「フハハハハハハハハ!さあ!もっと宝具を魅せてくれ!お前らの伝説を魅せてくれ!」
笑うのは月明かりをバックに凄まじいラスボス感を出すEMIYA。
「ヌウン!」
吸血鬼化したが状況も相まって勇者に見えなくもないヴラド公。
「フガウ!」バリバリ〜
電気を発しながら棍棒を振り下ろそうとして来る花嫁はフランケンシュタインの怪物。
「理性蒸発攻撃!いっけえ、ヒポグリフ!」
最早原型がないアストルフォ君、何故か服を一枚脱ぐ。
「取り敢えずゴーレム!」
絶対何かがオカシイ感じのアヴィケブロン。
「すまない!」
そしてすまないさん。もとい黒のセイバー。
さて、カオスな状況だが簡単な第三者視点の説明を入れよう。
珍しく畏怖がフルで発動した結果、ヴラド公はドラキュラとなりダーニックさんが憑依。
カウレス君が気絶し、同時に屋敷が正面から破壊されたため防衛のために出てきたフランちゃん、しかし、実際にはフランちゃんの残滓をかろうじてホムンクルスで繋ぎ止めている劣化版、本体は城が吹き飛ぶ前にあった本筋の戦いで自爆技を放出したため虫の息どころか普通なら消えている。
すまないさんは・・・まあ、死に体だ、どうやら月とワカメが出現した後聖杯大戦はEMIYA達が来るまで二日程が経っており。既にジークフラグが建っているが気合とホムンクルスの犠牲の上戦っている。
ライダーは、理性が蒸発してる為EMIYAの生み出すカオスな雰囲気に飲まれてしまっている。つまりガチで理性が無い、ほぼバーサーカー。
キャスターは気絶した自身のマスターを拾って湖の方へ行ってしまった、EMIYAはなんとか追いかけようとしたが現在の敏捷ではサーヴァントを倒していくしか無い為キャスターゴーレムが指揮をとるゴーレム、サーヴァント四騎と同時で戦闘と言う現在の状況になったのだった。
それにしても・・・
「死にかけすぎじゃ無いか?」
ガイン!ギャリリ!
「フガ!!」「すまない!」
あー、コレ元のステを維持するために狂化が入ってんな、フランちゃんは・・・目が覚めたマスターのバックアップ付きか。
「よそ見している場合か?人間!」
「何、脅威では無いのだから無視してもいいだろ?吸血鬼?」
「オノレェェェェ!」
うわ〜、杭とか色々飛んできたけど・・・まあ、いっか。
「にゃハハハハハ!女装は趣味だ!」キメ顔
「ああ!私のオモチャが!」
アレは・・・いいや。
「何もかもが取るに足らないぜ!何故なら!ここで全員、死ぬのだから!」
そう言いながら大きく踏み込み先ず近くにいた黒のセイバーの霊核に向けて!
「発勁!」
「すまな!」
そのまま上に打ち上げる。地面に立っていると浸透頸でも衝撃が幾分か落ち、筋力の低い今だと致命的なので打ち上げた所を久しぶりの固有時制御十二倍速で浮いた所にもう一度!
「発!頸!」
バッシュウ!
一瞬にして辛うじて残っていた黒のセイバーの霊核を粉砕し、肉片も残らず内部から血袋が破裂したように霧散した。
さらに加速は続け、フランちゃんの足を払い浮いた所に踏み込み。
「発勁!」
バアン!
水風船のような音と共に破裂。それと共に飛び上がる。
「なっ!?」
「ハッ!」
あまりの速さと消し飛んだサーヴァントに驚くダーニックinヴァンパイアの頭を粉砕!
「これで終いだ!」
伝承通り心臓にパイルを撃ち込み絶命させる。
「オマエヲコロス!」
「結構な挨拶だな!」
バキャン!
そこに完璧にキャラ崩壊した修羅、もとい黒のライダーが現れた。空中だと面倒なのでヒポグリフの羽根をへし折り本体も回し蹴りで堕とす。
「ルオオオオオオオオオ!」
空中で妙に俺を打ち上げようとするので打ち上がり飛来してきた矢を流して返す。
「フン!」
「ナ!?」
バシュン!
「ガァ!」
正確に投げ返し、かつ矢を必中させられる衛宮の変態
「ふう、こんなものか。」
落ちていた彼らの宝具のうち回収できるものを全て聖骸布で包み内在宇宙に収納、途中魔女がオコでプンプン丸だったが一撃で寝たので問題ない。アヴィケブロンのゴーレム?ガン無視で。
戦闘時間およそ五分、しかし、キャスターのゴーレム起動の邪魔は出来なかったようで湖から大きな影が起き上がったのだった。