エミヤを魔改造したかっただけ   作:名状しがたい魔王

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エミヤの失敗

さて、肉体強度は低いが即死技持ちなので危険な志貴君だが要は当たらなければ良いわけだ。と言うわけで兼ねてから用意してあった礼装を発動。

 

「さあ!来い!俺を殺してみせろ!」

 

「ハアアアアアアアア!」

 

スッ!ブシャアアアアアアアア!

 

一瞬にして細切れになる俺、そして魔眼の使用により倒れる志貴君。それを見届けた俺は林から出る。

 

「ン?今度はどんな手品なの?人間さん?」

 

「俺の体は剣で出来て居るんだ。ならば剣は俺であり俺は剣なんだよ。」

 

そう言ってバラバラ死体に触れると一瞬にして短刀に代わる。それを腰のホルダーにしまう。

 

「コレを作るのに彼方では随分苦心したんだが・・・効果はあるようだったな。」

 

「で?結局あの紛れもなく貴方だったナニカは何なの?」

 

「この短刀さ?」

 

「じゃあ貴方は?」

 

「この短刀を含む剣の集合体かもしれないし、或いは名刀や魔剣の類をしまう鞘なのかもな。」遠い目

 

この礼装を作った切っ掛けは久し振りに俺の起源が何なのか遠坂に依頼して確かめて貰った時だった。内心体は衛宮士郎だし剣だろうな、あっでも最近殴ってばっかで拳かも?と巫山戯ていて遠坂のくれた結果表に剣と鞘って書かれてたことが切っ掛けだった。・・・こ、これはシロウ度のピンチかと思われたのだがまあ、鞘と一体化してるし仕方ないと諦めた。だがやっぱり諦めきれずこの礼装で剣で出来てるんじゃよ!とドヤりたかったんだが構造的に大元の俺に鞘の役割を、分体の俺に剣であることを意味()け無いと成立しなくて泣く泣くそれに甘んじた結果、出来たのがこの礼装だと言うわけだ。

最早魔術ではなく自身がこうであると求める渇望が産み出した妄執かも知れないがこの礼装マジで便利。

製作法はザックリと言うと、俺が持っている金属を俺の投影で剣の形に改変しそれを俺にぶっ刺してオリジナルと分体の区別をつける。と言うもの、使うときは魔力と血をちょっと()わして投げるだけ。家事も分担できるし、こう言う身代わりや死んだフリも出来る。欠点は剣の強度や材質、神秘の高さに合わせてオリジナルの何分の一と言う身体能力と魔力で生まれるので、市販品に近い鉄製ダガー程度だとマジで一般人レベルである。

 

「まあそれはいいとしてやっぱり志貴君は狂化が掛かってたか。」

 

「まああの人形を貴方だと思って満足しちゃう程度に残念になってたわね。でも如何(どう)してかしら?」

 

「・・・わからないなぁ、俺魔術得意じゃ無いし。」

 

「は!?あんな魔法じみた伝説の剣の生成とか、今のとか、後貴方が今志貴に使ってた診断用の魔術も全部超一流の魔術師でも出来ないわよ!?」

 

「だが、実際俺の力だけで発動できるのは投影と強化だけだし、そもそも俺は魔術師か怪しいと皆から言われてるんだが?」

 

パイル馬鹿とか鞘宮とか、酷いのはアラヤの理不尽の権化っていう呼び名だったなあ。

 

「まあ、志貴君の事は頼むよ?俺はちょっともう時間切れだから。」

 

「?」

 

「見てりゃわー

 

シュン!

 

「・・・魔法使い?」

 

「ウッ・・・」

 

「・・・・・・ハア、運ぶかな。」

 

 




何故理不尽の権化?

エミヤ君はまず基本的にヒロインに斬り殺されたりする以外ではステイナイトの間死にません。抑止力や星も一応まだ耐えられました。

そして、妖精郷から帰って来たところで弾こうとしたのですが、ここでセイバーちゃん謎の覚醒、エミヤを何処からとも無く召喚して来ます。(こ、これが伝説の第六魔法!なのか?(違))

その後トライするもセイバーちゃんの前に敗北を重ねとうとう痺れを切らした星は人特攻の獣を召喚して来たのですがセイバーちゃんと宇宙船ドゥ・スタリオンⅡによって獣が来る前に鞘宮形態を造られ、彼自身も人間という属性からかなり遠ざかったため失敗。

アラヤが契約を申し込もうとするが断られる、理由は「今はいいや」アラヤはこのほぼ不死身の男の「後でね」発言に対して理不尽さを感じここで理不尽の権化め!と罵る。

今回も志貴君に強化と狂化、星からのバックアップを一時的につけ魔眼で殺させようとしましたが同時間に複数存在可能でしかも星やアラヤから見ても彼そのものなナイフ分身をされ失敗。

こうして彼らは彼の事を理不尽の権化と捉え今は自分の陣営に取り込みつつなんとか排斥できないか努力中である。
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