エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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エミヤはやはり不幸なのか?

地面に叩きつけられ漸く慢心を捨て去った英雄王は静かだった。

 

「エア。」

 

武器を蔵から出すギルガメッシュを狙いもう一度大弓を構えるそして先ほどより素早く放たれ九つに別れた光線がギルガメッシュを貫ー

 

「二度は喰わぬ。」

 

エアを無造作に横薙ぎし此方に圧をかけつつも九つに別れた光線を吹き飛ばしアルケイデスに初めてまともなヒットを与えた。しかし、揺るがない大英雄。

 

「ハッ、漸く本気か?人形よ。」

 

此処で喋ることなく乖離剣を本気展開、ウッホ、全然読み取れ・・・あれ?ゼロとイチ?二進法か?アバババババババ!げっふ、頭痛い、けどそれでも飽くまで表層だけだが神造兵装を読み取ることに成功した。大きな進歩と言える。

 

「桜、遠坂、アーチャーを呼んでイリヤスフィールと言峰神父を連れて少し後退してくれ。」

 

しかし、ちょっと本気すぎて不味いので後退してもらう。

 

「え?あんたは?アヴァロンでギリギリ?」

 

「いや、俺も後退するが少し厳しいからな、事象再生をフルで少しでも勢いを殺す。」

 

するとアーチャーが森から出て来た。

 

「来たぞ、おい、お前も退がれ。」

 

「そんな暇はもう無いみたいだ、来るぞ!」

 

そして静かにしかししっかりとアルケイデスに向かって振り抜かれるエア、そして全てを薙ぎ払い地面に降り立つギルガメッシュ、そして、其れを見れている俺は何処に居るでしょう!

答え、吹き飛んで来た木と教会の瓦礫の間。どうやら遠坂達は無事吹き飛んでいけた様だ。しかし何で反対方向に吹っ飛ばされたんだ?あれか、アタリハンテイ力学でも作用したか?何にせよ生きてるんだから万々歳・・・で終わればよかったんだけどね。

 

「ふ、不覚です・・・」

 

「マジか。」

 

地面に倒れるヒロインX、どうやらエミヤの不幸は呪いの一種なのかもしれない。

 

「おい、大丈夫ー

 

ゴウン、ガオオオオオオオオオオオオオオンンンン。

 

瞬間、水平方向に放たれた光の柱がギルガメッシュの知覚不能な速さでギルガメッシュに命中し消滅。その風圧ががががが!咄嗟にセイバーに概念治癒を施しパイルでガードする。

 

「こんな物か、令呪とは便利だな。」

 

嫌な予感はしていた。言峰の右手である。アレがある限りあいつは最強に近い。だが、闘える、腕も足も魔力だってある。

 

「シロウ、治癒感謝します。こんな醜態を晒してしまっては最優のセイバーの名が泣きますね。」

 

そう言って黒い聖剣を支えに立ち上がる。

 

「アルケイデス!今度こそお前を倒してやるよ。」

 

「ハッ!この様なそよ風で吹き飛ぶ様な輩には負けるきがしないぞ?」

 

名乗る!

 

「魔術使い衛宮士郎!突貫する!」

 

 

 

 




いい最終回だった、とか言われそうな打ち切り感。
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