、すまんな設定とか久々でおじさん忘れてたわー(棒読み)
いきなり雰囲気が重くなりアーチャーは双剣を構え突きつけて来る。聞かれたことは一応答えるのが俺の主義、ちょっと月夜と荒野と色黒白髪が映えて居るからってちょっと調子に乗んなよ?俺だって、赤金とか不思議な髪色だし、色もちょくちょく変わるけどベースがそれなりだから結構イケメンなんだぞ?・・・クッ、言ってて悲しくなってきた。
「出来たよ?けど抑止力に耐えながら何とかするのは難しいし、今だから言うけど今までタイプムーンやらタイプマーズやらがこなかったのが奇跡的だと言うのにこれ以上世界をかき回せばどうなるかわからなかった。あとついでに言うなら実は遠坂とお前でいけそうな気がしてました。ごめんなさい。」
珍しくEMIYAがまともに喋り事情、と言うか言い訳のような何かを聞くと何だかそれなりに納得してしまったエミヤは表情を柔らかくした。
「・・・そういえばそうか、それにいくらお前であっても千里眼はないだろうしな。」
「え?あるよ?マーリンともメル友だし。」
それを聞くとエミヤはニッコリと穏やかな表情のまま双剣を投擲しさけぶ。
「ブロークンファンタズム!」
「アヴァロン!」
此処に大惨事衛宮士郎殺し大会が始まったのは言うまでもない。因みにヒロインはいつの間にか起きてきて居たジャックちゃんとロリテラに連れ去られ何やらお話をして居た。
「や、ヤメロー!死にたくなーい!」
「抜け駆けは悪い文明、だよ?」
「解体するよ?」
「うわあああぁぁぁ…」
次の日の朝、彼等がと言うか主にエミヤが元に戻り渋々朝食の調理に向かうまで戦いは続き、同時にヒロインの調・・・もとい教育が終わったのもその頃だったそうな。
エクスカリバーは湖の乙女から授けられた月の加護を持つ聖剣・・・セファールを倒した実績もあり宇宙由来のものにも効く・・・神秘を秘めた青白い月光の如き光を放つ聖剣・・・もしや?