三咲の地を踏むエミヤ
冬木から✖︎✖️時間の此処はかの有名な『殺人貴』遠野/七夜 志貴のホームタウンである。有り体に言えばこうだ。
「此処があのバグチートのハウスね!」
「「お前は何を言ってるんだ?」」
「シロウ〜、公園行きたい!」
相変わらず通じないがまあ此処にあのアーパー吸血鬼やカレー、紅くなる人やメイドロボ、名前がアルファベットで書けなくて困った人や路地裏同盟などが居る。セイバーは砂場で山を果てし無く高くするのに挑戦中の様だ。
「オラ、ワクワクすっぞ。」
「君が楽しみにして居るということは私たちにとって大きな不安材料なんだが?」
「そうね、じゃあ私とアーチャーはセイバーを連れて此処の魔術師や教会、その筋の関係者に挨拶して来るわ。」
「ああ、泊まり先が決まったらアーチャーに電話を操作してもらって、アーチャーに電話をかけてもらえよ?いいか、この前の俺のパソコンみたいに丸焼きにすんなよ?」
「わ!判ってるわよ!」
「・・・まあ、私が気をつければいいんだ、私がな。」
「セイバー!遠坂についてってくれよー?」
「ハイ!凛!あそぼ〜?」
とりあえず別行動だ。俺は此処の探索、及び遊撃。遠坂達は情報の収集だ。・・・今回も勿論装備はトランクだが最近、漸く小型化の魔術のプログラム化が成功したので、試験的にロケットの様な中側が空洞のペンダント型になっている物にトランクごと入れてある。さて、時刻はもう既に六時、一時間ほど散歩してみたが特に変わった事はない、強いて言えば路地裏がほぼ異界化の兆候を示していることや、陰の気が漂っている事ぐらいだ。うん、普通だな(錯乱)。暫くしてちょっとした公園を見つけたのでそこに入っていく、原作の知識や記憶は殆ど電子化して保存してあるが・・・俺の頭には殆ど入ってない。ただ一つ言えるのは・・・目の前が超弩級猟奇殺人の現場だって事かな?オッホ、しかもやった眼鏡外した方も倒れたぜ?おい。
「うわあお、派手にやったなあ、て言うかお嬢さん?あんたこんなもんじゃ死なないだろ?」
すると血や肉片を残さずきっちり元の形に戻った女が言う。
「死なないわけじゃ無いのよ?死んでも蘇るだけ、それで?やけにおじさん臭い喋り方の人だね?」
「吸血鬼、それも真祖ってとこかな?それも飛びっきりの。もしかして名前にブリュンスタッドとか付かない?」
「うわお!大正解・・・ねえ、貴方強いでしょ?」
「まさか?」
「だって、今にも制限外れそうだもの、私は通常30%が限界なのに。」
「それはいいな、俺もそろそろ枷でもつけないと周りがうるさくてね。」
「そうね、じゃあ・・・死んで?」
バギャン!という音がしたと同時に空が割れた。