俺に出来るのはたった一つ!無数に妄想を内包した小説をぶちまける事だけだ!
さあ、生まれてから6年ほど経ちましたが皆さん如何お過ごしでしょうか、俺はといえば赤児の頃に無理矢理魔術回路をこじ開け其れからずっと魔力の精製と貯蓄後少しずつ回路を増やそうと努力したり神経系を疑似魔術回路化しながら魔力をグルグルしたりフニフニしたりをしてました。おかげで元の衛宮士郎が一ならコッチは二十ってくらいになったぜ。
後、プログラマーとしての血が騒いでしまった結果、親からは天才だ!とか言われちゃってこの時代結構高価なパソコン買ってもらった。
其れから未だ社畜精神が抜け無いのか取り敢えず動いたりして無いと気が済まないのでそこら走り回ったり転げ回ったり、偶然会った麻婆神父にマジカル八極拳を教わったりしてた、おかげで5歳にして素手で地面を5センチ陥没させれた。
さて、俺が5歳になったということはアレである、アンリマンユが「あ、溢れちゃうよ❤︎」しちゃって冬木が大火災に見舞われるわけだ、さあ問題だ、おれは今どんな感じでしょうか?正解は!
「良かった・・・・やっと、救えた。」
チョット泥かぶったり瓦礫に押しつぶされて死にかけたりしてたところを衛宮士郎の義父、衛宮切嗣アヴァってもらって助けてもらったところである。いやー原作より大分頑丈になってた上に魔力も少なからずあったからか何とか意識はあったけど死にかけたりするの辛いな。まあ十年後には何回か死な無いといけ無いんだけどさ。という訳でチョットお休み。
さて、元気になった一年後の俺とまだまだ元気だがしかし確実に死に向かっている切嗣さんは武家屋敷の道場で正座して向き合っていた。
「父さん、少しやりたい事が有るんだ、協力してくれませんか。」
出来るだけ真摯に誠意込めて言う。切嗣さんは沈黙、実はこのやり取り今日が初めてでは無い、魔術を教えて貰うのは諦めたが俺は切嗣が生きているうちに絶対に魔術刻印を受け継ぎたいのだ。暫くすると切嗣は口を開いた。
「・・・何でそんなにコレが欲しいのか、何がそこまで君を強情にさせるのかはわからない、けど駄目だ、君が魔術をコッソリ練習してるのも、毎日毎日体を鍛えていたりするのもきっと君にとって意味はあるんだろう。けれど君は一体何を目指してるんだい、僕には其れが分からない、だから魔術を教えるのも刻印もあげるのも嫌なんだ、コレは良く無いものだから。」
まあ、そうなるよな、小学生らしく無い趣味だ、学校でもまるでブラウニーのように働き家でも体や回路を鍛えている俺はきっと異質に見えるんだろうと思う。アンリマンユに触れた俺は社畜精神とエミヤで在ろうとする事を主軸にして何とか耐えたのだ。ならばここで最も衛宮士郎らしく最も衛宮士郎らしく無い答えを出すしか無い。
「・・・誰かをまもる為。」
「一体誰を?」
「自分の目の前で傷付いたり、悲しんでいたりする人を!」
「・・・」
少しだけ目を見開いた切嗣は短く溜息を吐いた。
「僕はね・・・正義の味方になりたかったんだ。」
今度は俺が驚いた、ここでまさか自身の夢を聞かせてくれるとは思っていなかったから。
「でも、正義の味方は少しの間しか名乗れなくてね、大人になると皆諦めてしまうんだ。」
「・・・」
俺と言う異物のせいで少しだけ変わった『正義の継承』誰もが一度は憧れるヒーロー、セイギノミカタはそんなものじゃ無いけれど、俺は言う。
「俺が、父さんの代わりに立派なセイギノミカタになるよ!」
「・・・」
少しだけ笑った切嗣は凄く儚げで今すぐにでも死んでしまいそうだった。
こうして、俺は魔術刻印を受け継ぎ、魔術使いとしての師を持つ事になったのだった。
6歳までの生活?名前?知らんな(魔王風)